クラソノです。

秋といえば食べ物!
特に日本の果物は秋に旬なものが多いですよね。

柿、梨、栗、イチジク・・あれ、あまり思い浮かばない・・・
最近では色々なものが一年中あるので、何が旬なのか分かりづらいです。

ところで、栗って英語でなんていうか知っていますか?
妻が以前、外国に行ったとき
「マロン、マロン」
って一生懸命言ったけど伝わらなかった、、、
と嘆いていたことがありました。
あなたは「栗」の英語、分かります?

さて、ここからが本題です。

「フルーツはダイエットにいい!」
なんてことを言われますが、実際、どうなんでしょう?

フルーツの甘さは自然由来の甘さだから大丈夫。
ビタミンやミネラルたっぷりだから、たくさん食べよう!
フルーツは血糖値を上げないから太らない!

みたいなことが言われていますが、どう思います?

フルーツの甘さは果糖の甘さです。
果糖は自然界ではダントツの甘さを誇ります。

さて、この果糖についてちょっと解説をしましょう。
果糖はブドウ糖などと同じ単糖類です。
ブドウ糖はグルコース、果糖はフルクトースと言われます。
ブドウなのでグレープのグル、果糖はフルーツなのでフルと覚えると覚えやすいですよ。
実際、関係ありそうですが、実は全く関係ないので単なる語呂合わせです。

ちなみに・・・牛乳には乳糖というが入っています
実は結構牛乳は糖質inな飲み物なんですよ!

この乳糖は二類でラクトースと言います。
「乳」「ラク」がつくものが多いです。
例えば、
乳酸はLactic acidと言います。
トレーニング用語で頻繁に出てくるLT値”(乳酸性作業閾値)は、
このLactic acid」の「Threshold(閾値)」
ということです。

失礼!
ちょっと脱線しました。

この果糖、実はブドウ糖とは違い肝臓でそのまま代謝されます。
なので血糖値を上げません。
というか1割はブドウ糖に変換され血糖値を上げますので、
血糖値が上がりにくい、
という表現が適当ですね。

だからインスリンを出さないし、脂肪になりにくいんだとか、なんとか。
さもありなん的な解説をする人もいます。

肝臓でそのまま代謝されて、ブドウ糖より早くエネルギーになるものの、
余った分は中性脂肪になります。

果糖は血糖値を上げにくい、
しかし結局は摂りすぎると中性脂肪に変換される
ということです。

そもそも血糖値を上げにくい、とはいえ
GI値でいえば20くらいはあります。
ブロウ糖は100です。
100!
って感じですが、
何しろブドウ糖が基準になっていますので100が最高です。

「フルーツの果糖は血糖値を上げないから良いいい!」
とか言う人もいますが、フルーツの糖は果糖だけでなく、ブドウ糖やショ糖も入っています。

お菓子を食べるくらいならフルーツの方がはるかにいいでしょうが、
ダイエットしているのであれば食べないに越したことはありませんよ。

GI値が低い」とか「血糖値を上げない」なんて
フルーツを売りたい人のセールス文句です!
食べたい人の言い訳ですよ!

あなたがどう思おうが、フルーツを食べれば、その分太ります。
もし、どうしてもフルーツが食べたいのであれば
元々の食事の量を減らしてくださいね!

適度に食べましょ!
ってことです。