どんなトレーニングをすべきか?

先日のこの記事の続きです (→運動とはたとえ問題がなくてもやらなくてはいけないものである。) 人間という生物はトレーニングをしてナンボ。 運動をしないこと自体が問題なんだよ。 ということでした。 では、どんなエクササイズをすれば良いのか? ということについて今回は解説をしましょう。 もったいぶらずに、結論を先に言います。 ズバリ! バーベルのトレーニングです!! と例の本の筆者は言い切ってます。 では、 なぜ、バーベルトレーニングが必要なのか? 「筋力トレーニングにには、人類の歴史と同じだけの歴史があります」 と書いています。です ちょっと言い過ぎな感じもしますが、そのくらい人類とトレーニングの関係は深い、ということです。 例えば、 ギリシャのミロが子牛を毎日持ち上げる話などがあります。 最初は小さかった子牛がどんどん成長して、それとともに筋力が増していくという斬新性の原則の逸話です。 ちなみにあの緑色のココアのような麦芽飲料の「ミロ」はこの「ミロ」に由来しています。 つまり、人類にとってトレーニングとは長らく物を持ち上げたりするものでした。 しかし、 「1970年代に画期的なことが起こります。Nautilus( ノーチラス)マシンの発明です。レジスタンスエクササイズに革命をもたらす運動用品を発明したのです」 と 「おーマシンってそんなに画期的なものだったんだ!!」 と驚きましたが、返す刀で 「残念ながら、発明と名のつくものが全て有益とは限りません」 とバッサリ。 さらにこの後ノーチラスを材料にザクザクとマシントレーニングを切り捨てます。 「マシンをサーキット形式で使うと全身を鍛えられるという謳い文句は、それまでになかったものでした。」 「ノーチラスマシンのビジネスの成功の理由はノーチラスマシンを導入することで、ヘルスクラブ業界は一般層に向けてそれまでなかったサービスを提供できるようになったのが主な理由です」 と説明しています。 つまり、ノーチラスマシンが発明されからこそ、フィットネスクラブは一般の人に対してトレーニングを提供できるようになったのです。 そしてバーベルトレーニングの衰退について、 「バーベルトレーニングをしようと思えば、誰かがバーベルの使い方の方法を指導する必要があります。」 「こうしたスタッフ教育は時間のかかるもので、そういう指導ができる人は限られていました。これは現在でも変わりません」 と説明しています。 重要なので繰り返しましょう。 「これは現在でも変わりません」です。 ノーチラスのマシンなら最低限の自給で働くスタッフに短時間ですべ手のマシンの使い方を教えることができます」 と書いています。 そして、さらに 「問題なのは、もちろんマシン主体のトレーニングには謳い文句のように効かないということです」 「サーキットを行なって筋量を増やすというのはほとんど不可能でした」 「何ヶ月も真面目にサーキットを続けた日音でも目立った筋量増は見られませんでした。」 とまさに今フィットネスジムに通っている人がいれば倒れるようなことを平気に言ってくれます。 さらには、 「こういう人がトレーニングをバーベルに切り替えると、奇跡のようなことが起こります」 と良いことをズバリと言ってくれます。 