昨日は東京立川ににあるパーソナルジムGreen field立川の一水さんを招いてセミナーを開催しました。
多くは整骨院、治療関係者さんでしたがジムのトレーニーさんも。
遠くはわざわざ京都からの参加者もいました。
かなり広く声を掛けたのですが、来る人は来るし、来ない人は来ない、という感じです。
どの業界も一緒だと思います。
真面目に勉強して入るのはほんの一握り。
思いあたるふしがあるでしょう。
大分県内で活躍しているトレーナーの多くは理学療法士(PT)さんだと思いますが、このジムにはPTさんはいません。
なぜならこのジムは治療はしないから。
体が悪い人はまず体を治療してからジムに来て欲しいと思います。
ジムのモットーは「全ての人に運動を」
なんですが、かっこがきで(体の悪い人は治療してから)ということです。
普通に動けないのであれば、まずすべきは治療です。
私たちもある程度のアドバイスはできますが、整骨院さんやPTさんの知識には全く敵いませんから。
さて、一般にトレーナーとひとくくりに言っていますが、色々と種類があります。
メディカルトレーナー、アスレチックトレーナー、ストレングストレーナー。
メディカルトレーナーはマイナス(怪我の状態)をゼロの状態にする人。
アスレチックトレーナーは、怪我が治りそうなところから、競技復帰をさせるところまで。
なんとなくレベルで言えばマイナス5からプラス5まで。
ストレングスはプラス5の人をプラス10にする人。
という感じです。分かりにくいかな・・
このジムはマイナスの人は扱いません。
アスレチックトレーナーの半分の領域からストレング専門です。
とは言え、私個人は、なんでもかんでも重いものをあげる、筋肉を大きくすればいいわけじゃない、
筋肉を鍛えるより、動きを鍛えよう!
という考えを持っていて、競技スポーツとかパフォーマンスアップしたい人には絶対不可欠な考え方だし、
まだまだ本も少ないので、セミナーなどで知識を吸収するしかないわけです。
ということで今回のセミナーを開催したのですが、反応はいまいちでしたね(笑)
しかし、今回のセミナーに参加した方は、間違いなく意識の高い方です。
学ぼうという姿は本当に素晴らしいです。
そいういう人の整骨院は人に勧めたくなります。
県内には数多くのPTさんや整骨院さんがあってトレーナー活動をしている人もいますが、正直もっと勉強して欲しいと思います。
もっと自分でトレーニングすべきです。
トレーニングをしたことにない人がトレーニングを教えるという、不幸の連鎖を止めたいですね。
私が治療患者にリハビリを教えるようなもんですからね。まぁ適当です(笑)
そして指導者にその現状を知って欲しいと思います。
あなたのチームのトレーナーの体を見なさい、と。
そんな体の人、そんな動きのトレーナーでいいの?
ってことです。
私はこのジムを高い志を持ってやっています。
その一つは「まともな」トレーナーを育てたい、と言うこと。
そのために今後も色々なことをやっていくつもりです。
業界の隔てなく学ぶ姿勢のある人には教えるし、そうでない人は批判します。
たまに辛辣なコメントをすることもありますが、心の叫びと思ってください。
「できないことはするな!」「やるならちゃんと学べ!」
ということで。
整骨院トレーナーやPTトレーナーの仕事をとるつもりはありません。
ただ、もっとトレーニングのことを勉強して欲しいし、まずは自分でやって欲しいだけ。
そして、ただただ不幸な選手を減らしたいだけですので。
私も結構いい年なので、遠慮せずに言わせてもらいますよ!