伊調馨の強さの秘密

代表の倉園です。 今日から2月です。 「冬来たらば春遠からず」 「一年で一番寒い時期きたー」と嘆かずに、春が近づいたことを喜びましょう! さて、 美味しいものを食べれば人に紹介したくなります。 良い温泉があれば、人に教えたくなります。 良いサプリメントがあれば人に教えたくなります。 それが人の性です。 今回は新聞に良い記事があったので、紹介します。 1月30日付日経MJ新聞に、昨年のリオオリンピックで女子レスリング4連覇を達成した伊調馨さんのインタビュー記事が載っていました。 色々と参考になることがあったので紹介します。 めちゃくちゃすごい!ってことは言ってません。 しかし、やはり勝つ人はこう考えてるんだな、という面ではすごく参考になります。 4連覇するのはそれなりの理由があるでしょうし、他の人とはどこかで差がついています。 メンタルトレーニングはしていない 伊調さんはメンタルトレーニングはしていないそうです。 昨今のメンタルブームに逆行しているような気がしますが・・・こう言っています。 「心技体の中で心が一番大事というし、経験からも最後はそれが大事とは分かっている。 しかし、体力と技術で補えると思っていて、心の前に鍛えるべきところがたくさんある。」 心の前に鍛えるべきところがたくさんある、というのは共感できますね。 技、体を鍛える中で、心は磨かれていく、そんなもんでしょ。 モチベーション 伊調さんは、モチベーションは常に高いそうです。 「練習をしていると、日々課題と反省が生まれ、明日やることが決まるから。」ということです。 目標があって、そこに向かっている限りモチベーションなんて落ちないじゃん、ってことです。 負ける怖さがなくなった 小さいころコーチから 「俺は勝ち負けで怒らないから。俺が怒るのは練習してきたことをやらなかった時だ」と言われてから負ける怖さがなくなったそうです。 それを聞いて「勝つ」という目的から「練習でやったことを出す」というように目的が変化した ということです。 相手は自分でコントロールできませんが、自分はコントロールできますからね。 指導者には分かって欲しいですね。 「勝ち負けは問題じゃない。内容が問題だ」なんて言いつつ、結果ばかりを気にしている指導者がいかに多いか・・・ 衝撃を受けて、新世界を見る。 オリンピックを2連覇したのち、引退も考えたこともあったそうですが、男子の合宿に参加して、男子のレベルの高さに衝撃を受けたそうです。 「ここでやれば自分のレベルがアップするだろうという新世界が見えて、それからはレスリングを極めよう、と思うようになった」 レスリングの相手が、ライバルや敵でなく、自分自身の問題になったんですね。 言葉で説明できるようになりたい 「コーチの言い方は人それぞれ。だから一人のコーチに教わるより、たくさんのじ教え方を聞いて、自分に合う方法を見つけた方がいい。」 同感です。 空手を教わったとき、そうでした。色々な人が色々なことを言うし、本もそれぞれ違うこと書いているし・・・ だからこそ自分で考えるし、指導するときの引き出しになります。 何かを教わる時は、一人の師匠を信じてついていくのも良いですが、個人的には色々な人の意見を聞くのがいいと思います。 さて、最後に問題です。 「イチョウカオリ」を漢字で描いてみましょう! カオリの漢字書けました?

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森永DARSの名前の由来は?