ほんとそうなんですよ。 フィトネスジムで何をやっても良いですが、その行為に意味がないかもしれない、ということは知っておくべきでしょう。 マシントレーニングの特徴として 「筋力を鍛える動作パターンは全体として、筋力が使われる動作パターンと同じでなければいけません。」 「バーベルという道具と、バーベルを使って行う主要なトレーニング種目は、これまでに開発されてきたその他のトレーニング用品よりもはるかに優れています」 「可動域全体を使ってバーベル種目を行うと、人体の骨格や筋肉の講座うが加重下でどう働くか表れます。」 とバーベルの優位性について説き、さらにマシンとの違いについて 「バーベルを使うと動作の全ての要素は身体が決定する」 「マシンを使う場合にはマシンのデザインに沿って身体とウエイトを動かすことになります」 と説明しています。 つまり、、マシンの構造に合わせて体を合わせる、というヘンテコなことになりますよ と。 「女性や高齢のトレーニーにとって、健康を保つためには骨密度が大きな要素になるのでバーベルトレーニングのこの効果は需要になります。」 「バーベルトレーニングは筋肉隆々の男性のためのものではありません。」 女性や高齢者にだってバーベルトレーニングは有効なのです。 間違いない。 同じ人間ですからね。 ただし、怪我や病気で劇的に体力が弱ってる人は別です。 ただし、バーベルトレーニングには欠点があるのです。 「バーベルトレーニングの”唯一”の問題は、圧倒的大多数の人が正しいやり方を知らないというこです」 「バーベルトレーニングのやり方を学べる方法がなければ、諦めてしまう人がいるのも無理もないことで、深刻な問題と言えます。」 だから本書で学んでください。 という記述なのですが、見事です。 しかし、実際そのとおりです。 ベンチプレスやスクワットなどはちゃんと教われば誰でもできるし、効果抜群です。 マシンよりフリーウエイト。これは今後50年は変わらないと思います。 フィットネスジムで何をしているのか分からない筋トレをするより、バーベルを持ち上げるべきなのです。 だからこそ、ちゃんと指導もするジムとしてPROTEIOSを作ったわけです。 マシンをおいてあとは放置して、勝手にどうぞ、、、じゃダメですよね。 これを読んでウエイトトレーニングをしよう!と思わない人はいないでしょう。 魚を求めて山に登る。という言葉があります。 これを読んでもなお、フィットネスジムやカーブスで体を変えよう!なんて人は、鯛を求めて山に行くようなものです。 涼を求めて真夏の公園に行くような人です。 このブログをお読みの方は、当然フィットネスジムで筋トレをして体を変えよう!なんてことは思ってないでしょうが、きっとお友達にはいるはずです。 もしお友達がいたら、このブログを読ませてあげてください。 もしくは本を送りつけても良いですね。。 フィットネスジム1ヶ月分以下の価格で、一生ものの知識がつきます。 で、PROTEIOSを紹介してください。 自分の体に対して意識が低い方はスルーで構いません。 あなたの周りにいる、身体について意識が高い方がいれば、フィットネスジムなんかに行くのは勿体無いので、ぜひご紹介ください! お待ちしています!!

