先日のサッカー国際親善試合ブラジルー日本
の試合があり3−1で日本が負けました。
日本サッカーのレベルは上がっているとはいえ、
まだまだ世界との距離はかなりあるんでしょうね
日本サッカーの弱さの一つがフィジカル面、
ということはずーっと言われています。
民族的に体が小さいのは仕方がないとして
それを克服すべく、
なぜフィジカルにもっともっと力を入れないのか?
ちょっと不思議です。
サッカーの世界のことはよく分かりませんが、
サッカー選手がウエイトトレーニングを
ほとんどしてないことは予想できます。
まず、
指導者がウエイトトレーニングなんてしたことないので、
何をすればいいのか分からない、
場合によっては、必要ないと思っているのかもしれません。
「俺はそんなのしなくても上手くなったよ」と。
だから、まともなトレーニングをしているチームや個人が少ないんだと思います。
だから世界と戦えないのかな、と感じているのです。
きっと今、世界で戦っている選手が監督になる頃に変わってくるんでしょう。
いや、真面目に筋トレやってるよ、
というチームありました!
いわきFCです。
このチームはJ1でもなくJ2でもなくさらにその下の下・・
福島の県リーグの一つのチームです。
いやぁ、このチーム面白いですよ。
そんな地方の一チームでありながら、
スポンサーはアンダーアーマー。
お金はあるのでしょう、
施設も練習環境もJリーグレベルです。
「スポーツを通じていわき市を東北一の都市にする!」
という確固たる理念を持ってクラブ運営が行われています。
J1やトップリーグに行くことを目標にしてない
というのがいいですね。
「興行としてお客さんを呼べるチーム」
を目指しているようです。
そして注目すべきがトレーニング!
練習時間の多くを筋トレに割く、
という思い切ったことをやっています。
これ多分正解です。
筋トレをすれば手取り早く”強く”なれます。
技術はある程度すれば、頭打ちになります。
伸びしろを考えた時、フィジカルは伸びる。
フィジカル面が弱くて活躍できなかった選手が
その弱点を克服することで急に伸びる、
ということがあるわけです。
なのに
「筋トレをするとスピードが落ちる」とか
「可動域が狭くなる」とかいうわけです。
今、ベストパフォーマンスを出している
トップ選手がこれを言うのであれば仕方ありません。
新しいことにチャレンジして失敗するのは怖いですからね。
でも、20歳過ぎて陽の目を当たってない選手であれば、
断然チャレンジする価値ありますよね。
そのまま何年練習しても、
埋もれたまま可能性が大きいわけですからね。
・・・で、筋トレをするわけですが、
ここでまた問題が発生します。
自己流でやったり、ダメなトレーナーになると、
サッカーは脚が大切だ!じゃ、レッグエクステンションだ!
長友さんが体幹トレやってたな。じゃプランク3分!
みたいな。
いや、ほとんどのストレングストレーナーなら
こんなことはしないと思いますけどね。
自分でやったことのない人がやると、
こうなる可能性があるわけです。
「このメニューの何が悪いの?」
と感じている人もいるかもしれませんね。
悪くないですよ。場合によっては。
でも基本的にはダメです。
こんなのいくらやっても”サッカーに使える強い体”にはなりません。
いわきFCの選手もその辺は理解しているようで、
このまま三流選手として終わってしまうくらいなら、
やるだけやってみよう、チャレンジしよう!
という感じだと思います。
こういうチームは応援したくなりますね。
いわきが勝てば
きっとストレングストレーニングは評価されます。
勝てなければ「やっぱ意味ないわ」です。
頑張って欲しいですね。
「お客さんを呼べるチーム作り」
というコンセプトは面白いですよね。
ファンに愛される必要があるし、
選手のも日常生活から評価されるますよね。
サッカーが上手ければいい、
ってことでなく
人として成長させてくれそうなチームです。
私もスポーツやエクササイズ通じて
大分を元気にしたい!
と思っていますので。
そのうちいわきFCに負けない施設を作ろう。