代表のクラソノです。 この間、コンビニでふと目にとまった森永製菓のDARSというチョコレート。 なんと!「フルーツ&ナッツ」なんてものがあるじゃないですか!! ということでなく・・・DARSという名前が気になったのです。 これ何語?と。 DARSはダース、つまり12個だからダースなんだろ、と思ってたんですが、なんか英語っぽいスペルじゃないですよね。 で、気になってその場でググってみたところ、なんとダースは1ダース12個のあのダースではありませんでした。 森永のホームページのお問い合わせ窓口にはこう記載されていました。 ダースの名前の由来を教えてください。 『ダースの美味しさを多くの皆様に味わって頂きたい!』という想いが込められています。 DAR・・・「与える」、「贈る」(スペイン語) ARS・・・「技」、「芸術」(ラテン語) なんとダースは1ダース12個からじゃない、と公式に説明しているんですが・・・ wikipediaでは、 昭和63年(1988年)に発売された板チョコレート「ソリッド」の派生商品として、一口サイズの台形の形したチョコレートが一箱に12個入っているその形状から「ソリッドダース」という名称で平成5年(1993年)に発売された。 発売当初は「12個だからダースです」というキャッチコピーとともに、英語表記は「12個」を表す「DOZEN」であったが、2000年以降はパッケージデザインが改められ、造語の「DARS」に変更されている。 とありました。 そういえば、ありましたよね。「12個だからダースです」ってCMが。 なんなんだ、森永の言い訳のような説明は。 それって隠すことなのか・・・と憤ったわけです。 さて、 今週は1週間同じテーマで書く、というものでしたが、イマイチ盛り上がりに欠けたような。 私も読んでいて、人の好きな種目なんてどーでもいいな、なんて思ったりしました。 KJ氏の全裸で懸垂30セットは良かったですけどね。 ジムでは禁止しておきますので、安心してくださいね。 なので、今日はチョコレートで口直しをしてもらいました。 とは言いながら、私だけ書かないのも悪いので、一応書きます。 知りたいですか? 興味ない人は読まないでくださいね。恥ずかしいので・・ まぁ、一応書きますね。 もし、1年間一つの種目しかやっちゃだめ、と言われた場合です。 私はスピード感があって全身を鍛えられるという意味でこの種目を選びます。 スナッチ・・・ なんか、鳥取砂丘のゆるキャラみたいな名前の種目ですね。 はい! 1月も終わりに近づきました! 今年ももう12分の1が終わってしまうということです。 つまり、 12個入りDARSの1個を食べてしまうということ。 残りは11個しかなくて、この11個も気づくと、いつの間にかなくなっていますよ、 ということです。 今回の件で私の森永に対する信頼は揺らぎました。 森永のウイダープロテインはもう買わんぞ!  

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ベンチプレスってどうやるの?

エクササイズで大切なことは、何を”どう”するか、ということ。 だと思っています。 ある部分を鍛えるためには何をすれば良いか、というのは本を読めばだいたい分かります。 しかし、”どうすればいいのか”というのは実際にやっていないと感覚的に難しいことがあります。 胸を鍛えたいからとベンチプレスを選ぶのは”何をするのか”ということ。 ”どうするか”というのは、目的や競技性に応じてやり方に変化をつける、ということ。 何をするか、ということよりこっちの方が大事です。 回数や重量設定、インターバルなどの基本的なことだけでなく、挙上スピードをどうするのか、腰はブリッジするのか、切り返しはどうするのか、脚はベンチの上に上げるのか、踏ん張るのか、・・・比較的単純な動きのベンチプレスでさえ”どうするか”については気をつけるところがたくさんあります。 多くのトレーナーは「何をしなさい」というのは指示をしますが、実は「どのように」の方が大事です。 そして、この部分は実際に自分でエクササイズをやっていないと分かりません。 パフォーマンスアップという観点からみるのであれば、「どのように」の部分が欠けていれば、場合によっては無駄なエクササイズになってしまいますよね。 「筋トレでつけた筋肉は使えない」 とか言われますが、この「どのように」の部分が欠落すると競技パフォーマンスは上がりません。 昔のトレーナーの多くは、ボディビルダーかパワーリフターでした。 それくらいしかフリーウエイトを教えることができる人がいなかったんです・・・ で、ガンガン高重量でBIG3をやるわけです。 しかしビルダーは筋肉については詳しいけど、動きを知らないかもしれない。 パワーリフターは高重量を挙げるテクニックには長けているが、それがパフォーマンスをあげてくれるとは限らない。 これじゃ、競技に結びつかないし、怪我もしやすくなりますよね。 ファンクショナルトレーニング、って何? 最近はファンクショナルトレーニングとか言って動きのエクササイズをやるようになりましたが、結構最近です。 世の中の人に「ファンクショナルトレーニング」と言っても、まだほとんど通じないでしょうし・・・ (あなたは、知ってます・・・?) これからのアスリートトレーナーとして、競技特性に応じてトレーニング種目を「どうするか」を考えることができる、というのは条件の一つになると思います。 もし、トレーニングの目的がハッキリしているのであれば、ぜひ教えてください。 それにより「どう」するかは変わってきますし、効果も変わってきますよ。

