代表の倉園です。
先日は新日マットの外国人レスラーが訪問してくれて、すごくいい気持ちになりました。
また来てくれればいいな。。

しかし英語の勉強の必要性も痛感です。
適当には喋れるけど、言いたいことを100%伝えることができないのは、ちょっとしたストレスです。
もっと英語喋れるようになれなければ!

さて、
最近ではテレビや雑誌などでもフィジカルトレーニングなんて言葉が普通に使われるようになってきました。
「日本のサッカーはフィジカルが弱いからね」
なんて解説者が言うのを聞いたことがありませんか?

さて、
この”フィジカル”って何のことでしょう?
知っている人は
「そんなの肉体とか身体の強さのとでしょ?何か問題でも?」
と思う人もいるでしょうが、実は私は最初「?」と思いました。
「え?フィジカルってそういう意味なの?」と。

実は今でこそトレーナーやっていますが、
高校生から大学にかけては物理学者を目指していました。
大学も一応、物理学専攻で入学しました。
挫折しましたけどね。
よく見れば知的でしょ?

で、物理のことを英語でphysicsと言います。
フィジックス。phですが発音は「F」なので、上の歯で下唇を噛んで「フィ」です。

まぁ、それはどーでもいいとして、
さて、
フィジックスとフィジカル。極めて近いですよね。
で「なんで身体のことをフィジカルって言うんだろう」と疑問に思ったのです。
フィジックって物理関係でしょ?と。

当時、何で?
と思って調べたことがあります。
多分10年くらい前。フィジカル、という言葉を初めて聞いたときでしょう。

その時に調べたうろ覚えでは、要は、
「大昔はこれらは一緒だった」
ということだったと記憶しています。

”physic”っていうのはギリシア語源で、
自然現象、医学、人体を総称する言葉であり、
それが他の地方や地域で別の呼び方をされて、
それらが英語になって、別の呼び方になった・・・
みたいな、わかるような分からないような・・・感じです。

で、結論は
”元々は一緒だった”と。

分かりやすい例えが、レオナルドダビンチ。
彼は物理学者であり、自然科学者であり医学者でした。
体のことや自然現象のことも、全てがphysic、ということです。
当時は一人が物理だけをするとか、、医者だけをする、と言うより、科学全般をやっていたんですね。

参考までに体育のことはPhysical education(略してPE)と言います。
物理教育ではありません。

さぁ、もうすぐ夏。
ボディビルやフィジークの大会が始まります。
そう!
このフィジークも、このphysicのこと。
physiqueで「体格」と言う意味です。

ギリシア時代に思いを馳せ、ローマ彫刻のようなphysiqueを作り上げましょう!!