ジムのウォーミングアップの鉄板エクササイズの一つがバードドッグと呼ばれるエクササイズ。

鳥&犬です。

「なんでバードドッグなの?」

「どういう効果があるの?」

と疑問にすら思わずにやっていませんか?

その辺を意識するとまた効果倍増です。

まず名前の由来です。

なぜバードドッグなの?

答えはわかりません。

バードドッグは鳥猟犬のことです。

なんとなく、鳥猟犬の走る姿に似ているからなのでしょうか?

そこまでは分かるのですが、なんでバードドッグになったのかわかりません。

別に他の名前でも良かったと思うのですが、

なぜそうなったのかは今となってはわかりません。

もう、

バードドッグって誰かが言っちゃったからそうなったんでしょう、くらいです。

バードドッグの効果は?

このエクササイズに限らず、一つのエクササイズについて目的や効果が一つであることは少ないです。

同じエクササイズでも目的が違うし、そうなると色々と意識することが変わってきます。

基本的には体幹部、いわゆるコアを安定させて手足を動かす、というのがメインになります。

これを胸椎部の動きをよくするエクササイズとしてみることもあるでしょうし、

お尻のエクササイズとしてすることもあるでしょう。

シングルレッグデッドリフトの練習としたり、バランスエクササイズの準備運動としてやることもあるでしょう。

その辺を分からずに、動画みて

「お、なんか腰めちゃ反ってるな」

「太ももすごく上げてるじゃん!」

なんて真似をしても意味がない、ってことです。

そしてこれはすべてのエクササイズで言えることです。

で、動画でやってるからといってその辺を理解してやっている人は少ない

のです。

バードドッグのポイント

・足首は伸ばしてもいいし、曲げてもいいですが、どっちかはっきりと。

 靴の場合は足首を曲げた方がやりやすいです。

 さらに指先を床からあげるとアドバンスになります。

・足の指先や膝、おへそは真下をキープし、腰、骨盤帯を傾けないように保つ

 これは大事です。

 とくに、膝をついている方の内腿でしっかり締めておく、というのが大切ですよ。

腰は出来るだけ反らないように、下腹に力を入れたままキープする

・体幹部を緩やかにしっかり力を入れ、背骨、脊柱真っ直ぐ

・マットに着いた手の肩甲骨は外側へ開くイメージ。

・動きをコントロールしながら、呼吸に合わせて動く

・4秒で吸いながら手足を伸ばして、4秒で吐きながらおへその下で膝と肘をタッチ

と言ったところがポイントです。

ただし、背中をしっかり動かすためやお尻のエクササイズとして太腿を高くあげたり、背中を反らす方法もありといえばありです。

間違いではありませんし、実際やっている人も多いです。

まぁ、色々です。

色々ですが、何にしろ意図を知らずに真似しても意味がありません。

怪我に向かって一直線です。


まずは基本のバードドッグを紹介します。