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大分の野球指導者へ

別府ONSENベースボールアカデミア 昨日は別府ONSENベースボールアカデミアというものを聴講してきました。 名前のセンスはともかくまともな活動ですのでご紹介します。 主催の西別府病院には野球専門外来があり、そこに馬見塚先生という方がいて、その先生が中心となってやっています。 野球外来については、「野球のことで困ったら、とりあえずそこに行っとけ」と言う場所です。 もしお知り合いの方に、野球をやっている人がいたら教えてあげてください。 何かあったら、とりあえずそこに行っとけば、まず間違いありません。 野球医学 で、この馬見塚先生の考えは簡単に言うと ”今のままじゃ、野球はダメだから、指導者レベルからまともにしていこう!” という考えで活動しています。 すごい選手を育てる、ということに加えて、野球を通じてまともな社会人を育てようよ、という活動です。 いいですよね。 野球やっている全員がプロになるわけじゃないし、プロになっても一流になれるとは限らない。 ほとんどの人は社会人として活動をするんだから、野球を通じて社会に役立つ人材を育てよう、と。 野球にはそんな力があるんだよ、と。 私としては、総論的には考えが近く、この活動を応援していますし、この考えがもっと広く多くの指導者に行き渡って欲しいと思います。 今のままじゃ、もし自分の子供が「野球したい」って言った時に子供に野球をさせたい、と思えないんですよね。 どこのチームにも任しても壊されそうで・・・安心して任せられない・・・ せめて私より医学的、競技的な知識がある人じゃないと・・という感じです。 子供が中学生になるまでに、まともな考えを浸透させることが私の活動目標です。 さて、そのベースボールアカデミアですが、今回はゲストとして今年の夏の甲子園で優勝した作新学院の小針監督が来ていました。 23歳で監督に就任して、3年目で甲子園出場、5年目で常勝チームとなり、6年連続甲子園に出場し、10年目の今年、甲子園優勝という成績です。 何十年やっても甲子園出場できない監督が多い中で、この業績は素晴らしいと思います。 6年連続甲子園というのがいいですね。 まだ33歳なので、これから何回も甲子園に行って、何回か優勝するんだろうと思います。 私学だから・・・ということも言えますが、それまでずっと甲子園で勝ち星がなかったチームですからね。 良い選手を引っ張って来ることと、きちんと育てることができるか、というのは別次元の話です。 甲子園常勝監督と他の人との違い 他の監督との違いは漠然と「勝ちたい」とか「勝てればいいな」「こうやれば勝てるかもな」じゃなくて、「勝つために何を変えなければならないのか」を考えている気がします。 これまでの常識にとらわれず、やって来た成果だと思います。 やっぱ色々と考えていますよね。 怒鳴り散らす指導はしていないようですし、選手の自発性に任せている部分も多いようです。 話を聞いている限り、コーチング理論やティーチングについて、かなり勉強もしていると思います。 頭いいですよ。さすがに。 他の監督も同じようなことをしているかもしれませんが、勝つ人には勝つだけの理由があります。 一回だけならまぐれもあるでしょうが、6年連続出場していますからね。 他のチームも一生懸命やっているのでしょうが、やり方が違っていたら目標は達成できません。 山登りで間違った道を登るようなものです。 頂上に行くには頂上に通じる道を登らなければなりません。 その道を外れている限り、どう頑張ったところで頂上にはつけません。 (ちなみに、トレーニングも同じです。 どんなトレーニングをしても、正しい道を進まない限り目標は達成できません。 そのためのトレーナーであり、私たちスタッフがいるわけです) 正しい道は一つじゃないし、今年と来年で変わるかもしれません。 なので、常にその道が正しいかどうかを確認し続ける必要があります。 常に変化が必要です。 特に高校のチームスポーツの場合、1年毎にガラッと選手も変わりますからね。 そもそも他の監督とは、すでに目指している山、見ている山が違うのかもしれません。 甲子園に出場することを目指すチーム、甲子園で1勝を目指しているチーム。 小針監督は甲子園で優勝を目指し、そのための練習をしている、ということですね。 私もトレーナーとして、指導者として、選手である会員さんを目標まで連れて行く技術を磨いていきます。 小針監督は「選手に教わることもたくさんある」と言っていましたが、私も会員の方から教わることもたくさんあります。 オープンして半年経ち、ますます充実させていきたいと思っています。 とりあえずは県内でダントツのNo1トレーナーズジムとして認知されるように頑張ります!