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大分七夕祭りの交通規制

すっかり忘れていましたが、明日から七夕祭りです。 大分のまちなかが一番盛り上がる二日間です。 メインは金曜の夜の府内戦紙でしょう。 土曜の夜も色々イベントやっています。 まちなかの交通規制については ・18時20分〜21時30分の間は規制範囲に入ることはできません。 つまり、、 ジムの裏側(南側)の駐車場は明日の夜は使えない、ということです。 もし規制が入ってなくても満車になっていると思います。 ただし、出ることはできます。 18時20分前にくればいつでも出ることはできる。 ただし、駐車スペースがあるかどうかは分りません。 現実問題として、夕方からは結構難しかもしれません。。。 規制範囲はこうなっています。

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この時期に使える、ダイエットモチベーションがほぼ確実にあがる方法

昨日のシノラーブログでも言ってますが、無知は最強です。 ちょっと前の話ですが、皆さんはソクラテスさんを知っているでしょうか? 彼が「無知の知」という言葉を残しています。 つまり、自分が知らない、分かってない、ということを認識することが知るということの始まりだ、ということです。 確か、ざっと2500年くらい前だったと思います。 人類10万年からすれば、ほんのちょっと前です。 「知らない」「分かってない」ということに気づいてない人は、平気で違ったことを言います。 そもそも自分が何も分かってない、ということを知らないので、仕方がないことです。 知らないなら、知らないで黙って静かにしてればいいのに。。。 ということってありますよね。 喋るから失敗する。トラブルの元になるのです。 いつの時代も「沈黙は金」なのです。 さて、私はこうやってブログなどを通じて、色々と情報を発信しています。 その中には、ある一定の人たちには受け入れられ難いことも主張しています。 ある人が読めば気分を害することも書いています。 もちろん、 「私は神様のように絶対に正しいのだ!」 なんて思っていません。 私の知らないことはたくさんあることは分かってます。 しかし、それでもなお、言いたいことはあります。 自分の信じることは主張していきたい、そう思っています。 人として社会で生きる上では「沈黙は金」のルールがいいのかもしれませんが、ことビジネスであれば話は別です。 この世界、言ったもの勝ちです。 完全に嘘じゃなきゃ、なんでも言っても許されるんじゃね? というところがあります。 科学的な根拠がなくても、100人に一人でも成果があれば「効果ありました!」と言えるのです。 たとえ100人に一人も効果なくてもその可能性が否定できないので、「効果がある」と主張できます。 今やダイエットの画像なんて、画像処理でなんとでもできます。 ダイエットエステやマッサージで痩せるとか、骨盤矯正ダイエットなんて全く意味が分かりません。 そんなのできたら、大会を直前に控えているボディビルダーなんかは高いお金払っても通いそうなものですが、そんな話は聞きません。 軟骨サプリを飲んで、膝が良くなるとかも、ワカメを食べたら毛が生える、みたいレベルです。 それを商業ベースでやっているだけ。 ダイエットサプリを飲んで痩せる、なんてまぁまぁ夢の話です。 夢のあるおとぎ話の類です。 ちょっと話が横道にそれました。 いつもそういうものをみて憤っているので、ついつい・・・ 今日は本当は、前々回の続きを書くつもりでした。 こいつの続きです。 →運動とはたとえ問題がなくてもやらなくてはいけないものである。 この続きとして、 どうやって強い身体を手に入れるのか? について語るつもりでしたが、その話につなぐための前置きで、溜まっていたものが出てしましました。 すみません。 つまり、世の中には強い身体を手に入れる方法がゴマンと紹介されていますが、その多くは嘘っぱちだよ、真実はこうだよ、、、と話をしたかったのです。 で、話が逸れたついでにそのまま暴走します。 特にダイエットについては、本当にたくさんの都市伝説がありますよね。 ダイエット都市伝説で一冊の本ができるんじゃないでしょうか・・・ 真実はもっとシンプルなものです。 体は鍛えれば強くなる、何もしなければ弱くなります。 何の努力もしなくてキレイな体、カッコイイ体が手に入ることはありません。 そして努力の方法が間違っていても、手に入りません。 食べれば太るし、痩せないのは、理由や言い訳はどうであれエネルギー収支が合ってないからです。 もしくは食べるものを間違っています。 人と同じ量を食べても痩せないなら、人と同じ量を食べてはいけません。 痩せたい!と願いつつ、これまでと同じものを食べてれば、体は変わりません。 この当たり前のルールでさえ、忘れることがあります。 人は人、あなたはあなたです。 お前と俺は別な人間なんだぞ! 早え話が、、だ!俺が芋食って、お前の尻からプッと屁がでるか? (「男はつらいよ」より) ということですよ。 あなたを変えることができるのはあなただけです。 あなたが食べればあなたが太る。 私がいくら言ったところで、あなたは痩せない。 短期間でもいいので、やるなら本気でダイエットしてみましょう。 一つだけダイエットの良い方法を教えます。 秘密の方法ですが、知り合いに喋っても構いません。 8月4日、来週の日曜に開催されるボディビル・フィジークの大会を見に行きましょう。 きっとモチベーションは最高潮に上がると思います。 科学的な裏付けはありませんが、見に行くだけでダイエット成功確率が3倍くらいアップするはずです。 嘘だと思う前に、騙されたと思って行ってみてください。 え? もしそれで全くやる気が出ないのであれば? その時は来年出場しましょう。 まず間違いなく痩せられます!! 追伸:PROTEIOS卒業生の山下さんが8月3日のベストボディ福岡大会に出場するそうです! 彼女も去年の今頃はそんな大会に自分が出るなんて思っても見なかったと思います。 筋トレは人生を変えます! 来年はあなたも是非!! そのためにも8月4日は別府公会堂に行ってみましょう!!

