「人はリスクを正しく評価できない」

とよく言われます。

リスクというのは金融工学的な意味の「ばらつき」とか「不確実性」という意味のリスクじゃなくて、いわゆる一般的に使われている、危険とか危機の意味でのリスクです。

例えばタバコを吸うリスクは避けようとしますし、

金融商品に投資するリスクも避ける人が多いです。

しかし、

何もしない、

ということもリスクなのです。

「やるも決断、やらないのも決断」

インドの二大叙事詩「マハーバーラタ」の中にある「バガヴァッドギーター」というヨガの聖典の一つの中にも

「やるも決断、やらないのも決断」

みたいな話がって、個人的には好きな箇所が、これは長くなるので、今回は省略。

現代でも同じです。

投資をすることもリスクだけど、投資しないこともリスクなわけです。

例えば、

勇気をもって30年前にグーグルに全力投資していれば、今ごろね。。

30年前に投資していれば得られた利益を損しているわけです。

ただ、その損を認識してないだけ。

だって、何も起こってないから。

でも、本当は「投資しない_」という選択をしていて、損をしているわけです。

「する」と「しない」は同じこと。

何事も全て同じ。

筋トレしないこと。

好きな人に告白しないこと。

仕事を辞めないこと。

「〇〇しない」こと、は全て「〇〇する」と同義です。

何もしてないようですが、

「しない」という決断をしていることに気づいてないだけ。

現状維持が気持ちいい

でも、そういった

「しないリスク」については、人は気にしないのです。

だって、何もしないから。

何も起きないから。

現状維持が気持ちいいのです。

実際は、損失に気がついてないだけ

でも、本当は、損していることに気づいてないだけなのかもしれません。

転職していたら、もっといい生活になるかもしれない(ならないかもしれない)

告白していたら、もっと良い人生だったかもしれない(じゃないかもしれない)

「しない」リスクは認識しづらい

カロリーの高いもの、

お酒を飲むリスクについては

みなさまご承知のとおり。

それを認識しながらやっているわけですね。(笑

しかし、身体にいいものを”摂取しないリスク”については気にしません。

野菜を食べなくても、明日体調が悪くなるわけじゃありません。

肉を食べなくても、明日筋肉の衰えを感じることはないのです。

筋トレをしなくても、明日困ることはありません。

でも、数年後はどうなっているか、想像はできるはず。

遺伝子レベルの自動的損失回避

そのリスクを意識するかどうか。

どれだけ意識するか。

人は失敗のリスクを恐れ、

断れれることをおそれ、

何もできないのです。

それは遺伝子レベルでの損失回避の性質なので、仕方ないこと。

で、後悔する

そして、あとで後悔する。

「あー、やっときゃ良かったな、、」と。

で、

「後悔するくらいなら、やった方がいい」

という人がたくさんいて、人生の格言になるわけです。

「えいやっ」って決断をするのは、本能に逆らうことなので、結構大変なことなのです。

「運動をしなくても大丈夫」という過剰な自信

そして、人は自信過剰です。

『きっと大丈夫。』

と思ってしまいます。

何かをやるリスクは高く見積もり

しないリスクはあまり考えません。

例えば、多く人は

運動しないことのリスクを低くみています。

「運動しなくても、死なない」と。

でも、運動を全くしない→15分歩く

はかなり違います。

全く違う。

そして、15分歩く→筋トレをする

も大きく違います。

ここまでは、

「まぁ、、そうだよね、、きっと違うんだろうな、、うんうん」

って感じですよね。

しないリスクを大きく見積もろう!

しかし、です。

ここで1→0のリスクを考える人は少ないと思います。

運動すると身体にいいんだろうな、、

と思う人も、

「運動をしないリスク」については低く見積もります。

運動しなければどうなるだろう、と考えないわけです。

運動しなくても、今までどおりの状態を維持できると思ってる。

(もしくは、見てみぬフリをしている)

筋トレをしないリスクを考えないのです。

「だって、今までだって大丈夫だったし。」

とか思うわけです。

それが人間です。

だから、環境づくりが大事だって!

だから、無理矢理にでも運動する環境を作る必要があります。

僕も含めて、

人のやる気とかモチベーションなんてアテになりません。

やらざるを得ない環境、継続せざるを得ない環境や状況をつくることがすごーく大事、

ってことです。

本能に抗うための年払い

ということで・・・

現在年払いを新規受付中です!

月末まで。

無理矢理、筋トレ環境を作り出す。

年払いをすることで、無理やり運動をする環境にしてしまってください。

やる気なんてアテにならんよ。ほんと。やる気がある時もあるし、ない時期もある。

筋トレ歴30年の僕が言うから間違いないと思っていいです。

30年のうち、半分くらいはやる気がない時期です。

本当に凡人なのです。

そういうのを乗り越えながら、なんとか続けてきました。

無理やり環境を作りながら、ごまかしながら、3歩進んで2歩下がりながらやってきたし、これからもそんな感じだと思います。

年払いは動機づけ

年払いは

単に「割安だから」、

という理由でなく、

「自分への動機づけ」の方法として利用してください。

年払いをすれば、とりあえず1年間は続けるはずです。

少しでも意識し続けること、これがすごく大事。

途中で面倒くさくなっても、辛くなっても、

「とりあえず行くか、、、」

って気持ちになるはずだし、それが大切なのです。

クラソノならこうします。

ちょっと頑張って5年分払って、ずっとやらざるを得ない環境にする方法もあります。

(ちなみに年払いの5年分です。なので、さらにお得です。)

僕なら即決します。

だから、こうやって提案しています。

喜んでくれる人がいるんじゃないかと。

個人的には絶対にオススメなんですけどね。

「迷ったらやる」

私は、

人生の半分くらいは決断した時点で決まる、と思ってるので

「迷うくらいならやれ(人に迷惑をかけないのであれば)」

を行動指針にしています。

僕は弱い人間ですし、かなりの怠け者ですので、

「迷ったら、やる」

って決めてないと何もできずに人生終わりそうなので。

一事が万事。

こういうときにどういう選択をするのか、人生の全てに関わってくるかもしれません。