MiLI のマインドフルネスセミナーSIYに行ってみた!

敬虔な筋トレ教徒のクラソノです。 今日は都合のいい話をしましょう。 もし1日15分間、あることをするだけで ・集中力が上がる ・ポジティブな感情を増進 ・抗うつ作用 ・ストレスを緩和 ・思いやりのある人になる ・感情の制御力を高める ・感情の調整、自己コントロール ・注意力に関する大脳皮質の発達 ・記憶力を高める ・賢明になれる ・その他色々いいこと。 なんて誰にとっても都合のいい方法があったらいいと思いませんか? あるんですよ!分かりますか? そう!それです! 筋トレです! 我らが崇むフリーウエイトトレーニングです。 筋トレすると無心になりますよね。 「今、ここにあるバーベルを持ち上げる」 「one more reps!」 と集中しますよね。 これがストレス発散になっているんじゃないかな、と常々思っているのです。 ランニングしてても雑念は入ってくるけど、フリーウエイトは集中しないとできませんからね。 筋トレは心にも身体にも素晴らしい効果があるんです! と言いたいのですが・・・・実は今回は違います。 ”今回の”正解は”メディテーション”です。 マインドフルネスな瞑想です。 いや、エクササイズにも同じような効果はあると思いますよ。ホントに。 でもウエイトトレーニングなんて手軽にできるわけじゃないし、 体も疲れるので、 頭だけでできるメディテーションなんかもいいんじゃない? ということで紹介します。 実は、昨日、一昨日とマインドフルネスのお勉強をして来ました。 MiLI(Mindfulness Leadership Institute)という組織の SIY(Search Inside Yourself)というプログラムです。 グーグル発のマインドフルネスメソッドです。 マインドフルネスについては色々な団体があるのですが、 なぜ私がこのプログラムに参加したかというと、 一言で言えば、グーグルの社員向けプログラムだからです。 あのグーグルさんがやってるなら、まぁ間違いないプログラムでしょ? ということで、参加したわけです。 今回もエンジニアの方が数名いましたね。 このプログラムはどんなものかホームページから拝借しました。 ■ 冷静かつ集中色のある、ハイパフォーマンスなマインド ■ 高いパフォーマンス、創造力、モチベーションを維持する方法 ■ 回復力・人間関係・生産性をより高める方法 ■ 感情を制御する能力を高める ■ 思いやりと見識を持ってコミュニケーションをする習慣づくり ■ 生産性の高いチームワークと信頼を作る能力 ■ ヴィジョンを明確にし、ポジティブな風土を創るためのスキル だそうです。 ふむ・・・そうだったのか。。。。 SIYについては、本を読んで知っていたのですが、 ・本当に自分の理解が正しいのかどうか ・瞑想の正しいやり方ってどうなのかな? とかちょっとしたことで疑問があり、 今回のプログラムの開催に飛びついてしまったので、 内容はあまり気にしてなかったのですが、 こんなにすごいことだったんですね。。。。 こういうのは、本を読めばだいたい理解できます。 今回のプログラムの7割くらいはこの本に書います。 ですが、実際にワークをしたり、 残りの3割がすごく大事だったり、 小さなことでも質問できたり、 どんな人がきているのか、何を考えているのか、 などを知ることができるのがすごーく大きいです。 今回も色々な人がいるなぁ、とつくづく思いました。 そして、今回SIYプログラムに参加して驚いたのは、大分県民は私一人! 38名の参加者中、半分くらいは関東の人。残りの2/3くらいが福岡県内。 あとはバラバラです。 で大分は私だけ! 実はこれ昨年もあったらしいのですが、多分大分の人はいなかった、とのこと。 超ラッキー! 今、現在私一人ですよ。このプログラムを説明できるのは! しかもこのプログラムはまた来年までない。 ということは・・・ もし来年マインドフルネスブームが来たらセミナーで稼ぐことができる! もし、ブームになれば、ですけどね(笑) いや、準備しとこ! マインドフルネスに興味のある方、今がチャンスですよ! 今、大分で一番マインドフルネスについて詳しい(かもしれない) 私と一緒にマインドフルネスしませんか? 興味のある方、お問い合わせください! ちなみにお問い合わせは無料ですが、 セミナーや講演の依頼であればやりますよ! 最後にマインドフルネス瞑想の効果などについて動画をどうぞ。

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死ぬ気で挙げろ!死ぬ気で学べ!!