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チンニング

おはようございます。キタムーです。 梅雨もあけ、本格的に夏到来です。夏に向けて体を作っていた人たちは自分の目指す体になれたでしょうか。 まだまだ大きくなりたいって言う方は夏が終われば、また増量ですね!一年をサイクルに体重を増やしたり、減らしたりと本当に尊敬します。 自分には真似できません。大きくしたくないとかではなく、太りたくない・・・w 自分も3年前かな?社会人1年目の秋くらいに体重は71kgほどありました。原因は、大学時代の毎日の様に飲んだお酒や、社会人になっての食事量の増加ですね。 その時の写真をみても、丸いな〜って思います。その見た目が僕の中でとても嫌で、ダイエットしたんです!!現在は62kgほどで安定しています。 ちなみに71kg⇨62kgは大体10ヶ月ほどで達成しています。そこからその体重の変動はほぼありません。 これからも現状維持をしながら、体を作っていきたいと思います。 さて、体を作る上で様々な種目がありますが、皆さんはどの種目が一番好きですか? 自分はチンニングが一番好きです。そんなチンニングですが、男性でもできない人がいるくらいちょっと難しい種目です。女性できる人もかなり少ないですよね。 そんなチンニングですが、特にぶら下がった状態から最初に引く動作ができないことが多いと思いますが、最初の動作は肩甲骨を動かす筋肉さんも頑張らないといけないんです。 苦手な人たちは、そもそも動きの動作がまだまだ習得できていなかったりして、この前お話した働いている筋肉さんが少なかったりするからですね。 なので、上がればいいんだや!背中の広背筋に効いたらいいんだ!って方は、肘を伸ばしきらずにやるといいですよ! 伸ばしきらずに行うと、出来る方もいると思います。そもそも出来る人は、背中全体に刺激を入れに行くか、広背筋をメインにしたいかで、差別化してもいいと思いますよ! さぁLet's Try チンニング!!

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ジムは入会してからが大事なのです。

ラソノです。 夏休みも第1週目が終わりました。 なんと!来週にはもう8月。 大分県ボディビル大会です!! 「えーそんなの見たくないよ、、、」なんて思っている人こそぜひ見てください。 チケットありますので、是非是非。 ダイエットをしたい人は、もう必須ですね。 見るだけでダイエットできますよ。 変なサプリより、エステより確実に効果あります。 間違いありません!! さて、 毎年のことですが、5月くらいから少しづつ入会者が増えます。 そしてこれは8月くらいまで続きます。 なので、今この時期は入会して数ヶ月、という人が多い時期です。 このブログをお読みのあなた!あらかじめ言っておきます。 最初のやる気は長続きしません! まずは、これをしっかりと認識してください。 正しい行動は、正しい認識から始まります。 どこのジムでもそうですが、入会することは簡単です。 大きなフィットネスジムやホットヨガスタジオでは非常に敷居を低くしていますよね。 入会金無料にしたり、WEBで手続きできたり、あの手この手で入会者を増やそうと一生懸命です。 そのおかけで、ヨガでもジムでも入会の敷居が低いところは人気です。 そういうところは入会しやすいし、始めやすいのですが・・しかし、 入会して毎週、毎月通うことが難しいのです。 まあ、飽きますよね。一言でいえば飽きる。 このジムではそういうことはしません。 誰でも彼でも入会できないし、入会金もいただきます。 入会するときにはやる気に満ちているものですが、現実的なことに向き合うとその気持ちはすぐに萎えてしまいます。 世の中にはあなたを誘惑するものがたくさんありますから。 よし、やるぞ!と思って入会しても日常生活の習慣が邪魔をします。 分かりますよ。その気持ち 入会した時の熱意は長く続きしないものなのです。 それが現実です。 だって人間だもの。 人間とはそういう生き物なのです。 しかし使うと言う事は日々の生活の中で継続して行うことなので、もしかしたら不都合な目標なのかもしれません そのミキサー活躍していますか? 例えば、買ったけど使われてない家電の代表はミキサーらしいです。 高級ミキサーは一時期流行りましたよね。 でもあまり使われてないと。 このミキサーを買うのに必要なのは購入すると言う行為のみです。 しかし使用するとなると食器棚にしまいこんでおくのでなく、果物と野菜を買ってジュースを作り、ミキサーを掃除しなければなりません。 で、あー面倒くさい・・と。 ちょっとしたことや、とるにたらない事でも気力を失ってしまうものです。 あなたがジムに入会したからといって、習慣や考え方あるいは行動がすぐに変わるわけではありません。 ”ちょっとしたこと”、”とるにたらない事”でも気力を失ってしまうものなのです。 わざわざお金払って苦しい思いして、はぁはぁ苦しむことなんて・・・なおさらです。 フィットネスジムに入会することは簡単です。 サプリメントを買うことも簡単です。 自宅用にルームランナーを買うことも簡単でしょう。 しかしそれを毎日通うこと、毎日飲み続けること、毎日自宅で15分使用すること、これが難しいのです! あなたが入会したら実際にジムに通うようにアフターサービスが必要なのです。 PROTEIOSでは入会で全てが終わるわけではありません。 大学に入学することがゴールではありません いい会社に入ることがゴールではありません。所詮スタートにすぎません。 多くの人はジムに入会して安心してしまいますが、実際はそこがスタートラインです。 多くのフィットネスジムは入会してもらうことをゴールにしてる気がします。 そこにはすごーく力をいれてるけど、そのあとにどう育ってもらうかは本人の自覚に任せています。 PROTEIOSでは、それじゃうまくいかなない、という前提になってます。 入会してくれさえすれば、あとは自動的に継続して通ってくれるだろう、なんて思いません。 筋トレなんてできないし、長く続かない、と思っています。 あなたのことを信じてないのでなく、人間ってそういうもの、と思っているんです。 私もそうですから。これまで何度も挫折しています。 いくらやっても体が変わらないし、重量も上がらない・・・ それでもやっていれば、少しづつでも変わってきます。 そうやって筋トレの楽しさを感じながら、必要性を感じつつ、これまで長年やってきました。 あなたにもその楽しさや必要性、重要性をこうやってお伝えしているわけですが、、 なんとなく伝わりましたか?

