クラソノです。

4月になり新年度・新学期になりました。

人によっては何も変わらず「え?新年度ってなんですか?」って人もいるかもしれませんが、人によっては異動や転勤で落ち着かない日々を過ごしている人もいるかもしれません。

サラリーマンをしていれば、予期せぬ異動や、期待はずれの職場に配属されたりすることもあります。

今日は、

そういう人におすすめの本を紹介しましょう。

【人は筋肉だけで悩むのではない】

人は誰しも悩みがあるものです。(多分ね)

一見幸せそうに見える人や楽しそうに見える人でも何かしらの心配ごとや悩みはあるものです。

悩みのネタはひとそれぞれです。

体重が減らないことを悩む人もるし、減らないことを悩む人もいます。

体重が減ったら減ったで別の悩みも出てくるでしょう。

Aの道を選べばアルファの悩みが、Bの道をいけば別の悩みがあり、何もしなければしないで、別の悩みが出てくるものです。

『過ぎ去った過去のことを悩むな、まだ来てない将来を心配するな』

なんていいますが、なかなか難しいものです。

ニンゲンだももの

私だって色々ありますよ。

仕事のことや仕事のこと、仕事のこと。。

今日の夜ご飯のこと・・

悩みは色々あるものですし、尽きません。

ただ、

私の場合(というか、きっとあなたもだけど)ほとんどの人生の選択を自分でしています。

他人や流れに任せるにせよ、そういう選択を自分でしているのです。

今の悩みは過去の自分の行為や選択の上にあると割り切っていますよ。

僕の悩みなんて、所詮自分で選んだ人生の結果ですが、自分で選べない人生だってあります。

【これを読め!】

「夜と霧」(ヴィクターフランクル著)という本を紹介します。

読んだことがある人もいるはずです。

それくらい有名です。

→「夜と霧」

英語での名前は「Man’s Search For Meaning」(生きる)意味を探す

みたいな感じですかね、

「夜と霧」はかなり思い切った和訳です。

【おすすめの本は?って聞かれたらコレ】

よく、「おすすめの本はなんですか?」

と聞かれることもありますが、大体どんな話がすきなのか、趣味がなんなのか分からないのですが、そういう場合はこの本をおすすめしています。

これは著者のフランクル氏が第二次政界大戦中においてドイツナチスによりユダヤ人の強制収容所に収容され、解放されるの話です。

日本では戦争とか強制収容とかの話はなんとなくタブーというかアンタッチャブルな感じもしますし、ナチス、強制収容なんて言葉を聞くとそれだけで遠慮してしまうようなテーマかもしれません。

私も好きなテーマではないのですが、多くの本で引用や参考とされ、多くの人がこの本がおすすめしているので、一昨年くらいに読みました。

結論、おすすめです。

男女問わず、すべての人におすすめ。

めっちゃ感動する、とかスッゲー面白いよ!

とはなりません。

「マジか・・・」みたいな本です。

でも、たまにはこういう本を読んで損はないはずです。

人によっては人生観が大きく変わるかもしれません。

楽にやせる方法とか一晩でキレイになる方法は書いてませんが、人間の可能性の大きさを感じる一冊です。

ちなみに・・

あと、誰でもおすすめできるものとすればテストステロンさんの本

「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」

ちょっとやってきた方には石井先生の本

石井直方の筋肉まるわかり大事典

もっとディープな世界観が欲しいかたは

→「果てなき渇望 ボディビルに憑かれた人々」増田昌文

とかですかね。

自分で選択できない人生もある

あ、すみません話がそれました。

「夜と霧」の話ですね。

こういう状況では自分で人生を選択をすることはできません。

当然筋トレなんてやる余裕はありませんよ。

無理やり連れて行かれて、ガス室にいくか強制的に働かされるか、人生の手綱を完全に他人に委ねるわけです。

ダイエットで悩む余裕もないし、「お酒がやめられません・・」とかそういうレベルではありません。

希望を見て生きるか、絶望して死ぬかです。

とはいえ、その中でも全てを決定されてしまうわけではない、というお話です。

二人の囚人が鉄格子の窓から外を見た。

一人は泥を見た。一人は星を見た。

とか、

コップに半分の水が入っていて半分しかないと絶望するか、半分入ってることに希望を見出すか、

とかそういうこと。

フランクル氏の言葉を借りれば

『どんな状況であっても人生には意味を見出すことができる』

ということを”体験的”に語ってる本です。

創作でなく、体験ですからね、かなり強い説得力があるストーリーです。

筋トレ教の経典には

「悩んだら筋トレしとけ。そのうち解決する」

と書かれていますが、その理論編みたいなものです。(知らんけど)

「俺の人生は俺の人生、他人の話なんて知らねーよ」

とか

「楽しい話だけを聞いて毎日を過ごしたいです!」

なんて人や悩みや心配がない解脱した方には不要かもしれませんが、それ以外の人にはおすすめです。

何か苦しんだときに役立つかもしれません。

読んで「メチャハッピー!サイコーです!!」

ってなるような本ではありませんが、

いつか何かの悩みや苦しみに面したときに役立つかもしれません。

アスリートとかにも読んで欲しいですね。

→夜と霧

とはいえ、

つまらかなったらごめんなさい。

いくら美味しい料理だってお口に合わない人がいますからね。