先日の日曜は台風のため車イスマラソンが中止になりましたね。 この日を目標に準備してきた選手もいると思います。 車イスレースなんてほとんどないので、残念だったと思います。 その日まで準備してきた大会関係者もなんとも言えないでしょうね。。 さて、そんな日曜でしたが、こちらもかなり前から準備をしてきたことがありました。 友岡和彦さんを迎えての研修会(セミナー)です。 友岡さんによると、先日までアメリカでオリンピックの選手のトレーニングキャンプに帯同していて、ナントこの日に合わせて日本に帰ってきた、とのこと。 確か今日アメリカに行くんだったと思います。 アリガタヤアリガタヤ。 で、そんな世界で戦うトレーナーから、我々が一体何を学んだのか? 今回のお題目はお任せした結果、 「発達運動学と運動学習理論に基づいた 包括的トレーニングシステム」 となりました。・・・????・・・・ もうちょっと詳しく紹介しましょう。 ・ファンクショナルトレーニング再考 ・ジャックオーランタン ・DNS ・発達運動学理論と現場への応用 ・発達運動学に基づいたリセットプログラム ・GRIPアプローチ ・運動学習理論とその応用 ・随意運動の落とし穴 ・ダックアップル ・意識の無意識化 ・運動習得の過程 ・インターナルキューとエクスターナルキュー ・運動制約仮説 ・トリックorトリート とこんな具合。 ほぼ呪文ですね。 ハロウィンっぽく、ちょっと関係ないものも混ぜてみましたが、分かります? さて、今回のメインの一つは発達運動学です。 赤ちゃんが成長する過程、例えば・・・ 足を持ち上げる、寝返りをうつ、腹ばいになる、ハイハイする ・・・という過程を参考にきちんと体を作っていこうね、というイメージです。 ・腹圧(IAP)をしっかりかけれるようにトレーニングしたり、 ・関節の位置を中立位置へ戻すトレーニングであったり、 ・まずそのためには足底をちゃんとしようね、 ということであったり、まぁ盛りだくさんです。 深く入るとキリがない世界なので 今回は表面だけ触る感じでしたが、 それでも学ぶことが沢山あります。 あと個人的には運動学習理論は聞いてて楽しかったですね。 これは簡単に言えばコーチング技術の一つ。大好きな分野です。 ・選手にどうやって伝えるか、 ・ある目的を達するために、どういう方法を選択するのか、 ・自然に動作できるような環境を与えること、 などについて学びました。 誤解を恐れずに言えば、 筋肉をつけるだけ、痩せるだけという目的の筋トレ自体はそんなに難しくありません。 最後は 「一生懸命頑張れ!」 って言葉に尽きるのです。 もちろん、怪我を防止したり、 回数や重さの設定などは難しいですよ。 ですが、これにスポーツ動作や、運動パフォーマンス、コンディショニングが入ってくると、かなり知識が必要になります。 ここがトレーナーとしての力量の分かれ目の一つと思っています。 だからこそ、これまでの何回も今回のような勉強会やセミナーを開いてきました。 そして、スッタフが勉強したその知識をもとにジムの会員さんに還元しているわけです。 そもそも学ぶ、ということが本当楽しいんですよね。 学ぶともっと学びたくなります。 学ぶことが趣味や目的になっている人がいるとか、いないとか・・・ 油断していると深みに入って迷子になってしまうので 自分でやることと、やらないことを決めています。 私は基本的には「筋トレ主義トレーナー」なので、徒手治療系はしない、と決めているのですが治療系の知識も楽しそうなんですよね。 治療系の人がどんな知識を持って、どんな考えでやっているのか、ということは知っておく必要があると思っているのですが・・・ またまたその世界は果てなく広く深く、、、どこまで学べばいいのやら、という感じなんですよね。 最小限の知識でいいのですが、最小限具合も分からない、という。 今回は知りたかったことや、疑問に思っていたことなどスッキリできたことが多く実りのある勉強会になりました。 勉強するかしないかはトレーナーとして死活問題です。 スタッフもしっかり勉強してますよ。 手前味噌ですが、間違いなく県内で一番勉強しているジムだと思いますし、 まだまだ学ぶこともたくさんあります。 「死ぬ気で挙げろ」 って言うだけじゃありませんので、安心してトレーニングに励んでくださいね。

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あなたは常に正しい!・・・のか?

