中学生の保護者のための栄養学
先日、某中学生の保護者向けに食事について講演をしました。
「ざっくりと分かる”勝つための”栄養学」と題してお話しさせていただきましたが、一体どれだけ通じんだろう?
言いたいことを本音ベースで言わせてもらいましたが、私が言いたいことと先方の知りたいことのミスマッチもあったかな、と感じました。
パフォーマンスアップのための食事の目的
パフォーマンスアップのための食事なので、体づくりだけでなく、「質の高い良い練習をする」ために食事が大切だよ、という話をしたつもりです。
多分、具体的にどういうものを食べればいいのか、が知りたかったんだと思いますが、それは正直分かりません!
普段、どういう食事をしているか分からないし、子どもに買い物を許可しているのか、どこまで教育しているのかも分かりません。
大学生や社会人であればサプリを上手に使って摂取すること勧めますが、中学生なので、まず家庭でのある程度キチンとした食事が前提になります。
家庭での食事をおろそかにして、プロテイン飲め、ビタミン剤摂れと言うことはできません。
運動後の間食としては、プロテインとデキストリンをお勧めしたいところですが、サプリに頼りきりになるのも怖いので。
ちなみにおすすめのサプリメントはこちらで紹介しています。
→パフォーマンスを上げるためのサプリ
オススメのおやつは?
例えば、練習後にコンビニで選ぶべきものは?と聞かれても、「サラダチキン」と「おにぎり」の方が栄養的には良いと思いますが、おやつの範囲を超えて食事になりますし、そうすると夜ご飯が食べることができません。食事の時間なども各家庭でまちまちです。
最終的な答えとしては「肉まん」としましたが、今思えばヨーグルトやプリンでもいいと思います。たんぱく質の観点からはチーズもお勧めです。
本当にくたくたに疲れた後であればエネルギーの補給という点においては、あんパンでも良いかもしれません。
その時はアドリブ的に肉まんを選びましたが、炭水化物:たんぱく質比がほぼ4:1でした。
我ながら良いチョイスでしたね。
(おすすめサイトの一つ、カロリースリムからの検索結果を抜粋)
なぜ肉まんを選んだかが大事なのでであって、「肉まん」と答えたから、いつも「肉まん」を食べるというのはナンセンスです。
腹を空かした人には、釣った魚を上げるより、魚の釣り方を教えなさい、みたいなことが言われますが、まさにそこ。
講演いたします!
今日はざっくりと栄養学概論的な感じで話しをしましたが、何かを変えるきっかけになればと願っています。
とりあえずプロテインに対する偏見はなくなったと思います。
将来ある若者の役に立てるのは嬉しいですね。
また機会があればお話ししたいですね。