筋トレマシンは安全で効果的!(ではない)フィットネスジムの不都合な真実その3

今回で3回目の不都合な真実シリーズ。

1回目は筋トレをすれば痩せるのか?(筋トレだけでは難しい)

2回目は筋トレをすればムキムキになるのか?(なりません)

でした。

3回目の今回は「マシントレーニングは安全で効果的!」という勘違いを治療します。

筋トレマシンは安全か?

まず安全か?

というところですが、重り(バーベルやダンベル)を体に落としたり、潰れたりだとか、そういった心配はありません。

しかし、安全性というのはそれだけではありません。
無理のない姿勢でトレーニングを行うこと。

まずはこれが安全性の第一歩です。

肩や肘が上がったままベンチプレスマシンをやったり、ラットプルをビハインドネック(首の後ろに引くやつ)ばかりでやったり。
腰を細くするには腹筋マシーンね!と腹を左右に捻るマシンをたくさんやってみたり、、、

これらは全て怪我につながります。

そして、普通にそんな感じでやってしまっていますし、それを誰も注意してくれません。

一般の方にはトレーニングに関するそういった知識がないことを前提とすれば、まぁまぁな怪我の危険性があります。

ただ(幸いなことに!)そこまで真面目に一生懸命にする人がいないし、何ヶ月も続ける人も少ないので怪我が発症しない、というのが実際のところです。

何も知らない人がマシンを頑張って1年やったとしたら、どこかしら体に不具合が出てくると思います。

そんなものです。

高齢者なんて、なおさらですね。
マシンなんて使ってはいけません。頑張るほど怪我まっしぐらです。

同じ動作を何回も繰り返すわけです。
自分の体の動きに合っていようがなかろうが、マシンの軌道に合わせて動く必要がありますからね。

繰り返すようですが週に1回30分とか、その位で適当にやっている限りであれば、やらないよりはいいかもしれません。

でもフリーウエイトには負けちゃうよね、ということです。

筋トレマシンは効果的?

では効果的でしょうか?

これはもう、、NOですね。

Absolutry Not!

色々な理由でダメなのですが・・・

1 動きが半自動的に制限される

筋トレで大事なことの一つは動作の安定性です

動かす部分、動かさない部分を決めなければなりません。
動かす部分はしっかり動かす、動かさない部分はしっかり止める。

そして動かさない部分は自分の力で止めておくことが大事です。

体を安定させる力、とでも言いましょうか、、、
止めるとこは止めて動かすところは大きく動かす、ということがマシンでは難しいのです。

ほぼマシンに座ってますからね。勝手に安定します。変な動きをしないように動きも制限されますしね。

フリーウエイトは確かに不安定です。
自分でダンベルやバーベルをコントロールしなければなりません。

しかし、そこが良いところなのです!
自分でコントロールできる重さでやることが条件ですし、負荷がかかって不安になることで自分の動きの癖が分かります。

ベンチプレスでも「潰れるかもしれない!」という危機感から、いつもより頑張れるものです。

いわゆる火事場のバカ力を普段からやっているようなものなのです。

そうやって力を出すことを覚えるのです。

2 日常の動作とはかけ離れた筋トレ

そして、実際の動作に近い状態でできるのもマシンにはない効果です。

スクワットやデッドリフトなんて日常生活に絶対に必要な動きです。マシンではそれができない。

この動きは覚えて損はない、というか覚えておかないと腰を痛めてしまいますよね。

しっかり腹圧を高めてお尻(股関節)や太ももの裏側の筋肉を使って立ち上がる、ということを何回(何百回!)も繰り返し頭(脳)に叩き込むわけです。

一時期(というか今でも)筋トレをすると動きが悪くなる、とかパフォーマンスが落ちる、と言われたのはマシンを使った筋トレをしていたからだと思います。

そして今でも、筋トレマシンで筋トレやったつもりになっている競技者がいるところが何ともね。。。

3 効率が悪い

マシンは通常一つのマシンにつき一つの部位の筋肉を鍛えることを目的にしています。

脚と背中を同時に鍛えるなんてことはなかなか難しい。
(難しいというか、そんなマシンあるのでしょうか?)

フリーウエイトであればバーベル一本あれば数えきれないくらいのエクササイズができますし、

1種目で全身を鍛えることも、複数の筋肉を同時に鍛えることができます。

マシンは時間的な効率が悪いのです。
それに加えフィットネスジムではなかなか使いたいマシンが空いてなかったり、待っている人の視線が気になったり、、、

マシン10台より、バーベル10本の方がはるかに効率よくエクササイズができます。

4 終動負荷

また油圧マシンやバネ負荷のマシンなんかは、動作の最後になるほど負荷が大きくなります。
これがまた体に良くない。。
怪我につながる可能性が大きいし、動作も悪くなるかもしれない。

本来は動作の終盤に行くほど力を抜くのが本来の力の発揮なのですが、ほとんどのマシンではそうはいきませんね。
初動負荷理論なんていっているマシンもありますが、本物は少ないですね。
(ワールドウイングさんの初動負荷マシンは1台数百万円ですからね。
普通のジムなんかにはありません。はい。
初動負荷マシンです、って紹介されているものもありますが、あれは違いますからね。)

人間本来の動きとはかなり違うことをするのがマシントレーニングということです。

ただし、ある程度自分の動きを感じることができて正確なフォームで、使われている筋肉をちゃんと意識できれば効果はあります。

良い動きにはつながりにくいですが、筋肉を大きくするのにはいいと思います。

そういう意味でも(私の認識では)筋トレマシンはボディビルダー用と思っています。

一般の方であれば、普通にランニングしたり、ちょっと早めにダッシュしてみたり、階段を大股で登ってみたり、腕立てしたり、懸垂すれば十分ですよ。

面白みはないですけどね。効果はバツグンです。

ここまで言っておいて何ですが、、一応フォローします。

マシントレーニングを一様にダメと言っているわけではありません。

ちゃんとできれば比較的安全に大きな力を出すことができるので効果的です

そして現実問題としては、多くの人がちゃんとできてないので、安全でもないし効果的でもないよ、ということです。

使って良いオススメ筋トレマシン。

全てのマシンが悪いのではありません。

例えば、ラットプルマシンやケーブルマシンについては使い方ではオススメです。

酸素系のローイング(船を漕ぐようなましん)やバイク、ランについてもマシンにしかない良さがあります。


結論:(持論)

マシンがだめ!という理由は書こうと思えば延々にかけるくらいデメリットは多い。

もちろんメリットもたくさんある。

色々ひっくるめて一言でいえば

筋トレマシンはボディビルダー用である。

ということ。

フィットネスジムでご利用の際は、適当に軽く体を動かす程度に使いましょう!!

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