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ザバスのプロテインを徹底比較してみた!

代表のクラソノです 昨日、テレビ撮影があったのですが、レポーターさんの質問にうまく答えられず、しどろもどろになった自分が悔しかったです。 自分の未熟さを実感させられましたね。 まぁ、正味数分だし、いっときの恥と思って開き直ります。 今回のテレビでは言いませんでしたが、これまで何度も 「タンパク質は重要ですよー」 「プロテインは普通の食品ですよー」 「筋肉増強剤ではないですよー」 ということを繰り返し説明してきました。 「OK、分かった。プロテインを買おう! と思って店に行ったけど、たくさんありすぎて何が良いのか分からない」 という方もいるかもしれません。 今回は超有名どころのザバスを材料に色々と比較してみましょう。 ザバスだけでもこんなにあります。 何を買えば良いのか分からない場合はスタッフに聞いてみてください。 当店にはプロテインソムリエも在籍していますので、あなたにあったプロテインをお選びします。 この表で見るべきポイントはたんぱく質単価です。 特にアマゾン価格のタンパク質単価は注目です。 この単価が安いほど、安く購入できるということになりますからね。 商品名 製法 容量 g質単価 定価 タンパク質単価 Amazon価格  タンパク質単価 プロ クリアプロテイン WPI 840 ¥9.05 ¥7,600 ¥9.79 ¥6,566 ¥8.46 ホエイプロテインGP WPI 840 ¥9.05 ¥7,600 ¥10.50 ¥6,566 ¥9.07 ホエイプロテイン リカバリー WPI 1020 ¥7.06 ¥7,200 ¥13.48 ¥6,221 ¥11.64 ザバス タイプ1 ホエイ 1155 ¥5.37 ¥6,200 ¥7.23 ¥5,436 ¥6.34 ザバス タイプ2 ホエイ 1155 ¥5.02 ¥5,800 ¥7.03 ¥5,011 ¥6.07 ザバス タイプ3 ホエイ 1155 ¥4.59 ¥5,300 ¥7.36 ¥4,579 ¥6.36 ホエイ100スタンダード ホエイ 1050 ¥5.29 ¥5,550 ¥7.40 ¥4,349 ¥5.80 ホエイ100ベーシック ホエイ 1050 ¥4.90 ¥5,150 ¥7.36 ¥4,490 ¥6.41 ザバス アクア ホエイ 840 ¥7.86 ¥6,600 ¥11.70 ¥4,968 ¥8.81 ザバス ウエイトアップ ホエイ 1260 ¥3.97 ¥5,000 ¥20.83 ¥3,607 ¥15.03 ザバス ウエイトダウン ホエイ 1050 ¥4.95 ¥5,200 ¥6.50 ¥4,206 ¥5.26 ・プロクリアプロテイン 特徴:最高レベルのプロテイン含量。糖質、甘味料不使用。キングオブザバス。 こんな人に向いている:タンパク質第一主義。お金に余裕がある人。ザバスブランドが好きな人。 欠点:WPIにも関わらず高い。 ・プロホエイGP 特徴:パワーペプチド、グルタミンペプチド配合。人口甘味料不使用。 こんな人に向いている:グルタミンを別に購入するのが面倒な人 ・プロ リカバリープロテイン 特徴:マルチデキストリン(糖質)、パワーペプチド、亜鉛配合 こんな人に向いている:プロテインのことがよく知らない人。考えるのが面倒な人 ダメだし:人口甘味料は不使用にしてほしい   ・タイプ1ストレングス 特徴:パワーペプチド配合 こんな人に向いている:ザバスブランドが好きで、プロクリアプロテインを買う金銭的余裕がない人。 ・タイプ2 スピード 特徴:大豆プロテイン、BCAA配合 こんな人に向いている:色々考えるのが面倒なスポーツ競技者。 ダメ出し:筋持久力になぜ大豆なのかが分からない。 ・タイプ3 持久系アスリート 特徴:大豆プロテイン、マルチデキストリン(糖質)配合でエネルギー源補給も ダメ出し:ソイプロテインを売り出すために、無理に持久系と結びつけた感がある。   ・スタンダード ホエイプロテイン100 ・ベーシック ホエイプロテイン100 特徴:スタンダードからちょっとだけ炭水化物を増やして、ビタミンを減らした商品 こんな人へ:部活生?なのか!? ダメ出し:スタンダードのホエイプロテイン100との違いがあまり分からない。やや美味しいのかも。 ・アクアホエイプロテイン 特徴:飲みやすさ こんな人に:プロテインに飲みやすさだけを追求している人。 ダメ出し: ・ウエイトアップ 特徴:低タンパク質、高糖質 こんな人に:太りたい人。 ダメ出し:買う必要が分からない。お菓子やパンを食べるよりいい、ってことだとしか言えない。 ・ウエイトダウン 特徴:高タンパク、低カロリー ダメ出し:普通のプロテイン(ザバスホエイ100など)でいいのでは?ガルシニアを加えて商品の差別化を図っているが、全く不要だと思う。

