「行動を選ぶとき、同時に結果を選んでいる」
「考えを選ぶとき、あなたは結果を選んでいる」
この言葉は、(以前はよくテレビとかでも見てたけど)勝間和代さんが
「もっとも影響を受けた本の一つ」
と言っている「史上最強の人生戦略マニュアル」という本の中で見つけました。
いい言葉と思いませんか?
短い言葉で力強くズバリと表している。
私たちは多くの情報を処理し、1日に35000回選択をしている、という研究結果もあったりします。
小さなものから、大きなものまで。
その中には無意識に選択しているものもあるし、意識的に選択しているものもあります。
ありったけのやる気を振り絞って行動することもあります。
ジムに来るのは結構なエネルギーがいることは知っています。
ダイエット時に、食べたいものを食べない、というやらない選択もあります。
これもまたキツイ。。。
見返りが行動を支配する
そして、どの行動を選ぶにしろ何かしらの理由があります。
その行動を選んだ方が自分にとって何かしらのメリットや見返りがあるのです。
人間は何かしらの見返りを得るために行動をします。
例えばジムに行くことを考えましょう。
合理的に考えれば、休みの日にジムに行くことは健康のためにはいいことです。
健康というのは、人間の本質的な欲求であり、本来はかなり強い欲求のはずです。
理想のカラダになれるし、自尊心を満たし、自信を生みます。
見返りは今すぐに欲しいのだ!
10年技、20年後を考えると、ジムに行くのと家でゴロゴロしたり、飲みに行くことを比べれば、ジムに行く方がいいのは合理的です。
しかし、目の前をみると、家でゴロゴロしたり、好きなものを食べる今すぐ手に入る幸せが目の前にあるため、将来的に好ましくない選択をしてしまうのです。
また、今の時点では身体的に生命の危機にあるわけでもないので、切迫感もありません。
「将来の健康?
そんなことより今日の幸せだよ、
今、困ってないし。」
ということです。
【将来大きな見返りを得るより、
小さな見返りでも今すぐに欲しい】
というのが人間の悲しい性質です。
そして、その『罠』にほとんどの人が引っかかります。
こういう人は
「だって、明日死ぬかもしれないんだよ」
なんていいます。
まぁ、そうかもしれない。
でも多分、明日死なないし、20年後も生きている可能性が高いのです。
そして、
透析治療を受けているかもしれないし、
糖尿病で毎週病院に通っているかもしれない、
もしくは生活習慣病を合併し、
入院したり、動けなくなっている
かもしれません。
脅しでもなく、
運動しないツケとして当然の結末です。
と、合理的に考えればわかるのですが、人間の本能的な弱さが目の前の幸せを得ることをあなたに選択させます。
そして、それからあなたは色々な言い訳を考えるわけです(笑)
・3日前の筋トレで筋肉痛だ、、
・今日は天気悪いな、、
・明日もできるし、
・休むのもトレーニングって聞いたな、、
・友達と遊ぶのは今日しかないな、、
とか色々なことが自動的にあなたを納得させます。
これは半自動です。
わざわざ言い訳を作っているわけでなく、自分を納得させるために自動的に脳が探すようになっているのです。
仕方ないんです!
だからこそ、自分の意思で選択することをしなければなりません。
そのためにこの言葉を行動の指針にして欲しいと思います。
「行動を選ぶとき、あなたは同時に結果も選んでいる」
すべての選択、すべての行動が、結果を生む
ということ。
こういうのは、ジェームズ・アレン「原因と結果の法則」にありそうですが、そういうのを読むまでもなく、当たり前のことです。
インド思想、仏教思想にもあります。
因果応報。
結果には必ず理由がある。
今のあなたのカラダは、過去のあなたの選択の結果です。
昨日の行動の結果でなく、もっと過去の選択の積み重ね。
そして今日、明日とまた選択を重ねて、将来の人生をつくっていきます。
仕事でも家庭でも、自分の身体についても、覚えておいて損はありません。
”行動を選ぶとき、あなたは同時に結果も選んでいます。”
たった1時間のジム。週2時間のジム活。
これだけで多くの将来の健康リスクを大きく減らすことができます。
やればやるだけ、かっこいいカラダ、美しい身体に近づきます。
あ、こんなことは知ってましたね。
これまで何度も言ってますし。
釈迦に説法でした。すみません。
(でも、これからも何度も繰り返しますよ)
9月です。年末が見えてきました。
頑張りましょう!