クラソノです。今年もあと2ヶ月になりました。 今年一番増えた情報 今年一番増えた知識はヨガについてですね。 ヨガスタジオをオープンする頃から、 やたらヨガに関する情報が入ってくるようになりました。 以前は気にもしなかった「ヨガ」という言葉に反応してしまうんですね。 こういう経験ありませんか? 先日も本を読んでいて、 全ての不調を「体が冷えている」せいにする記事を読みました。 要は体を冷やす食べ物や生活習慣が悪い、 という主張です。 病気になるのは体を冷やしたせい、 スポーツ障害の人の食生活は体を冷やす食べ物が多い パフォーマンスが高い人は体を冷やしてない・・ とこんな感じです。 「だから体を温める食事をしよう!」 と。 本当か!? 人間の体ってそんなに簡単じゃないだろ! とツッコミたくなるのですが、 そういうのを根拠立てて説明するのです。 その人にとっては 全てのデータなどが 「体を冷やすと悪くなる」 ことに結びついているのです。 坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い、みたいな感じですよ。 そういうのを確証バイアスとか認知バイアスとか言います。 バイアスっていうのは 「変更」とか、「偏った見方」ってことです。 確証バイアス?認知バイアスってなに? 簡単に言えば、 自分がこうあって欲しい、こうあるべきだ という情報を取捨選択して取り入れる性質がある、 ということです。 これは普通に多くの人が無意識にやっています。 そうしないと入力される情報は多過ぎてパンクしてしまうんですよね。 例えばベンツを欲しくなると、 ベンツがやたら目に入って 「世の中ベンツばっかり」 という錯覚をすることです。 私はトヨタのアクアに乗っていますが、 世の中アクアばっかりだな、、と感じます・・・ 最近芸能人が筋トレしたり、 本や雑誌にもトレーニングの記事があるので、 「最近、筋トレって熱いな!」 なんて思ったりしますが、 興味ない人に聞いても、 「そうかな?」ですよね。 私の場合は「タンパク質を摂るのはいいこと」 と思っているため、 菜食主義の方の主張はほとんど頭に残りません。 「そんな意見もあるんだ、ふーん」と。 逆に 「タンパク質の取りすぎは体に悪い」 「プロテインを摂るとむきむきになってしまう」 「プロテインってクスリみたいなもの」 と信じている人にとっては、 私が「タンパク質は必要!」 と主張すればするほど、 「この人、何も分かってないな」 となるでしょう。 人の意見を変えるのは難しい こういうことを無意識にやっているので、 人の意識や意見を変えるのは大変なのです。 自分の正しいと思っている情報が入ってくる →自分が正しいことをさらに自信を持つ →また自分の考えを裏付ける情報が入ってくる →さらに、さらに確証する→・・・ という繰り返しで、どんどん 自分が考えが正しい! ということになるわけです。 正義は我にあり! あなたが認めようが、認めまいが ほとんどの人は自分が正しい、と思っています。 だから揉め事はおきます。 戦争はなくならないし、 論争も起こります。 自分の見方は偏っているのかもしれない、 斜めから見ているのかもしれない、 と意識することで、 正確な情報が入ってきて、 不必要な誤解や損をせずに済むことがあると思いますよ。 ちなみに、私は 「筋トレは良いことだ!」 「強いことは素晴らしい!」 「筋肉バンザイ!!」 と思っていますが、これって偏ってます?

