男女問わず、悩ましいのがお腹周りのお肉。
これがなくなれば、男は逆三角形になるし、女性もキレイになる・・・
はずなんですが、残酷なお知らせです。
部分痩せについては、できる、と主張する人もいたりしますが、
現時点では部分痩せはできない、というのが常識中の常識です。
「それって、今の常識でしょ?10年後には部分痩せできます!ってなってるんじゃない?」
との意見もありますが、まぁ、その通り。
できるようになっているかもしれません。
20年後、50年後にはドラえもんができているかもしれないし、いくら食べても決して太らないケーキがあるかもしれないし、ネッシーがいるって証明されるかもしれないし、妖精や宇宙人がいるってのが証明されるかもしれませんね。
しかし、現実的には・・・というレベルの話です。
腹筋をすればお腹の脂肪が減る、というのはまだ”マシ”だと思いますが、
エステで揉むだけで脂肪がなくなるとか、ほんとおとぎ話です。
お腹をもんで脂肪を減らすことが証明できたら、その理論はノーベル賞ものですよ。
世界中の組織がその理論に大金を払うことでしょう。
というくらい、現実的な話ではない、ということを知ってほしいですね。
その他にも世の中にはお腹の脂肪を減らす運動や理論、マシンなどが出回っていますが、どれも何かしらの商品を売りたいがための商業ベースの理論と思ってほぼ間違いないです。
お腹の肉を減らすには体全体の脂肪を減らすしかありません。
お腹や(特に女性にとって)お尻というのはすごく大事な部分なので、厚い脂肪で覆って守ってあげる必要があるんです。
だからこそ、脂肪がつきやすいし、最後まで落ちないのは生物として必要なシステム、と納得できると思います。
基本的に脂肪は末端から減っていくと思っていいです。で最後に残るのがお腹とお尻。
なので、かなり脂肪を落としてもお腹には残りますし、脂肪がなくなった時に本当のシルエットが現れてくるわけです。
その時にボリュームのある体でいるために筋トレが必要なんです。
筋肉がなければ、単に痩せたこけたような体になるだけです。
そんな体はイヤですよね・・
お腹の脂肪は最後まで残ります。
ある程度絞り切った時に綺麗な体でいるためには筋トレが必要、ってことで女優さんやモデルさんがハードなトレーニングをしているんです。
腹筋運動はどうなの?
じゃ、クランチとかレッグレイズとかの腹筋運動はどうかと言いますと、腹筋をすることでお腹周りの脂肪でなく、ダレダレの筋肉が締まることで引き締まった感じになる見える可能性はあります。
ただ、腹筋というのはトレーニングしづらい部分の一つです。
筋肉の原理として、全力で15回以上できる負荷というは、筋持久力を鍛えているだけなのです。
筋力を鍛えようと思えば、ある程度の負荷、5〜8回くらいの負荷でやりたいところです。
20回、30回やってキツイから腹筋に効いている、とは限らないのです。
逆に言えば、そんな回数できる負荷でしかない、ということなんです。
とはいえ、適切にやれば何かしら効果はあると思いますので、キツイですが頑張ってください。
さぁ、今日はあなたに厳しい現実を教えてしまいました。
ガッカリしたかもしれませんね。
そんなの教えて欲しくなかった。。。
なんて愚痴っていませんか?
いや、感謝して欲しいし、喜んで欲しいですね。
まずは現実を知ること。
これを知ればエステ”なんか”で無駄なお金を使おう!なんて思わないでしょ!?
もっと有意義なことをしてくださいよ!
今回も言いたいことを気持ちよく書かせてもらいました。あースッキリした!