クラソノです。
昨日は息子の保育園の運動会がありました。
いやー疲れる。
何が疲れるのか分かりませんが、ああいう大勢のとこは苦手ですね。

運動会は高尾の公園のグラウンドでやるのですが、
前日土曜が大雨だったので、
案の定地面は湿ってて、
カーブで転ぶ子供が続出でした。

でも、ちょっと危ないな、と感じましたね。
転んで骨折ったらどうするんだろ?と。
平均台から足を滑らせて顔打ちそうになった子もいたし。
裁判すれば過失は認められる気がします。
だって、転ぶ可能性が高いことは明らかですからね。
まぁ、モンスターペアレントはいない、
ということやってるんでしょうが、
無事に終わって良かったです。

さて、
先日、佐伯の今田整骨院のjun先生に講師をしてもらい
感覚統合の勉強会をしました。
で、運動会を見ていて、
視力と運動能力の感覚統合的関係について感じたことがあるので
ちょっと書いときます。
今回は完全に私見ですので、とりあえず。

以前から、なんとなく感じていたことの一つが
メガネをしている子は運動能力が低い子が多い、ということです。
と言うか、運動能力が低い子どもにはメガネをしている子供が多い、
という感じですかね。

もちろん、皆ではありませんよ。
メガネをしていても運動能力が高い子もいるし、
メガネをしてなくても、動きの良くない子はいます。

しかし、
大きな規模で調査をした場合、
きっと視力と運動能力の相関関係があるはず、
そう思って、さっきちょっと調べて見ました。

しかし・・・時間がなかったこともありますが、
視力と運動能力の相関について明確には分かりませんでした・・・・
なので、全くの私見になりますが、重要なことなので。

なぜ視力と運動能力が関係ある、と思うのか?

まず、先日の感覚統合での勉強会の復習をしましょう。
感覚統合的脳の三大栄養素を覚えていますか?

・・・・チチチ・・・

・固有受容覚(自分自身の体を感じる感覚)
・前庭覚(重力や加速度に関する感覚)
・触覚
の3つでしたね。
それはそれとして。。。

話の中で、視覚に関する話もありました。
で、昨日運動会を見ながら「!」と思ったのです。

視力が弱いと、
・動いているものを見て捉える(視覚)
・自分が動いている時に風景が動いて見える(視覚)
・視覚から速さを感じること(前庭覚の範囲)
などが十分にできない可能性があります。

人の情報の8割は視覚絡みとか言われています。
それだけ視覚情報と言うのは大事なのですが、
そもそも視力が弱いと
視覚からの情報が圧倒的に少なく、
前庭覚や脳への刺激が不足しているんじゃないか、と。

そのために感覚統合ができず、
結果、うまく体を動かすことができない可能性があるんじゃないか
と思ったわけです。

言い換えれば、
視覚からのインプットが少ないため
情報を十分に得ることができないがために、
本来持っているはずの運動能力が発揮できないケースがあるかも
ということです。

そもそも
視力が弱いと、思い切って動くことは難しいですよね。

ぼやけた視界でジャンプして飛び降りる、
というのはかなり勇気が必要です。
また奥行きを感じることが難しいと、
飛び越えたりするのも難しい作業になります。

目をつぶって階段からジャンプしろ、
って言われたら、かなり勇気がいりますよね?

そしてもう一つの問題が、
子供の視力について親が気づいてあげられない、
気づくのが遅くなる可能性があるということです。

子供は
そのぼやけた風景が普通と思っているので、
おかしいとも思わないし、
その影響についての知識もありません。

なので、3歳の子どもが
「最近、目が霞むんだけど」とか
「なんだかぼやけて見える」
なんて親に言うこともないでしょうし、
親も気づかないことが多いと思います。

その頃からもう見えてない子供も間違いなくいます。
でも親が気づくのが小学校に入ってから、みたいなケース。

乳幼児の頃からスマホやタブレットのような小さな画面で
動画を見せる行為と視力の相関があるのかどうか分かりませんが、
私は「多分ある」と思っているので、
子供には一切見せてません。

今日一番、あなたに言いたい、あなたに覚えていて欲しいのは
視力が悪いなら悪いなりに訓練をすれば良い、
ということ。

視力が悪いこと自体は悪いことでなく、
・それを認めて良くなるように訓練する、
・または他の分野でカバーする
という発想をもつことが大事です。

いやー、
ほんと視力って大事と思うんです。
妻が視力が弱いので、
子供には目を大事にして欲しいんです。

今回は感覚統合的な観点から
視力が弱いことで運動能力も発達させることができない、
という可能性もあるのでは?
ということで、
子どもの視力についての危機感を煽るために、
今回は子供さんを持つ親向けに書いて見ました。

感覚統合については、個人的にはすごく興味のある分野ですので、また勉強会をしたいと思います。

今回は気合が入ってしまい、
思いかけず長文になりました。
内容も重くなりました。
すみません。

なお、今回の記事については本気の反論はご遠慮願います(笑)
書いたように完全に私見ですのです。
反論されても私には材料はありませんので。
悪しからずよろしくお願いいたします。

あ、誤った解釈への指摘や質問は歓迎ですので
そちらは、ご遠慮なく!