田植えシーズンが始まる前に息子を散歩に連れ出し

田んぼを眺めては

水路から水を引いてくる入水口の仕切りがやたら気になるシノラーです。

いつも他人が見向きもしないことが気になってしょうがないのです。

あのときは、やたらと入水口の仕切りが気になりました。

稲作が伝わったのは、縄文時代の終わり頃なのか弥生時代からなのか

よくわかりませんが、

先人達はきっと、田畑に水を潤わせるためにはどうしたらいいのか

知恵を絞ったはずです。

もし、大昔も今も田んぼへの入水方法がかわらないとしたら

先人たちの知恵はすごいですね。

誰も変えようとしなかったぐらい良い案であったことが考えられます。

そして、お米の運搬に使用されていた米俵ですが、

いつから作られたのかは、はっきりと分かっていないようですね。

ただ、お米を作り出したこの頃から藁を編んだ俵のようなものがすでに存在していたという説が有力なようで。。。

この米俵、縄文時代や弥生時代では何㎏あったか不明ですが、

江戸時代や明治、大正などでは一俵60㎏あったとか。

それを昔の人達は、楽々担いでいたわけです。

江戸時代や明治・大正であれば現代人より細いし小さかったことでしょう。

今のあなたは米俵を持てますか⁉

昔は生活が常に身体を鍛錬する場でありました。

米俵を運搬するのにどうやったら楽に運べるか。

一回に一俵では何往復もしなければならないから

きっと、2.3俵持っていた人もいたことでしょう。

こんな風に。。。

!?60㎏が5俵⁉

本当か⁉と疑いたくなりますが本当かもしれません。。。

ここまでできなくてもいいわけですが

あなたなら米俵をどのようにして持ち上げますか?

私ならこのようにして持ちます!

って、米俵がなかったのでバーベルでやってみました!

重さは当時と同じ60㎏です。

まずは、

デットリフト

クリーンで持ち上げて

からのキャッチ

プッシュプレス気味にローテーション入れて肩に担ぐ

そして運搬する。

トレーニングでいうキャリーウォークですね。

ちゃんと窓側まで行って帰ってきました。

戻ってきたら(運搬先)、私の場合は肩に担いだ米俵を

そのままデットリフトの降ろす局面まで持ってきますかね。

そして降ろす。

正直結構しんどかったです。

昔の人達は当たり前にやっていたんですね。

一日何往復やっていたのでしょうか。

これだけの重さを持ち上げて運搬して降ろすまでの一連の流れの中で気付いた事があります。

この米俵(バーベル)を運搬する作業では

普通のトレーニングではできないことができているのです。

普通のトレーニングでは出来ないことが出来ているとはどういうことなのか?

このまま書き続けるとめっちゃ長くなるので続きは次週になります。

次週

「先人達に学ぶ 眠っている身体システムを目覚めさせる方法!」

米俵運搬から考える 身体システムの再教育トレーニング