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ゴルフをしない理由とダイエットの微妙な関係

「倉園さん、ゴルフします?」 と聞かれたことがあるのですが、しません。 というのは、私の性格上やりだすと上手くなりたい性質なので、 練習ばかりして仕事をしなくなる恐れがあるのと、 休日などに家族をおろそかにしてゴルフに行くおそれがあるためです。 で、 「いや、やりませんよ。なぜかって___」 と上のような説明をしたのですが、何か引っかかってました。 どこかで聞いたことがあるな、と。 デジャブか・・・? で思い出しましたよ。 オデュセウスとセイレーンの話を知ってるでしょうか? これは、何となく名前で分かるとおり ギリシア神話のオデュセイアという叙情詩の中に出てくる話です。 オデュセイアなんて、すごく長いので、もちろん直接は読んだことないんですが、 阿刀田高さんの「ホメロスを楽しむために」で知りました。 この人の古典シリーズは堅苦しそうな古典を独自に面白く解説してくれるのでオススメですよ。 さて、 知らない人のためにかいつまんで説明しましょう。 オデュッセウスという英雄がいて、 この人は悪い奴らを退治した凱旋途中にセイレーンの住む島の近くを通ることになりました。 このセイレーンというのはすごく美しい声で、聴くものすべてを惑わし、 催眠術のように遭難させ、そして喰い殺すという恐ろしい怪物です。 ちなみにセイレーンをモデルにしたお店がこちら。 スタバの最初のロゴです。 セイレーンは結構、欧米では有名な怪物なようで、 知っていると、映画やドラマなど色々なシーンで見たり聞いたりすることがあります。 でオデュセウスが家に帰る途中にこのセイレーンの島を通るわけですが、 その歌声を聴くと、絶対そこに行きたくなるため、 船のマストにあらかじめ自分の体を縛り付け動けなくして、 なんとかその危機を乗り越える、という話です。 つまりこの話の趣旨は 「来るべき将来を予測して、こうなるから、 ならないように、あらかじめ準備してしておこう」 という話です。 何の話かというと、ゴルフとダイエットの話ですよ。 ほら、これって誰しもが経験することじゃないですか。 例えば、ゴルフにハマる恐れがあるから、ゴルフしないとか。 ダイエットで言えば、 コンビニに行くとお菓子を買いたくなるので、コンビニの近くを通らないとか、 甘いものが家にあると食べるので、最初から買わないとか、 おもちゃ売り場に、子供を近づけないとか。乗るなら飲まないとか・・・ 人間というのは理性より感情の生き物なので、どうしても欲求に負けてしまいます。 子供なんてストレートな欲求の塊です。 絶対的に自己コントロールが下手なんです。 ただ、人間の人間らしいところは、じゃあ、と先手を打つことができることなんです。 マストに体を縛る必要はありませんが、 ・最初からゴルフをしない ・夜食がやめられないなら、夜食を買わないようにする。 ・そもそも夜食を売っている場所に行かない、 ・財布を必要以上に持ち歩かない などいろいろとあらかじめ自分をコントロールする術があります。 結局、ダイエットなんて究極的には自分をごまかす術なんですよね。 食べなきゃ痩せるのは間違いない。 じゃ、食べることができない環境を作ればいい! ということなんです。 「予想ができるなら、あらかじめ手を打っておけ」 ってこと。 ギリシア神話の中にはこんな感じで、教育的な話が色々出てきます。 もしかしたら、そういうのを伝えるためにストーリー形式にして書いたのかもしれません。 また何かをきっかけに、思い出したら書きましょう。

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秋のフルーツはダイエット向きなのか?

クラソノです。 秋といえば食べ物! 特に日本の果物は秋に旬なものが多いですよね。 柿、梨、栗、イチジク・・あれ、あまり思い浮かばない・・・ 最近では色々なものが一年中あるので、何が旬なのか分かりづらいです。 ところで、栗って英語でなんていうか知っていますか? 妻が以前、外国に行ったとき 「マロン、マロン」 って一生懸命言ったけど伝わらなかった、、、 と嘆いていたことがありました。 あなたは「栗」の英語、分かります? さて、ここからが本題です。 「フルーツはダイエットにいい!」 なんてことを言われますが、実際、どうなんでしょう? フルーツの甘さは自然由来の甘さだから大丈夫。 ビタミンやミネラルたっぷりだから、たくさん食べよう! フルーツは血糖値を上げないから太らない! みたいなことが言われていますが、どう思います? フルーツの甘さは果糖の甘さです。 果糖は自然界ではダントツの甘さを誇ります。 さて、この果糖についてちょっと解説をしましょう。 果糖はブドウ糖などと同じ単糖類です。 ブドウ糖はグルコース、果糖はフルクトースと言われます。 ブドウなのでグレープのグル、果糖はフルーツなのでフルと覚えると覚えやすいですよ。 実際、関係ありそうですが、実は全く関係ないので単なる語呂合わせです。 ちなみに・・・牛乳には乳糖という糖が入っています。 実は結構牛乳は糖質inな飲み物なんですよ! この乳糖は二類でラクトースと言います。 「乳」は「ラク」がつくものが多いです。 例えば、 乳酸はLactic acidと言います。 トレーニング用語で頻繁に出てくる”LT値”(乳酸性作業閾値)は、 この「Lactic acid」の「Threshold(閾値)」 ということです。 失礼! ちょっと脱線しました。 この果糖、実はブドウ糖とは違い肝臓でそのまま代謝されます。 なので血糖値を上げません。 というか1割はブドウ糖に変換され血糖値を上げますので、 血糖値が上がりにくい、 という表現が適当ですね。 だからインスリンを出さないし、脂肪になりにくいんだとか、なんとか。 さもありなん的な解説をする人もいます。 肝臓でそのまま代謝されて、ブドウ糖より早くエネルギーになるものの、 余った分は中性脂肪になります。 果糖は血糖値を上げにくい、 しかし結局は摂りすぎると中性脂肪に変換される、 ということです。 そもそも血糖値を上げにくい、とはいえ GI値でいえば20くらいはあります。 ブロウ糖は100です。 100! って感じですが、 何しろブドウ糖が基準になっていますので100が最高です。 「フルーツの果糖は血糖値を上げないから良いいい!」 とか言う人もいますが、フルーツの糖は果糖だけでなく、ブドウ糖やショ糖も入っています。 お菓子を食べるくらいならフルーツの方がはるかにいいでしょうが、 ダイエットしているのであれば食べないに越したことはありませんよ。 「GI値が低い」とか「血糖値を上げない」なんて フルーツを売りたい人のセールス文句です! 食べたい人の言い訳ですよ! あなたがどう思おうが、フルーツを食べれば、その分太ります。 もし、どうしてもフルーツが食べたいのであれば 元々の食事の量を減らしてくださいね! 適度に食べましょ! ってことです。

