健康経営してますか?
先日、とある会員さんとお話をしました。
事業所の健康経営って難しいですよね、と。
私も企業さんや事業所さんへの運動指導や健康指導を積極的にやっていきたいと思うのですが、なかなかの難しさを感じています。
弊社の社会的ミッションの一つは
「エクササイズを通じて一人でも多く健康にして幸せをつくり、社会に貢献すること」
です。
そのために色々な活動をしていて、事業者への運動指導もやっています。
昨年は日田の西部保健所さんとタッグして取り組み、今年も同じようなことをやっているのですが事業所さんは予想以上に手強いのです。
人を動かす難しさについて思い知らされますね。
運動できない言い訳ランキング
・時間がない、忙しい
・全員が揃わない
・体操やウォーキングをやっているから必要ない
などなど。
会社としては「そんなのやる必要ないよ」という感じです。
大した自信ですよ。全く・・・
実際、会社や個人としても困ってはないわけです。
切実な健康問題を抱えてないのです。
だから今以上に積極的な取り組みをする必要を感じてない。
西部保健所さんの活動なんて無料ですよ。
無料で運動指導しますよ、と言っているのにやらない。
無料で何らリスクがないし、保健所さんだから詐欺や売り込みはないのに「運動指導お断り」みたいな感じです。
運動する時間があるなら帰った方がいい。ってことでしょう。
こういうのは担当者がいくらやる気になっても、トップのやる気がなければ変わりませんからね。
担当者も「社長に行っても色々言われるし、黙っとこ。調整やら何やら仕事増えるだけだし」ってなりますよね。
個人の健康は個人で責任を持つのが原則です。
だからといって社員の自主性に任せるのはもったいない
社員のパフォーマンスが上がることは会社としてもプラスになりますからね。
うつ病で社員が休んで一人雇うくらいなら、週1回ヨガの先生に来てもらってヨガした方がいいですよね。
週1回で年間50万円くらいかな。
一人でも病気で休業したら、こんな損失じゃない済まないですよね。
オススメは500万円くらいかけて本格的なジムを作ることです。
そこで、私たちのようなプロフェッショナルと契約してくれると嬉しい(笑)
(ウォーキンングやラジオ体操ではなく)ヨガや筋トレのようなエクササイズが生活やビジネスのパフォーマンスをあげるというのはおそらく正しいです。
やってない人は分からないだけで、やっている人は分かっています。
でも、ほとんどの社長は自分がやってないので、全く理解がない。
という仕組みなのです。
『社長!あんたはやらなくていいから、とりあえず社員を動かしてくれ!邪魔しないでくれ』
というのが私の心の声。
できれば1ヶ月1回でもいいから健康に関して何らかの積極的な活動に取り組んで欲しいですよね。
セミナーや講演はどうですか?
あ、太った男性にセミナーや講演してもダメですよ。
もうそんなの知ってますから。
運動が体にいい、塩分、糖分を脂分を控えましょう、なんて知らない人がいないわけがない。耳タコです。
健康経営セミナーこんな取り組みがオススメ!
ボディビルダーでも呼んで、
「こんか体になりたくない?」
みたいな呼びかけをした方がよほど効果あるんじゃないでしょうか?
バーベル持っていって、体重の重さも挙げれないことに愕然とさせた方がよほどいい。
「おいおい、地震があっても家族守れないぞ」なんてね。
自己調べですが、8割の男性はかっこいい体になりたいんですよ。
そのうち9割は諦めているだけで、心の底ではそうなりたいはずなんです。
どっちの体がいい?
20歳の男性に引き締まった筋骨隆々の体の写真と、普通の中年の写真見せて「どっちの体になりたい?」
って聞けばほとんどは筋肉マンを選ぶと思うんですよね。
ラジオ体操や、ウォーキングなんかは60歳以下のするエクササイズではないですよ。
どうやってもラジオ体操はラジオ体操。残念ですが、それ以上にはなり得ない。
社長にとってはちょうどいい運動にはなっても、若手社員にとっては単なるラジオ体操でしかない。
ラジオ体操の3分あれば、その場でタックジャンプ(ジャンプして膝を抱えるヤツ)10回でもやった方が10秒で終わって10倍効果があるし、腕立て伏せ30秒3セットやった方が気持ちも筋肉も盛り上がりますよね。
経営者の方へ
真面目に社員の健康を考えるのであれば、会社としてエクササイズに取り組んでください。
それが費用対効果あるかどうかテストしてみる価値はありますよ。
社員でマラソンやトライアスロンにチャレンジしてもいいし、登山でもいい。バーベルクラブを作ってもいい。
ヨガの先生を呼んで週1回皆で一緒にやっみてもいいのではないでしょうか?
オススメは断然筋トレですけどね。
もしやる気になったのであればご連絡お待ちしています!