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運動とはたとえ問題がなくてもやらなくてはいけないものである。

昨日、スポーツクラブ協議会という団体の例会があり博多へ行ってきました。 その道中に旅のお供として、「スターティングストレングス」(Basic barbell Training)という本を電車の中で読みました。 非常にいい本ですね。 高いけど、買って良かった。 やっぱり洋書が原書のトレーニング書籍はいいです。 「内容はどうでも売れればいい」的な、日本の書籍とは違います。 今日はその中から抜粋しますね。 私はこれを読み、電車の中で涙を流しながら、何度もうなづきました。 「鍛える理由」 まず、なぜ我々は鍛える必要があるのか? について言及しています。 「好むと好まざるとに関わらず、体力とは生きていく上で最も重要なものです。」 という一文から始まります。 現代社会において、体力の重要性・必要性は少なくなりました。 人類の歴史10万年からすれば、ほんのちょっと前です。 それまでは身体の強さこそが、その人の人生の質と長さを決めてきたわけです。 もっと言えば、人類になる前からですね。 今ではその重要性・必要性はずっと小さくなりましたが、それでも体力の重要性は変わらない、と主張しています。 「我々は動物であり、最終的に意味を持つのは身体的な実体のみなのです」 「身体の弱い男は、身体が強ければ今より幸せだったでしょう」 「知性や精神性を重視したがる人間に、この現実は不愉快なものです。しかし、こういう人間にあってもスクワットが強くなったとき彼らに何が起こるのかを見ると、教えられるものがあります」 と。 そしてさらに面白い表現が続きます 「何百万年という時間をかけて、荒く身体を動かす生活に適応してきた現実は変わりません。最近になって「デスク」なんてものが発明されても関係ないのです」 さらにさらに深いイイ言葉が続きます。 「私たちの筋肉、腱、神経が強くなる可能性を秘めているのは、否定できない事実であれ、そのことに目を向けなければいけません。長い真価の過程を経て得られたこれらの組織を無視してしまうのは、自らの命を危ぶめることになります」 そして、これらの組織が【”人間本来の状態”を保つためにも運動という刺激が必要なんだ】と主張します。 「私たちの身体は、運動という刺激があることで本来の状態に戻ることができる」 「身体を激しく動かすことがないのは、ヒトにとって不自然」 「私たちは何か問題が起きたときに、それを正すために運動するのではない。運動とはたとえ問題がなくてもやらなくてはいけないもので、運動をしなければ必ず問題が生まれてくる」 つまり、 運動とは何かのためにするのではなく、正しい状態を保つために運動をすると。 本当にボラボーです。 私が言いたいことをうまく表現していただいています。 これを読んで、やる気にならない人はどれだけ意思が強いのか! と逆に感心します。 さて、ついに梅雨があけ夏になり、スーツの上着を脱ぎ、Yシャツ姿で歩く男性が見られる季節です。 「よくここまで育てましたね!」という立派なお腹を世間に晒して歩いている人の多いこと。 「双子ちゃんですか?」と皮肉の一言も言いたくなります。 一体どれだけの人が、ヒトとしてあるべき姿で歩いているのでしょうか? どれだけの男性が胴回りより胸囲が大きいのでしょうか・・・ 大分に住む人全員の胴回りを胸囲より細くしたい、、、 これを会社としての目標にしておきます。 さて、『スターティングストレングス』では男性をメインに取り上げられていましたが、女性も同じですよね。 ヒトとして、パソコンに向かって作業するのはいかがなものでしょう。 もっと動きましょう。 女性だって、もっともっと動いていたに違いないのです! 一応言っておきますが、男性も女性も筋肉には違いはありません。 ホルモンなどにより筋肉がつきやすい、つきにくい、というのはありますが、筋肉そのものを比べた場合は、男性も女性も同じです。 男性も女性も『動いてナンボ』なのですよ。 運動しなくても長生きできるかもしれませんし、運動をしても長生きできないかもしれません。 しかし、全体としてみれば運動した集団の方が健康的であることは間違いありません。 いいですか・・ 生活習慣病で亡くなっている30代、40代もいるわけですよ。 私の同級生も昨年亡くなりました。 遺伝的なものもあったのかもしれませんが、そういう人たちがもう一度人生をやり直せるのであれば、もっと運動をして食事を気をつけたのではないでしょうか? 彼らが天国からアドバイスするとしたらどんなことでしょうか。 気づいた時にはもう遅いのです・・ それらは静かに忍び寄ってきているのです。 それから逃げるきるためにも、私たちは運動をしなければなりません。 病気から逃げ切る体力が必要なのです! そしてそもそもこの本の著者が言うように、なんだかんだ言っても、スクワットが強くなった時に何が起きるのか?ということです。 以前は挙げられなかったものが、あげられるようになる。 ベンチプレスでMAXを更新した時の嬉しさは否定できないと思います。 少なくとも悔しさはないはず。 「チクショー!筋力が上がってるよ・・・」 なんてなりませんよね。 筋トレすればキレイになる。これはもう当たり前です。 キツイけどキレイな体になります。 頑張るほどにキレイになるとしたら、、、 女性としてどっちがいいですか? そして、 本では、さらにどうやって強い身体を手に入れるのか?ということに続いていくわけですが、続きは次回へ。