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私とダイエット競争しませんか?

もし、私とあなたが ハンバーガー屋を始めたとしましょう。 それで、どちらが一番売れるか競争したとします。 そしたら、あなたは、 その競争に勝つために どんな”条件”が欲しいですか? ちょっと考えてみてください! ・・・・ 何があればハンバーガー売り上げ競争に勝てるのか? ・・・・・ 隠し味に使う秘密のソース、ですか? 最高のハンバーガーを作るための最高の牛肉」ですか? ひょっとして「最高の立地」ですか? もしかして、最も安い価格ですか? ・・・・・ それら全部の条件をあなたに与えても たった一つだけ、 この条件さえあれば競争に勝てるというものがあります。 それが 「腹を空かした群衆」です。 これは マーケティングの世界では有名な話です。 どんな良い店でも、立地が良くても、どんなに安くても、 結局は、欲しがっている人がいなければ売れない、という真理です。 要はニーズがあれば売れるし、ニーズがなければ売れない、ということです。 これはマーケティングの真髄を言い得たものだと思いますが、 さて、これをダイエットに応用してみましょう。 私とあなたが、ダイエット、減量競争をするとしましょう。 あなたは私に勝つためにどんな”条件”が欲しいですか? 何があればダイエットができるでしょうか? さぁ、どうでしょう? カロリー計算をしてくれる栄養士さんですか? 低カロリーの美味しいスイーツ? それとも空腹感の感じない体? そんな条件をすべてあげても 私がたった一つだけ欲しいものがあります。 それは、、、 何事にも屈せず、諦めない強固な意志です。 これさえあれば減量やダイエットは成功したも同然です。 しかし これがなければどうやってもダイエットは成功しません。 減量やダイエットは少なからず我慢を要します。 ダイエットできない、という人はまず間違いなく、これが不足しています。 あなたの理想の体を実現するために、本当に必要なものは一体何ですか?