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大分のパーソナルトレーナーが5人いる、ということ。

代表のクラソノです。 昨日は寒かったですね。 ちょっと雪も降りました。 今日も寒そうで、子供と公園で遊ぶのが”修行”になります。 さて、 ここジムのスタッフは”一人一人がパーソナルトレーナー”という立場でトレーニングを指導しています。 毎回毎回同じスタッフというわけでないので、前回とは別の人が対応しますし、次はまた違う人かもしれません。 人によって違う指導をすることがあります。 あのスタッフはこう言った、今度のスタッフはこう言った、ようなことがあります。 それは悪いことではないと思っています。 スタッフそれぞれに専門性があって、それぞれの経験や知識も違います。 自分で日頃意識していないことは、なかなか気にならないものです。 言っていることが分からないこともあるかもしれません。 何となくやるよりちゃんと分かってやった方がいいので、もし言ってることが1mmでも分からなければ聞いてください。 「ナイテンキンがどうのこうの言ってましたが、内転筋って何ですか?何で内転筋を鍛えるんですか」みたいな。 難しい質問をしてくれるほど、私たちの勉強にもなります。 あなたのワークアウトの目的によっても言うことが違います。 重い物のを挙げたい人、スポーツなどの競技をする人、かっこいいからだ、キレイな体になりたい人・・ 注意するところが変わってますよね。 例えば、私は細部にこだわります。 おそらくスタッフの中で一番細かく気にしているかもしれません。 どーでもいいことも気になります。 気になる動作については「正直まぁ、いいかな」と言うレベルでも注意しています。 特に重心や姿勢について、股関節の使い方や可動域の範囲なども目視でチェックしています。 指導者の数だけ、言うこともやり方も違います。 本や雑誌を見ても、人によって違います。 もちろん基本的なことは一緒ですよ。 でも細部はかなり違います。 誰が正しいとか正しくないとかじゃなくて、自分にあったアドバイスはどれだろう、という視点で捉えています。 動画やネットを見て、真似するのも危険です。 「何」をするより、「どう」やるのかの方が大事だったりします。 例えばベンチプレスだけを見ても、 肩甲骨を寄せるのか、寄せないのか、動かすのか動かさないのか、腰を浮かせるのか、浮かせないのか、足をベンチの上に乗せるのか乗せないのか、足をフラットにして踏ん張るのか、つま先だけで支えるのか、足先を開くのか、開かないのか・・・・ 基本的なベンチプレスだけを見ても「どう」やるか、と言う視点でいれば色々なポイントがあります。 上のポイントはどちらをしても間違いではありません。目的によって違う、というだけです。 だから、「どう」するのかは非常に大事なのです。 プランク、腹筋(クランチ)、腕立て(プッシュアップ)などの一見単純な種目だって同じことです。 気にするポイントはたくさんあります。 これらは全ての種目について言えます。 なので人によって言うことは違うし、同じ人でも対象にする人によって言うポイントが違ってくるのは当たりなのです。 だから、トレーナーが必要になってきます。 皆と同じことをやらせて、通り一遍の注意なら、雑誌や本で読めばいいだけ。 その人にあった的確なアドバイスをすることがトレーナーの腕になります。 一言で動作が変わる、姿勢が変わる、挙上重量が変わる、そんなアドバイスを与えたいと思って色々なことを各自が言います。 その中で「これは!」と思える物を取捨選択してください。 「これは合わないな」というやり方はしなくていいと思います。 ちなみに、 チームやグループでの指導の難しさはここにあると思います。 基本的に皆同じことをさせます。にも関わらずある程度の効果は出さなけばいけません。 マッチ永田もプロバレーの選手の指導は色々と考えているようです。 その甲斐もあって大分三好ヴァイセアドラーは昨日も試合に勝ちました!

