kouka

クラソノです。

肩こり、腰痛は世界中の先進国で国民病といわれるくらい、疾患や症状を持っている人は多いようです。

寒い日なんかは体が縮こまっていて、気づいたら背中や腰、肩が緊張している、ってこともあります。


さて、

この肩こりや腰痛ですが、

日本人の悩みのトップランカーです。

男性の1位が腰痛で、2位が肩こり、

女性の1位が肩こりで、2位が腰痛

ということです。

ダイエットよりこっちのようです。

参照:
Tarzan803号(2/11発売)
肩こり・腰痛、実はここを押す、伸ばす
症状別リリース&ストレッチ。

あなたも整体や整骨院に通ったりしているのかもしれません。

で、そこでマッサージとかしてもらって、少し楽になったと思ったら3日経てばまた痛い、、みたいなことを繰り返してないでしょうか?

実際、肩こりや腰痛は複雑です。


肩こりや腰痛の原因は人それぞれ

色々な要素が絡むし、人により原因が違います。

だからこそ、難しい。

筋肉的にいえば、

肩であれば、僧帽筋や広背筋、菱形筋などが直接関係するでしょうし、

腰であれば腰方形筋や中臀筋などが関係します。

そして、

他にも色々な筋肉が関係しています。

簡単にいえば、肩こりであれば、首や胸の動き、

腰痛であれば、股関節や骨盤、腹筋なども理由になります。

その肩こりや腰痛の原因はどこからくるのか、

じゃ、その肩こりの原因となっている(かもしれない)首や胸、

腰痛の原因となっている(かもしれない)股関節や骨盤のいわゆるズレや緊張などはどこからくるのか、、、

というと、またその隣や近くの筋肉や関節に理由があったりします。

じゃ、またその理由はというと・・・

とまさしく理由の無限列車です。


結局、どこが悪いのか分からない。

回まわって結局どこが悪いのか分からないのです。

腰痛の原因が骨盤の過前傾として、その理由と思われる背中の緊張をとったとしても、背中の緊張の理由を解決しない限り、また腰が痛くなるのは当たり前です。

さらに言えば、それが腰の緊張が理由でないのかもしれない。

腹筋が弱いとかうまく使えてないとか、、そっちかもしれません。

と、こんな感じで、結局「ここ!!」とピンポイントで当てることは難しいのです。

(っていうか、ほぼ無理じゃないかな。)

筋肉や関節はそれぞれ単体で独立しているわけじゃなくて、例えば筋膜などでつながっている、というのが今の考え方です。

だから、実は足の小指に腰痛の原因がある、なんてこともありうるわけです。

ますます理由が分からない。。

風が吹けば桶屋がもうかる理論

なのです。

え、それが原因ですか!?

みたいなこと。


じゃ、どうすればいいんですか!

というと・・

・どこが悪いのか分からないんだから、全身を使って運動をしよう。

・満遍なく体を動かしましょう。

・痛みのない範囲でヨガとか筋トレしてね、

というのが私の結論です。


そうすることで、

いつの間にか身体のバランスがとれて少しづつ改善していくんじゃないかな

と思っています。

そして、

そもそも何も運動していない人であれば、少し体を動かすだけで肩こりや腰痛が改善した人ということはたくさんいます。

ヨガとか筋トレじゃなくてもいいと思います。

体全体を色々な角度から使うエクササイズであれば何でもいいんじゃないかな。

(個人的な好みでいえば空手がおすすめです)

ヨガは自重で無理がないし、運動してない人の入り口としてベターだとと思いますし、肩こりで悩んでいる人にはおすすめします。

じゃ、筋トレはどうなのか?

というと、

当然おすすめです!

おすすめしないはずがない。。

ある程度の負荷をかけることで体の使い方や力の使い方を覚えますし、腰痛や肩こりの原因が筋肉不足である可能性もすごーく高いのです。

体が柔らかい人で腰痛持ちの人は筋力不足が原因である可能性は高いです。

筋トレやヨガをする時の三大原則

・痛みがあったら絶対にNGです。

・正しいフォームでやること。

・そして継続すること

これは大原則です。

ヨガは時間がかかるけど、じっくり少しづつ本来のあるべき姿に近づける。

筋トレは手取り早いけど、”ちょっと”きつい。でもその代わり、キレイになれるとか、やせるとか、自信を持てるとか、良い意味での副作用もあります。

どっちにしろ、1回、2回でどうこうなるもんじゃありません。

継続してやることで身体や体の使い方が適切なものに近づいていくという感じですね。

整体や整骨院は急性的な痛みがある場合には有効だと思いますが、結局根本解決するには、運動が必要ってことです。

本当に痛い場合はまずは病院へ行ってください!
整体でも整骨院でもなく病院です。
単なる腰痛と思ってたら、実は内科的な疾患であったりする可能性もありますので。要注意!!
安易な自己診断は危険ですよ!