
”なぜ”運動をした方がいいのか?
運動習慣のある肥満より、運動習慣のないやせの方が健康リスク、死亡リスクが高い。 というのは知っている方も多いと思います。 私もこのブログで何回か書いたと思います。 だから、運動しようね、と。 しかし”なぜ”運動した方がいいのか、 ということについてはあまり調べたことがありませんでした。 GW中に溜まっていた本を何冊か読み上げたのですが、 その中の一冊 「人体600万年史」 に答えがありました。 もちろん、一説ではありますが、なるほど同意! ということがたくさんありました。 人類は進化の過程で約600万年前に類人猿と枝分かれしています。 年代は別として、類人猿と枝分かれした、ということは何となく知っているはずです。 そして1万年くらい前に農業が始まったわけですが、それまで人類は採取狩猟民族だったわけです。 果樹を食べ、肉を食べ、動き回る。そんな生活をずーっと続けていたのです。 で、その間に進化は続き、今の人間らしくなり、”ちょっと前の”1万年前に農業が始まり、そしてほんの”ついこの間”の200年くらい前から食べるものに困らなくなった、ということが書いています。 600万年から見れば250年とかってほんのちょっと。ほんのほんの一瞬です。 で、現在はこれまでの人類史にないくらいのエネルギー余剰状態になっているので、肥満が増えているし、色々な病気が発生している というお話です。 確かに寿命は伸びたが、健康という面では採取狩猟時代の方が優れていたようです。 その時代に戻りたいわけではありませんが、やはり、現在のライフスタイルを見直す必要はあるかもしれません。 パレオダイエットなんて言ってますが、まずは生物としての人類として、どうあるべきかを考えることが大事ですね。 先日も、原始時代のように動きましょう、と書いたのですが、それを裏付けるものでした。。。良かった) 人間は動くようにできています。 動くことで正常な状態を維持できるようになっているんです。 なぜ人間は太るのか?というと 人間は動くようにできている生物だし、それが動かなくなると色々なことがうまく機能しなくなる。 だから太る、ということです。 単にエネルギー収支だけじゃないのです。 人間の体は600万年前から基本的には変わってません。 農業が起こる1万年前まで、ずーっと一緒だったわけですからね、 血糖値が上がるようなものは自然ではないし、人工的な産物はどんなリスクがあるか未だ不明です。 余ったエネルギーは脂肪として体内に取り組む仕組みになっています。 なにはともあれ食事と運動ですよ。あと睡眠。 結局はこの3つです。 あとはあなたの自制心との戦いです。 我慢できないようにできているので、なんとかそれに打ち勝つような努力が必要なのです。 あなたが健康でいたいなら、運動は絶対に必要。 それも継続的に必要なのです 運動をすることのメリットや相乗効果は計り知れませんよ! そういうのもまたご連絡します!