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中学生アスリートにおすすめのコンビニおやつといえば?

中学生の保護者のための栄養学 先日、某中学生の保護者向けに食事について講演をしました。 「ざっくりと分かる”勝つための”栄養学」と題してお話しさせていただきましたが、一体どれだけ通じんだろう? 言いたいことを本音ベースで言わせてもらいましたが、私が言いたいことと先方の知りたいことのミスマッチもあったかな、と感じました。 パフォーマンスアップのための食事の目的 パフォーマンスアップのための食事なので、体づくりだけでなく、「質の高い良い練習をする」ために食事が大切だよ、という話をしたつもりです。 多分、具体的にどういうものを食べればいいのか、が知りたかったんだと思いますが、それは正直分かりません! 普段、どういう食事をしているか分からないし、子どもに買い物を許可しているのか、どこまで教育しているのかも分かりません。 大学生や社会人であればサプリを上手に使って摂取すること勧めますが、中学生なので、まず家庭でのある程度キチンとした食事が前提になります。 家庭での食事をおろそかにして、プロテイン飲め、ビタミン剤摂れと言うことはできません。 運動後の間食としては、プロテインとデキストリンをお勧めしたいところですが、サプリに頼りきりになるのも怖いので。 ちなみにおすすめのサプリメントはこちらで紹介しています。 →パフォーマンスを上げるためのサプリ オススメのおやつは? 例えば、練習後にコンビニで選ぶべきものは?と聞かれても、「サラダチキン」と「おにぎり」の方が栄養的には良いと思いますが、おやつの範囲を超えて食事になりますし、そうすると夜ご飯が食べることができません。食事の時間なども各家庭でまちまちです。 最終的な答えとしては「肉まん」としましたが、今思えばヨーグルトやプリンでもいいと思います。たんぱく質の観点からはチーズもお勧めです。 本当にくたくたに疲れた後であればエネルギーの補給という点においては、あんパンでも良いかもしれません。 その時はアドリブ的に肉まんを選びましたが、炭水化物:たんぱく質比がほぼ4:1でした。 我ながら良いチョイスでしたね。 (おすすめサイトの一つ、カロリースリムからの検索結果を抜粋) なぜ肉まんを選んだかが大事なのでであって、「肉まん」と答えたから、いつも「肉まん」を食べるというのはナンセンスです。 腹を空かした人には、釣った魚を上げるより、魚の釣り方を教えなさい、みたいなことが言われますが、まさにそこ。 講演いたします! 今日はざっくりと栄養学概論的な感じで話しをしましたが、何かを変えるきっかけになればと願っています。 とりあえずプロテインに対する偏見はなくなったと思います。 将来ある若者の役に立てるのは嬉しいですね。 また機会があればお話ししたいですね。  

