クラソノです。

木曜の夕方は若者で溢れます。

先月から毎週木曜日の夕方に府内学園という専門学校から団体でトレーニングをしています。

その時刻に来店された方には大変、ご迷惑というか、ジム内がわやわやしていて、申し訳ありません。

大体木曜の16時ー17時です。

8月末まで続きますのでよろしくお願いいたします。

彼ら(今年は男子生徒だけなので)の多くは警察や消防など公安職を希望しています。

で、そういうところには体力試験というものがあり、その対策の一つとして筋トレをしている、ということです。

将来のあなたを助けてくれる(かもしれない)と思って優しい心で応援してあげてください。

いいことですよ。たまに運動しないとね。気晴らしにもなるし。

筋トレをすると脳力がアップするとも言われてますからね。(知らんけど)

(そうえいば、今月のアイアンマンの表紙の石井先生は東大の先生です。)

業界のことをどれだけ知ってるつもり?

そうそう、

彼らが何を思って公安職を望んでいるのか分かりませんが、中には幻想や間違った認識を持っているかもしれません。

なんで消防なのか、なんで警察なのか、なぜ自衛隊なのか、、

何となくなイメージでしか選んでないような気がするんですよね。。

「いや、、警察はちょっと」なんて人もいますが、いや、、警察とか消防の仕事のこと、どれくらい知ってるん?って思います。

頑張れ!将来の〇〇官

誤解のないように言っておきますが、警察官も消防も悪くないと思いますよ。

めちゃくちゃおすすめ!っていうのはちょっとはばかられますが、頑張って就職する価値はあると思います。合う、合わないはあるので、もし、自分に合わなかったらやめればいい。

府内学園の生徒にはぜひ頑張ってほしいですね。

*そういえば、これまでも毎年何名か警察官になっていますが、これまで誰一人として挨拶に来ないという、、、どうなってるんだ・・・なんて他人のせいにしてはいけませんね。

単に私に不徳のいたすところです。はい。

やりたいことができますか?

でも、

彼らに限らず、就職とかってそんなもんですよね。

先日も高校生と話をする機会があって、「IT系を志望してます!」なんて言ってたけど、高校卒業して、IT系って何ができるんだろ?って感じです。

本人的にはやりたいことや目標があって就職しても、実際やりたいことができないことがほとんどだと思います。

会社や仕事ってそんなもん。かもしれない。

実際の内容を知らずに就職して、会社に入ったら自分が思い描いていた場所と違っていた、、みたいな。

それが普通です。

「いやー、思ったとおりでしたよ!最高です!!」なんて人はほとんどいないと思います。

本人が気づいてないのか、会社が気づいてないのか・・・

そういう場合、そもそも会社がその職に求めている能力、スキルにはるか及んでない、というのに本人が気づいてないケースが多いと思いますけどね。

もしくは、あなたの非凡な才能に会社が気づいてないのかもしれません。

その場合はあなたのアピールが足りないってことですね。

どっちかです。

学生には見えないことも、あなたには見えてる

今、大学生も就活のシーズンですが、彼らには見えない現実もあなたには見えてますよね。

きっと。

「あー・・・現実は、そうじゃないんだよね、、、」みたいな。

でも、それを直接言うことは少ないと思います。

「あなたの思うようなことにはならないけど、まあやってみれば。あなたには合っているかもしれないしね」

とか、

「自分が好きで選ぶなら勝手にすればいい、嫌になったらやめればいいしね、、」

みたいな感じですよね。

間違った屋根に登ってない?

就職に限らず、なんていうか、、

「頑張ってる方向違いますよ!」

って言いたくなることが多々あります。

僕はこうやってジムやヨガスタジオを経営しています。

例えば、ヨガでRYT200というヨガインストラクターの資格みたいなのがあるんですが、最近はコロナ禍でオンラインで取得できるようになっていて、ビジネス的に美味いので大手も含めてたくさん参入して、価格も激安なわけです。

受講する方としては安くて手軽でラッキーなのですが、実際そのRYT200を終了したところで使い物にならないのです。

そんなね、、動画見て学びました!って人を採用する勇気はないですよね。普通。

業界を知ってる側からすれば、そんなところで学んでも意味ねーよ、って知ってますからね。

登る屋根を間違ってるよ・・・。

例えば、僕のスタジオに来て、

「オンラインでRYT200をとりました!採用してください!!」なんて言っても、「いや、ここのスタジオでもRYT200やってるし、、それってかなり失礼なこと言っているって気づいてる?、、」って話です。

フィットネスジムの幻想

ジムだってそう。

フィットネスジムのチラシを見て、「マシンもあるし、スタジオもあるしプールもあるし、あれもこれもできる。これならやせるかも・・」

なんて思って入会しても、そんなことになるはずもなく。

トレーニングをするなら、ちゃんと指導を受けた方がいいし、フィットネスジムではそれはできない、ということを僕らは知ってるわけです。

で、それをホームページにも書いてるけど、それでもフィットネスジムとか24時間ジムに行っちゃうわけです。

高いパーソナルジムを選んだりするわけですよ。

「そっちじゃないよー!」って大きな声で叫んでるんですけどね。

思わず親切がこぼれ落ちてしまうのです。

セールストークじゃなくて、これはもう事実として知ってるのです。

幸いなことに、無理やりセールスをしなくても、入会していただているので、99%は正直トークをさせていただいていますが、「あなたはフィットネスジムに行っても意味ないよ」と言っても、人によっては「他のジムの悪口をいう悪い人」という認識になるかもしれません。

僕はどちらかというとオブラートに包みながらもはっきりと善悪をいう方です。

人は自分の聞きたい意見を聞きたいし、耳障りの悪いことは聞きたくないんだろうけど、その人のためを思うと言った方がいいこともありますよね。

僕レベルの親切な人間になると、思わず言ってしまうんですね。

親切がポロッとこぼれ落ちてしまいます。

あなたに見えないことも、僕らには見えてる(かもしれない)

僕らは(ほとんどの場合)あなたより色々と勉強をしているし、トレーニングや栄養について知識も多いと自負しています。

就活生には見えない現実があなたには見えてるように、あなたに見えない現実も私には見えていることもあります。

見えてる、というより知ってる、という表現が正しいかもですね。

私とあなたは他人ですし、色々と嫌なことも言うこともありますが、そういう場合は、

「あー、私のことをこんなに想って言ってくれてるんだ。なんていい人なんだ!!」

ということにしてくれれば全て全てハッピーにおさまりますので、よろしくお願いします。

つまり、無理やりまとめると

早めに何事もその道の先輩に聞くのが正解

ってことです。

ハシゴをかける前に、どこにどれくらいのハシゴをかければいいのか考えましょう、ってことです。

周りにトレーナーやインストラクターになりたい人はいませんか?

例えば、このジムでもトレーナーやインストラクターを募集していますが、スポーツトレーナーになるのに専門学校なんて行く必要ないし、そのお金と時間はもっと別ところ注ぐべきです。

もしあなたの周りやご家族にヨガのインストラクターになりたい、とかトレーナーになりたい、って人いたら教えてください。

間違った屋根に登ることのないように、私が厳しい現実を叩きつけてあげつつ、ベストな方法をお伝えします。