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凡人は模倣し、天才は盗む。

「学ぶ」ことは「真似る」こと、と言われます。 古典芸能の世界でも「守破離」などとも言われてきました。 師匠の型を真似て、自分のもとして型破り、そして型を離れて自分の型を作り上げていく、ということです。 芸能の世界だけでなく、全てのことにおいて、成功者を真似ることはすごーく大事なのです。 そして真似をするときはできるだけ徹底して真似ることが大事です。 https://youtu.be/0QKKSZReAl4 今やトレーニング動画などで色々なトレーニングを見ることができますが、そのトレーニングを真似しよう!ということではありませんよ。 それは自分に取って都合のいい一部分を取り出して真似ているにすぎません。 本来ならそのトレーニングも目的を知り、前後のトレーニングやセット数や回数なども真似すべきなのです。 それが「真似る」「学ぶ」ということです。 スティーブ・ジョブズは 『「優れた芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」とピカソは言った。だからすごいと思ってきたさまざまなアイデアをいつも盗んできた。』 という名言を残しています。 アイデアを”盗む”、というのも良い方法です。 なるほど!こんな方法もあったのか!!と。 しかしそこから発展させるのが大事なのです。 丸パクリするか、アイデアを盗み、自分で考えるか、 どちらかです。 都合よく、ちょっとだけパクったり、アイデアの一部だけ拝借するとか、別々のアイデアを繋げる、ということはあまりうまい方法ではありません。 この辺りの加減が難しいので、ある意味一番楽なのが丸パクリなのです。 トレーニングにおいても、同じです。やるなら丸パクリすることをお勧めします。 動画の一部をみて、それだけを真似することはオススメしません。 というか、そもそも 「ベンチ、スクワット、デッドリフトをしっかりやり込めば、それだけでかなりの体に仕上がるぜ」 という意見に諸手をあげて賛成です。 珍しいトレーニングを見ても、あまり気にせずに「お!面白いことやってるな・・・」くらいでみておきましょう。 それよりしっかり真似る、ことが大事です。 ということで、最後にピカソの名言をもう一度。 「Good artists copy, great artists steal」 (凡人は模倣し、天才は盗む」 というニュアンスです。