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パフォーマンスをあげる食事について

代表のクラソノです。 新年明けてもう1週間が経ちました。 火曜からは通常モードの仕事や生活に戻る方も多いと思います。 やっと小学校も始まりますし、なんかちょっとホッとします。 栄養士とボディビルダーどっちが詳しい? さて、私の今年一発目の話題は食事です。 知ってのとおり食事は体づくり・健康づくりには欠かせません。 ちょうど正月と年賀状、正月とお餅が欠かせないような関係です。 実は今日、某中学校の野球部の保護者向けに食事についてのミニ講話をさせてもらう予定になっています。 野球部の子どものために、何を食べさせればいいのか、などをお話しする予定です。 「栄養士でもない、単なる一トレーナーが食事の話?」 と思う人もいるかもしれませんね。 体づくりの食事について一番知っているのはボディビルダーであり、栄養士さんではない、というのが私の考えです。 栄養士さんは食事の献立など考えるプロであって、体づくりのプロではありません。 栄養士さんは(限られた予算内で!)飽きのこないバリエーション豊富な食事を提案、調理するプロであり、その点についてはリスペクトです。 例えば、ビルダーには、栄養士さんが悩む種類豊富な食事の献立や美味しく食べよう、なんて思考はほとんどありません。 「なにを」「いつ」「どれだけ」食べれば体づくりができるのか、毎日の良いワークアウトを重ねていけるのか、そればかりを考えています。 そして、ボディビルダーと栄養士さんのもう一つの大きな違い。それは・・ 自分で実践しているかどうか。 この差は大きい! トレーニングをしたことのない人に 「プロテインなんて飲まなくていいですよ」とか「たんぱく質は一回30gまでにしましょう」 なんて言われてもね、って感じで。何を言われても、右から左です。 それがたとえ栄養士さんでも。 実際トップビルダーは1回50gくらいのプロテインを摂取しているし、いわゆる一日の推奨量の2倍から3倍程度摂取しています。 通常たんぱく質は体重1kg当たり1〜1.2gとか言われていますが、トップビルダーの彼ら曰く「それじゃ足りない」ということです。 そもそも体重1kg当たり1gー1.2という数字、トレーニングをしていない人や初心者を対象にした実験が根拠になっており、日頃からトレーニングをしている人を対象にした数字ではないようなのです。 食事についての実験については変数が多すぎて、正確にはわからないものなのです。 例えば、糖質の摂取について、多くの栄養士さんは練習中のエネルギー源として、練習前の糖質摂取を勧めますが、私の感覚では練習直前の糖質はパフォーマンスを下げます。(これはあくまでも自分の感覚ですが、こういう感覚を共有できるかどうかは大きいと思います。) 2時間前にご飯を食べることができればいいのですが、練習直前にご飯や糖分を摂取するのは控えた方がいいかもね、と思っています。その代わりマルチデキストリンなどでこまめに少しづつ補給してくのがベターかなと。 またBCAA を摂取することで集中力も持続できます。 ・・・という話をできるかどうか。 そこが普通の栄養士さんにはない私の強みです。 毎日トレーニングして、プロテンやサプリ飲んでいる管理栄養士さんがいたら最強ですね。 食事のことについて質問などがあれば、遠慮なくご相談ください。 ただし、献立作りや食事の作り方は栄養士さんへお願いします。  

