FMSセミナーは福岡でもあるらしい
人間は繰り返しおこなっていることの結果である。 卓越性は行為でなく、習慣なのだ。 ーアリストテレスー 良くも悪くも習慣が、その人を作ります。 先日、FMSセミナーに参加しました。 ちゃんと動けるか調べよう。 ということ。 「ちゃんと動くには、関節の可動域だとか、体幹の安定性や筋肉の柔軟性が大事だよね、 だから、色々とトレーニングする前に、正しく動く、動かすことができるか調べようね」 という趣旨です。 目的は 『将来、ケガや障害を起こすリスクが高い人を分けること』 それ以上の目的はないし、それ以下でもない。 たったそれだけど、すごく大事なことです。 私たちの多くは健康になろう、と思ってトレーニングをするわけですがトレーニングをすればするほど、「肩が痛い」「膝が痛い」「足が曲がらない」など怪我が増えていきます。 間違った動きのままエクササイズすれば、悪い動きを覚えてしまいます。 特にチームスポーツやプロスポーツにおいてはケガはチームにとっても損失だし、選手個人にとっては選手寿命に大きく影響してきます。 将来にわたりケガなくプレーやエクササイズするためにも 1、まず、動作を評価する。 2、そして、できない動作はできるようエクササイズで修正する。 3、そして、正しく動ける土台を作ってから、動く練習だったり、いわゆる筋トレをする という感じで進めていけば、障害のリスクがグンっと減ります。 動作を評価する方法は色々あって、色々な人が色々な方法でやってきたし、今でもやってます。 すごく難しい方法もあるし、その人でしか分からない方法もある。 今回のFMSというのは動作を評価する、ためにすごく単純化したテストです。 たった7つ。開発者の方がさんざん色々テストしてきて、これをやれば大体分かるよね、という7つに絞ったらしいです。 棒を頭上に持って行うオーバーヘッドスクワットや、棒を肩に担いで紐を跨ぐハードルステップなどのテストを行い、点数をつけます。 この点数によって将来の障害リスクが高い人を分類するわけです。 誤解のないように注意しておきますが、この点数が高いからといって、パフォーマンスが優れているわけでもなく、低いからといって競技力が劣るわけでもありません。 普通のトレーニングジムのレベルでここまでやる必要はないでしょ、と思う人もいると思いますが、やります! いいものはやる。 当ジムのポリシーです。 私としては会員の方にはきちんとしたトレーニングをして欲しいと思っていますし、怪我をして欲しくありません。 今までもエクササイズ中の動作を慎重に見ながら、トレーニングを進めてきました。 今回のFMSのセミナーでは今までの知識が概ね間違っていないことが確認できましたし、新たに学んだこともあります。 今後は当ジムで希望者にはFMSを行っていきます。 そのときはお知らせしますので、是非テストを受けてみてくださいね。 今回わざわざ東京まで行ったわけですが、実は福岡でもやるらしい、ということを知りました。 ただ私としては少しでも早く受けたかったことと、たまには東京にいって色々な情報を得ようと思って今回、上京しました。 福岡で開催の際はPTさんやATさんでチームトレーナーの方や興味のある方は是非行くべきでしょうし、こういうのに参加しない人は、余程自信があるのか、向上心がないのか・・・ まずはこちらの本をどうぞ!ちょっと高いけどね。