代表の倉園です。
今日から2月です。
「冬来たらば春遠からず」
「一年で一番寒い時期きたー」と嘆かずに、春が近づいたことを喜びましょう!

さて、
美味しいものを食べれば人に紹介したくなります。
良い温泉があれば、人に教えたくなります。
良いサプリメントがあれば人に教えたくなります。

それが人の性です。

今回は新聞に良い記事があったので、紹介します。
1月30日付日経MJ新聞に、昨年のリオオリンピックで女子レスリング4連覇を達成した伊調馨さんのインタビュー記事が載っていました。

色々と参考になることがあったので紹介します。

めちゃくちゃすごい!ってことは言ってません。
しかし、やはり勝つ人はこう考えてるんだな、という面ではすごく参考になります。
4連覇するのはそれなりの理由があるでしょうし、他の人とはどこかで差がついています。

メンタルトレーニングはしていない

伊調さんはメンタルトレーニングはしていないそうです。
昨今のメンタルブームに逆行しているような気がしますが・・・こう言っています。
心技体の中で心が一番大事というし、経験からも最後はそれが大事とは分かっている。
しかし、体力と技術で補えると思っていて、心の前に鍛えるべきところがたくさんある。」

心の前に鍛えるべきところがたくさんある、というのは共感できますね。
技、体を鍛える中で、心は磨かれていく、そんなもんでしょ。

モチベーション

伊調さんは、モチベーションは常に高いそうです。

「練習をしていると、日々課題と反省が生まれ、明日やることが決まるから。」ということです。
目標があって、そこに向かっている限りモチベーションなんて落ちないじゃん、ってことです。

負ける怖さがなくなった

小さいころコーチから
「俺は勝ち負けで怒らないから。俺が怒るのは練習してきたことをやらなかった時だ」と言われてから負ける怖さがなくなったそうです。
それを聞いて「勝つ」という目的から「練習でやったことを出す」というように目的が変化した
ということです。

相手は自分でコントロールできませんが、自分はコントロールできますからね。
指導者には分かって欲しいですね。
「勝ち負けは問題じゃない。内容が問題だ」なんて言いつつ、結果ばかりを気にしている指導者がいかに多いか・・・

衝撃を受けて、新世界を見る。

オリンピックを2連覇したのち、引退も考えたこともあったそうですが、男子の合宿に参加して、男子のレベルの高さに衝撃を受けたそうです。
「ここでやれば自分のレベルがアップするだろうという新世界が見えて、それからはレスリングを極めよう、と思うようになった」
レスリングの相手が、ライバルや敵でなく、自分自身の問題になったんですね。

言葉で説明できるようになりたい

「コーチの言い方は人それぞれ。だから一人のコーチに教わるより、たくさんのじ教え方を聞いて、自分に合う方法を見つけた方がいい。
同感です。
空手を教わったとき、そうでした。色々な人が色々なことを言うし、本もそれぞれ違うこと書いているし・・・

だからこそ自分で考えるし、指導するときの引き出しになります。
何かを教わる時は、一人の師匠を信じてついていくのも良いですが、個人的には色々な人の意見を聞くのがいいと思います。

さて、最後に問題です。
「イチョウカオリ」を漢字で描いてみましょう!
カオリの漢字書けました?