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トレーニングの頻度と超回復理論

クラソノです。 ちょっと朝肌寒くなった、と思ったら、まだまだ昼は暑いですね。 風邪をひきやすい時期です。 さて、今日のテーマはトレーニング頻度です。 週に何回やればいいのか?月に何回やればいいのか? ということ。 よく筋トレは週三回と言いますが、 その根拠は超回復理論と呼ばれるものにあります。 筋トレをすると、筋肉が損傷し、24時間ー48時間に回復し、筋肉が大きくなる という理論です。 これはあくまでも仮説に過ぎません。 いや、私が思うに仮説というか誤解、誤認ですね。 超回復って何が回復するの? 超回復というのは一般的には筋肉のグリコーゲンの回復のことを指します。 以前、疑問に思って、 英語のできるNトレーナーにも文献を調べてもらいましたが、 筋肉の超回復についての論文は見つかりませんでした。 あるのはグリコーゲンの超回復。 muscle glycogen supercompensation だったかな? compensationは保障するとか、埋め合わせをするとかいう意味です。 どうやらこれが超回復と訳されたようです。 運動すると筋肉中のグリコーゲンが減ります。 あ、グリコーゲンというのは簡単いえば「糖が分解されたもの」筋肉を動かすエネルギーです。 なので、筋トレをすればグリコーゲンは減ります。 その後、食事や休息などでグリコーゲンの量が回復するのが24時間とか48時間なわけです。 筋肉じゃない。 だからrecovoeryでなくcompensationなのです。 これが筋肉の超回復と混乱して、あたかも筋肉が超回復するのが2、3日後みたいになったようです。 実際2、3日で筋肉の損傷が修復されて、筋肉が太くなって、パワーアップするなんて体感できないと思います。 長いスパンで見れば筋トレをすれば筋肉が太く丈夫になることは、明らかです。 それが1−2日の単位で回復して大きくなるのか、というとそれは別。 筋繊維を切開して、顕微鏡で観察して実際違いが分かるのか?という話です。 MAXを更新した二日後にさらにMAXを更新できますか?ということです。 ひょっとしたらグラム単位で更新できるかもしれませんけどね・・・ それを実験で論文レベルで証明するのはかなり難しいと思います。 ややこしいので、整理しますね。 筋トレをすると→数日後に回復し→そして肥大する、 という仕組みは間違っていません。 そのメカニズムはどうやら正しい。 何が違うのかというと、 24時間ー48時間で筋肉の損傷が修復して回復して肥大する、というところですね。 このメカニズムがまだ分からないのです。 分からない、というか多分間違っている。 筋トレをすると筋肉は損傷するのか?という疑問。 損傷しなくても筋肉にストレスをかければ環境に適応すべく大きくなるんじゃない? であれば、24−48時間なんて関係ないし、やればやるほどいいんじゃなない? ということです。 フィットネス理論と呼ばれる理論ですね。 フィットネス理論では筋肉の「損傷」でなく「疲労」が問題になってきます。 筋肉が疲労するから、筋トレ後は筋力が落ちるんだ、ということ。 グリコーゲンの貯蔵量も減っているはずです。 また、ここでも「そもそも疲労って何?」 ということにもなります。 「疲労は脳が作り出した幻想だ!」なんていう人もいるくらいなので。 まあ、それは置いておいておきましょう。 筋肉の超回復理論が間違っているのであれば、 疲労が回復すれば、何日後であろうがやっていいことになります。 疲労が残っているとパフォーマンスが上がらないので、 結果として良いワークアウトができず結果に繋がらないというだけ。 ここに筋肉の損傷の話とかはでてきません。 一応、フィットネス理論でも回復後のパフォーマンスのピークは24−72時間後になると言われています。 筋肉が超回復して大きくなるのでなく、疲労が回復することでパフォーマンスが上がる それを繰り返すことで、筋肉が環境に適応して肥大していく、というメカニズムです。 そんなことどうでもいいんじゃない? というのが私の結論です。 ボディビルダーだって、毎日やる人もいれば、週一回で済ます人もいます。 短時間で終わる人もいれば、丁寧に数時間かけてやる人もいるわけです。 理論なんて、ある現象を説明するために後付けされるようなもんです。 そんなのは大学の先生に任せておきましょう! ここまで書いて、こんなこと言うのもアレですが、 しっかり追い込める人と追い込めない人でも違いますし、 トレーニング後の過ごし方も食事も違います。 結局、人それぞれですよ。 とりあえず一生懸命やりましょう!! 自分の感覚が一番正しい、それでいいと思います!

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子どもの視力と運動能力の関係は?

