アメリカの大学バスケットボールの名コーチのジョンウッディンは入ったばかりの選手たちに靴紐の結び方から教えていました。

足のトラブルやパフォーマンスの低下を防ぐために、選手に正しい靴紐の結び方を教えていたらしいです。

ウォルトディズニーは人が見てない細部にもこだわっています。

アップルのスティーブ・ジョブズもユーザーインターフェースやパッケージデザインなど、細部までこだわっていました。

イチロー選手も小さなことへのこだわりは強かったようです。

きっと大谷選手もそういうことがあるはず。(知らんけど)

私たちも小さなことにこだわることが、将来の大きな違いになることは何となく分かっています。

小さなことを大事にするという行為も大事ですが、それより小さなことを大事にしようという意識が大切なのです。

いや、、

小さなことを大事にしているんだ、

とチームや組織に浸透させることが大切なのかもしれない、と思っています。

靴紐を気にするようになれば、足の動かし方も気になります。

服や持ち物にも気を使います。

イギリスのサイクリングチームが1%の改善を積み重ねてオリンピックで勝てるようになった、という話もあります。

この本ですね。思い出したので紹介しておきます。

いい本だと思います。

→「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」

邦題より原題のAtomic Habits の方がいいと思うんですけどね。

さて、

筋トレやスポーツ、仕事や勉強でも小さなところに気を配るほど、よい成績を残すことができ可能性が高くなります。

例えば、筋トレでいえば、

呼吸の仕方でも大きく変わります。

足の開き具合、バーの握り方、体重の掛け方、もっと言えばラックへの戻し方、ベルトの巻き方もそうですね。

色々と試してみる価値はあります。

ちょっと話は逸れますが、、

不思議なもので、ベルトを反対方向に巻くと力が出ないんですよね。

右巻きの人もいれば、左巻きの人もいる。

本当に不思議なものです。

あ、ベルトといえば、最近新しいベルトを置いています。

レバーアックションといって、すぐに取り外しができます。

きつく締めないと、ベルトが上下に動いて肋骨や骨盤が痛いので、ベルトが動かないようにしっかりと締めてください。

すみません。脱線が、、

あ、小さいことがこだわれ、ってことでしたね。

勉強でも仕事でも、「まぁ、いいか、、」というところで、足元を掬われることになります。

「まぁ、いいか」を少なくするだけでも、将来のミスを減らせます。

「まぁ、いいか」を探究し、「どうするのが一番いいのか?』にこだわるのが一流です。

とはいえね、、難しいんですよね。

でも、意識くらいはできるので、今度「ま、いいか」ってところでこだわってみてください。

食べ物もね。

「今日くらいはまぁいいか!」

なんて言いながら、色々なものを飲み食いしていませんか?

本当に「今日くらい」ならいいんですけど、

きっと昨日も明日も「まぁ、いいか」になってませんか?

「まぁ、いいか」の習慣も将来のあなたをつくります。

神は細部にやどる、といいますが、

あなたが口いれるほとんどのものにカロリーがやどっています。

あなたは栄養を摂っているのか、

カロリーを摂っているのか、どちらでしょう?

スポーツもビジネスも勉強も、ダイエットや筋トレも・・

何でも小さな小さな積み重ねですね。