こんにちは。
今日は前置きなしです。(時間がない)
知っている人も多いと思いますが、「80対20の法則」というのがあります。
ちょっと前にリチャード・コッチ(カールゴッチじゃないですよ。間違えないでくださいね。)の本でかなり有名になりました。(と思う)
元々はイタリアの経済学者ヴィルフレッド・パレートが発見した経験則で、
「特定の要素の20%が、全体の80%の成果を生み出している」というものです。
なんか聞いたことがあるような、ですよね。
人によっては「パレートの法則」の方がなじみがある人もいるかもしれません。
パレートが発見したのは、所得の分布についてで、「全体の富の8割を上位2割の人口が保有し、8割の人口で残りの2割をわけている」というやつです。
ざっくりといえば、世界人口が100人で全部のお金をあつめて100万としたら、20人で80万円は20人で持っていて、残りの20万円を80人で分けているというこでとです。
で、この法則のすごい、というか有名になったのは、
富の所得分布だけでなく、
・世の中の色々な事象の中にも「80対20」の法則が見え隠れてしているいうことと、
また
・この法則はフラクタルになっているということ。
フラクタルなっているというのは、さっきの例でいえば、上位20名で80万円を所有している、というところで、この20名の20%、つまり4名が80万円の80%(つまり64万円)を所有している、という感じです。
100人いて上位4名で全体の64%を所有しているということ。
小さく分けていっても、80対20の法則が維持されるし、逆に拡大してもその分布が変わらない、という感じです。
場合によっては90対10かもしれないし、70対30とかもあるかもしれないけど。
そして、これが世の中のいたるところにあると。
お店の売上とかもね。
お客さんの20%が売上の80%を売り上げているということ。
買う人はたくさん買う。常連は常連ってことです。
まぁ、前置きはさておきこの「80対20」の法則、筋トレにも当てはまるじゃないか?
って思ったんですよね。
10レップ(10回挙上するってこと)するとして、「効果の80%は最後の2レップにある」というのはなんとなく真理だと思います。
もっと言えば最後の1レップが効果の90%を占めるんじゃないかと。
ダイエットでいえば、余分な脂肪の80%は20%の良くない食事から生じてるんじゃないかと。
食事のチャンスが1ヶ月に100回あるとして、80回ちゃんと食べたとして、20回の良くない食事が、今の体型の理由の80%を占めるんじゃないかと、、
さらに10回の食べ過ぎが残りの90回の良い食事をダメにする可能性もあるのかもね。。
つまりは、この「80対20の法則」によれば
・最後の1レップまで頑張れ!
・食事に気を抜くな!
ということを言いたいわけです。
きっとパレートさんも
「そのとおりだよ!ブラボー!!」
と言ってくれると思います。
ということで、あなたもぜひ、
「80対20の法則」を読んでみてください。
で、あなたが何を感じたのかお聞かせください。