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大分での金曜夜の過ごし方。都町か柔術か筋トレか。

クラソノです。 先日、久しぶりに、本当に久しぶりに金曜の夜の柔術に参加しました。 いやー疲れましたね。 グッタリしました。 1時間程度ですが、10kgくらいは体重落ちたはずです。 久しぶりにやると、本当に疲れます。 身体も疲れるし、慣れないことをやるので頭も疲れます。 これも続けていると、力の抜き加減を覚えるんでしょう、あまり疲れずにたくさんスパーリングできるようになるんですよね。。 ・・・あれ?ちょっと待ってください。 書きながら思ったのですが、そもそも柔術を知らない人もいますよね。。きっと。 【この人は何の話をしているんだ?】 と訝しく思っているかもしれませんね。 すみません。説明します。 柔術とは? 誤解を恐れず簡単にいうと柔道の親戚です。 寝技だけをする柔道みたいなもんです。 サッカーとラグビー、野球とクリケット、バレーボールとセパタクローみたいな関係です。 まだよく分からない? じゃ、見た方が早いですね。 動画で見る柔術 二年前の動画ですが、久しぶりに見ると再生回数が27,000超え! https://youtu.be/Tr7mI9Z2XQM 自分でやっていて言うのも何なんですが、、、 何が面白いのかよく分からないのですが、皆さん本当に柔術ラブです。 2040年くらいにはオリンピック競技になるかもしれませんね。 さて、ここから本題ですよ。 で、グッタリしながらジムを出たわけですが、金曜の夜なので、都町に行く人の群や、都町から出てくる人の多さ! 人が柔術で汗を流しているときに、いい気なもんだな・・・・ 金曜の夜に都町に行く者達へ。 でも思いましたよ。 この人たちはこういうことしか知らないんだろうな、と。 まさか100m以内で、はぁはぁ言いながらバーベルを持ち上げてる人がいるなんてことは思いもしてないんだろうなと。 赤の他人に首を絞められ、腕を極めらる、なんてことは想像してないんだろうな、と。 ✔︎お酒で身体をいじめるのか、運度で身体をいじめるのか。 ✔︎貴重な時間をアルコールに費やすのか、自分や家族を守ることに費やすのか。 人の考えなので、無理矢理変えることはできませんが、どうかご自身のため日々お過ごしください。 今はその体で困ってないかもしれないし、今は健康の異常に気づかないかもしれない。 人を倒す強さなんて必要ないと思っているかもしれません。 ただ・・・どっちかといえば、 かっこいい体の方が得することが多いし、 健康でありたいと普通は思うだろうし、 何かあってから「もっと強ければ、、」 なんて嘆いても間に合わない、ということです。 こんなことを考える私は頭がおかしいのでしょうか? 先週の金曜の夜、酔っ払いを横目に見ながら、心新たにしました。 というお話です。 つまりは その1 柔術女子を募集しています。 その2 筋トレか柔術していれば被害者になるリスクは低くなる その3 金曜の夜は、飲みに行かずに、同僚を誘って筋トレか柔術をしましょう ということです。

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暑さ対策はこうだ!

おはようございます。祝日の朝からキタムーです。 さて、数名は海の日に合わせて体を作っていた方もいましたが、どうですか??納得の行く体はできたでしょうか? 納得の行く体ができた人は是非とも海に行き見せつけて来てくださいね!! さて、本日は毎年TVでも話題になる熱中症などの暑さ対策に関してです。そんな暑さ対策で、日本代表のサッカー選手たちが実際に行なっている対策を紹介させて行こうと思います。 選手たちは、練習中に取る水分もそうなのですが、練習が始まる前にもしっかりと水分を摂取するようにしているそうです。その量として約ペッドボトル1本分だそうです。 結構スポーツが始まる前や、トレーニングが始まる前って一口程度で少量の水を口にする程度ではありませんでしたか? 最初の運動で一気に汗をかいた時に、その時に喉が乾くようだと脱水状態に近いそうです。 一定のパフォーマンスを発揮するには、体が脱水状態にならないことが必須ですので、しっかりと運動まえからの水分が必須になるわけです。 その他に氷や冷たいタオルなど、体を冷やす時は皆さんでしたら、どこを冷やしますか? 首?脇の下?など、想像したのではないでしょうか? 今の選手たちは、手掌冷却と言って手のひらを冷やしているそうです。手のひらを冷やすことで、深部まで冷やされて、パフォーマンスの向上に繋がるそうです。 この様に代表チームは、行なっているそうです。 皆さんも、運動する時は運動前に水分を摂取することや、手のひらを冷やす方法を試してはいかがでしょうか?

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