クラソノです。 昨日は息子の保育園の運動会がありました。 いやー疲れる。 何が疲れるのか分かりませんが、ああいう大勢のとこは苦手ですね。 運動会は高尾の公園のグラウンドでやるのですが、 前日土曜が大雨だったので、 案の定地面は湿ってて、 カーブで転ぶ子供が続出でした。 でも、ちょっと危ないな、と感じましたね。 転んで骨折ったらどうするんだろ?と。 平均台から足を滑らせて顔打ちそうになった子もいたし。 裁判すれば過失は認められる気がします。 だって、転ぶ可能性が高いことは明らかですからね。 まぁ、モンスターペアレントはいない、 ということやってるんでしょうが、 無事に終わって良かったです。 さて、 先日、佐伯の今田整骨院のjun先生に講師をしてもらい 感覚統合の勉強会をしました。 で、運動会を見ていて、 視力と運動能力の感覚統合的関係について感じたことがあるので ちょっと書いときます。 今回は完全に私見ですので、とりあえず。 以前から、なんとなく感じていたことの一つが メガネをしている子は運動能力が低い子が多い、ということです。 と言うか、運動能力が低い子どもにはメガネをしている子供が多い、 という感じですかね。 もちろん、皆ではありませんよ。 メガネをしていても運動能力が高い子もいるし、 メガネをしてなくても、動きの良くない子はいます。 しかし、 大きな規模で調査をした場合、 きっと視力と運動能力の相関関係があるはず、 そう思って、さっきちょっと調べて見ました。 しかし・・・時間がなかったこともありますが、 視力と運動能力の相関について明確には分かりませんでした・・・・ なので、全くの私見になりますが、重要なことなので。 なぜ視力と運動能力が関係ある、と思うのか? まず、先日の感覚統合での勉強会の復習をしましょう。 感覚統合的脳の三大栄養素を覚えていますか? ・・・・チチチ・・・ ・固有受容覚(自分自身の体を感じる感覚) ・前庭覚(重力や加速度に関する感覚) ・触覚 の3つでしたね。 それはそれとして。。。 話の中で、視覚に関する話もありました。 で、昨日運動会を見ながら「!」と思ったのです。 視力が弱いと、 ・動いているものを見て捉える(視覚) ・自分が動いている時に風景が動いて見える(視覚) ・視覚から速さを感じること(前庭覚の範囲) などが十分にできない可能性があります。 人の情報の8割は視覚絡みとか言われています。 それだけ視覚情報と言うのは大事なのですが、 そもそも視力が弱いと 視覚からの情報が圧倒的に少なく、 前庭覚や脳への刺激が不足しているんじゃないか、と。 そのために感覚統合ができず、 結果、うまく体を動かすことができない可能性があるんじゃないか、 と思ったわけです。 言い換えれば、 視覚からのインプットが少ないため 情報を十分に得ることができないがために、 本来持っているはずの運動能力が発揮できないケースがあるかも ということです。 そもそも 視力が弱いと、思い切って動くことは難しいですよね。 ぼやけた視界でジャンプして飛び降りる、 というのはかなり勇気が必要です。 また奥行きを感じることが難しいと、 飛び越えたりするのも難しい作業になります。 目をつぶって階段からジャンプしろ、 って言われたら、かなり勇気がいりますよね? そしてもう一つの問題が、 子供の視力について親が気づいてあげられない、 気づくのが遅くなる可能性があるということです。 子供は そのぼやけた風景が普通と思っているので、 おかしいとも思わないし、 その影響についての知識もありません。 なので、3歳の子どもが 「最近、目が霞むんだけど」とか 「なんだかぼやけて見える」 なんて親に言うこともないでしょうし、 親も気づかないことが多いと思います。 その頃からもう見えてない子供も間違いなくいます。 でも親が気づくのが小学校に入ってから、みたいなケース。 乳幼児の頃からスマホやタブレットのような小さな画面で 動画を見せる行為と視力の相関があるのかどうか分かりませんが、 私は「多分ある」と思っているので、 子供には一切見せてません。 今日一番、あなたに言いたい、あなたに覚えていて欲しいのは 視力が悪いなら悪いなりに訓練をすれば良い、 ということ。 視力が悪いこと自体は悪いことでなく、 ・それを認めて良くなるように訓練する、 ・または他の分野でカバーする という発想をもつことが大事です。 いやー、 ほんと視力って大事と思うんです。 妻が視力が弱いので、 子供には目を大事にして欲しいんです。 今回は感覚統合的な観点から 視力が弱いことで運動能力も発達させることができない、 という可能性もあるのでは? ということで、 子どもの視力についての危機感を煽るために、 今回は子供さんを持つ親向けに書いて見ました。 感覚統合については、個人的にはすごく興味のある分野ですので、また勉強会をしたいと思います。 今回は気合が入ってしまい、 思いかけず長文になりました。 内容も重くなりました。 すみません。 なお、今回の記事については本気の反論はご遠慮願います(笑) 書いたように完全に私見ですのです。 反論されても私には材料はありませんので。 悪しからずよろしくお願いいたします。 あ、誤った解釈への指摘や質問は歓迎ですので そちらは、ご遠慮なく!

