前回、サッカーにウエイトトレーニングは必要か?
ということでいわきFCの紹介しましたが、
最近こんな動画を見つけてので、もう一人紹介しておきましょう。

ご存知長友選手です。
彼はトレーニンングにかなり積極的で、ヨガを取り入れたり、
体幹トレも長友選手が流行らせたようなイメージがあります。

長友選手だから注目される、というのは否めませんが、
他にもやっている選手がいることを信じたいです。

まぁ、なんでもとりあえず取り入れてやってみる、ということは良いと思いますし、
何よりそれを自発的にやっているんじゃないかな、と思うんです。

トレーナーからこれをやれ、って言われたからやる、
というのとは全く違います。
もちろんアドバイスはあるでしょうが、多分自分で考えてやっています。
そんな匂いがする。

もう一人そんな匂いがするのが、走る県庁マンことマラソンの川内選手。
普通マラソン選手はどこかの実業団に所属したり、
日本代表レベルのコーチについて練習したりしますが、
この人は全く自己流のトレーニングで強く早くなっています。
いつか見たテレビでは山を走っていました。トレイルランですね。

人から教わる、と言うのは良い面と悪い面があります。
良い面はアドバイスをもらえるので成長が早いこと。
悪い面は考えることをしなくなるので、成長しないこと。
そして練習を”させられている”と感じるのが最悪なところです。

中学、高校まではそれでも良いのかもしれません。
しかし、、
「ジュニア時代に良い選手が、その後活躍できるかどうか。
それは練習をしている選手と、させられている選手の違い」
と言われているように、練習をさせられている選手はそれまでです。

私は大学時代、空手をやっていました。
幸いなことに、できたばかりの部で先輩がいなかったんです。
だからビデオ(その頃はDVDないからね)や本などでどう動けばいいのか研究しました。
食事やトレーニングのことなど、誰も教えてくれないので、
自分で勉強するしかないのです。

でも、それが良かった。
やらされる練習なんてありません。
自分がやりたいからやる、強くなりたいからやる
ってだけです。

やらされる練習だったら、嫌ですし、上達もしませんよね。
そして、
人から教えられていたら、それだけで満足していたかもしれません。
その知識が正しいかどうかも確認しなかったでしょう。

「とりあえず50kg10回ね」
みたいなことを言われたら、その通りやるのが楽ですからね。

この辺は結果論なのでなんともいえませんが、
私は先輩がいなくて良かったと思っています。

ほとんどの人は、考えることをしません。
自分で学ぶことを怠ります。

だからこそ、少し自分で考える習慣をつければ、
それだけで大きなアドバンデージを得られます。

私も決して大きな体ではありませんが、
そこそこ強くなれたのは、自分で考えて練習してきたから。
大きな人と戦っても、まぁ大体の場合大丈夫な自信があります。

練習メニューなんて自分で考えて、
自分の好きなことをするのが一番いいと思います。

トレーニングでも、理想は自分なりのメニューを組めること。
自分だけの名前もないような種目でもいいのです。
ベンチプレスとスクワットを合体させたような種目を作ってもいいと思います。

ただし、トレーニングにおけるエラー動作はほぼ共通していますので、
それだけは気をつけたいですね。

このジムはトレーニングの学校です。
自分なりのメニューを組めるよう、今度簡単なトレーニングセミナーをしたいですね。
今年中にできればいいですが・・・