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健康経営を目指す大分の企業、応援します!

先の月曜に健康経営セミナーというものに参加してきました。 セミナーの趣旨は、 県内の事業所さん向けに”職場で健康作りをしましょう”というものです。 大分県民は生活習慣病の罹患率がどれもワーストクラスで高いため、 大分県として健康作り事業には力を入れてるのです。 (知ってました?) 運動しなければならない、と分かってはいるけど、 どうやって始めればいいかわからない、時間がない、 お金がない、、、、という人に向け ”運動のきっかけ作り”などをしています。 なので、 自分からジムに通うようなあなたから見れば、 「やっていることはなんとレベルの低いことか!」 と思うようなことだと思います。 ラジオ体操をしたり、 昼休みにちょっと歩いたり、 年に1、2回スポーツしたり・・・とか。 まぁ、こんなもんでしょう。 でも、この程度の運動すらもやらない人が多いのが現状なので、 せめて職場で運動作りのきっかけ作りをしよう、 というのが大分県の健康経営の方向です。 良い取り組みだと思います。 職場で、というのはすごく良いですよね。 一人ではできないことも、 仲間がいれば達成できることはたくさんあります。 また社長がトップダウンで決めれば、 社員は「はい」としか言えないので、 否が応でも運動することになりますよね。 今回、私が参加した理由は、健康を提供する会社として、自分の会社で健康経営をしよう! と思ったわけでなく、 大分県としてどういう方向性でやってくつもりなのか確認したかったのです。 私たちの社会的ミッションは かっこいい男や、キレイな女性を作ることのほかにも、 運動を通じて健康的で生き生きとした生活をする手助けをする、 ということを揚げています。 なので、行政側とも一応同じ方向は向いているはずなのですし、 協力できるところは、できるだけ協力したいので、 何ができるのかというのを模索するために参加しました。 今回のセミナーで、2つ印象に残ったことがありました。 1つは基調講演の先生が「儲かる健康経営」という言葉を使っていたことです。 実はこの言葉、 私も使おうとしていたことがあったのですが 「ちょっと言い過ぎかも・・・」 と使わなかった経緯があり、 「健康経営は会社としても儲かるよ」ということを大学の先生が主張していたので大丈夫なのしょう。 次回から使わせてもらおう!と心に決めたました。 もう1つが 健康作りと健康経営というのは違う、ということでした。 健康作りのゴールは、例えば健康診断の数値を改善させたり、既往症を治療したり、または予防するということ。 メタボの予防であったり、血圧の数値などが目標です。 一方、 健康経営の最終ゴールは、健康づくりの結果、健康経営した会社の利益です。 健康づくりも健康経営もやることは同じです。 ただ目標が違う。 さらに、 県としては、あくまでも健康づくりなんです。 体力づくりでなく、健康づくり。 今まであまり意識しなかったのですが、これは明らかに違いますよね。 「あぁ、そうか!」と、思ったわけです。 「まずは健康づくりというレベルの方を引き上げることがすごく大事なことなのかもね。 と思い知らされました。 私たちは一気に「体力作り」を求めがちですが、 まずは健康づくり、という人も多いはずですよね。 こんなことでいいんだ!?というくらいのレベルからはじめることも大切だな、と感じました。 例えば、今回は玉入れをやっている一部上場企業の取り組みを紹介していました。 玉入れ、ですよ。 確かにスポーツとしての玉入れは運動会の玉入れとは若干違いますが それでも玉入れです。 エクササイズという点から見れば、膝の曲げ伸ばしや腰の伸展が主な動作です。 あまりやりたくない。。。 でも、玉入れをきっかけに体を動かすということを始める人もいて、 体を動かす楽しさをし知る、 ということもあります。 色々と考えることがあるセミナーでした。 会社としては、今後は事業者や法人向けの運動指導や、健康指導を積極的にやっていこうと思います。 まだ手探りですが、うまくいけば、多くの人に運動習慣をつけることができるし、 それを通じて、健康作り、体力作りをやっていきたいですね。 トレーナーはいるので、 今後は栄養士さんや保健師さんも 自分のところで提供できるようにしていきたいですね。 ということで、 儲かる健康経営に興味のある事業者の方、担当者の方は、ご連絡ください!

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