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大分で年末年始を過ごしました。

新年明けましておめでとうございます! なんて挨拶はそろそろいいでしょうか? 代表の倉園です。 小正月の15日までが一応ルール的にセーフな範囲と言われているようですが、実際10日過ぎて「明けまして・・・」と言われても違和感があります。 いつまで言えばいいのか、微妙なところです。 なぜホームページをリニューアルしたのか? さて、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか? 今年は天気も良く気持ちよく過ごすことができたのではないでしょうか? 私は色々とやることがあったので、この休みを利用してじっくり事務作業をやる予定でしたが、ちょっとした浮気心からホームページをいじったところ後戻りできなくなり、二日かけて、すっかりリニューアルしてしまいました。 おかげでやろうと思っていた事務作業の半分くらいしかできず・・・ それでもホームページも1年以上も形が変わってなかったので、良い機会になったのかな、と思っています。 もっと記事もコンパクトにまとめたかったのですが、そこまでの気力と余裕はありませんでした。 それはまた今度します。 私の年末年始 年末は年内に取得しようとしていた資格(NASM-PES)を頑張って取得し、年始は”年末年始に読もう”と先月購入しておいた本達を3日間で10冊程度ざっと読みました。 マインドフルネスに関する本も3冊読みましたが、「ほぅ!」という感じでしたね。 マインドフルネスについては、後日改めてシェアしますね。 元気にしてるぜ、コノヤロー! そして、年始といえば年賀状。 今年はジムを開始したこともあり、これまでと違う人からの年賀状が来たりして、慌てて返事を書いたりバタバタしました。 その中で、大学時代の友人から「ブログ見てます」と書かれていて、ちょっと動揺しましたね。 見てたのか・・・ オイ、見てるか! 俺は元気にやってるぞ。近々皆で会おう! それでは今年もよろしくお願いいたします。  

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NASM-PES取得!なんとか間に合った・・・

NASM-PESというトレーナーの資格があります。 全米スポーツ医学協会(National Academy of Sports Medicine)という団体があって、そこが認定するトレーナー資格というものです。 基本的にアメリカの資格なんですが、日本ではR-body Project さんを通じて取得できます。 R-body Projectさんは信頼できる日本最高のトレーナー団体ですし、ジムをオープンにするに当たっても研修でお世話になりました。その時もNASM-PESはいいですよ、と言ってました。 そこがオススメするんだから、ちゃんとした資格なんだろう・・・ということで取得をしたわけです。 R-bodyさんのページよるとNASMについて、こう説明しています。 数あるヘルス&フィットネス関連団体のなかで、スポーツ医科学のエビデンスに基づくプログラム提供を行う草分けの存在であり、フィットネス関係者やストレングス・パフォーマンスコーチ、アスレティックトレーナー、スポーツ医療従事者向けに資格を発行するアメリカ屈指の団体です。 PESというのはPerformance Enhancement Specialistのことで、直訳すればパフォーマンスを向上させるスメシャリストということなんですが、これについても 理学療法士であるマイケル・クラーク博士によって考案された、医療従事者が作ったトレーニング指導の資格であることが最大の特徴です。 医科学的な根拠をもとに、あらゆるレベルのアスリートのパフォーマンスを最大限に引き出し、ゴールを達成させ、なおかつ外傷障害のリスクを減らすことを専門とするトレーナーのために考案されました。もちろん、身体の機能向上という点から、アスリート以外の対象者への指導にも応用が可能です。米国のアス レティックトレーナーやストレングスコーチの間で認知が高く、パーソナルトレーナーにおいてはハイランクな資格と位置付けられています。NASM-PES は、ファンクショナルトレーニングに携わるすべての方々に最適な資格と言えます。 と説明しており、パフォーマンスアップの専門家と名乗っている以上、見過ごせなかったんですね。 最後の「ハイランクな資格」というところが心をくすぐりますね。 で、どうせなら今年中に合格しよう、と決めてたのですが、なかなか勉強できず、試験の時間もなかったのですが、昨日の夜なんとかオンライン試験にチャレンジ! で・・・ 無事、合格! 簡単に合格したように見えますが、かなり勉強しました。 オンラインで日本語での解説動画があるのですが、長い! 16章まであって、多分全部で20時間くらいあります。 それをこの1ヶ月で3回見ました。 最後の1回は一昨日と昨日で。家に帰ってずっと動画とテキスト見ながらお勉強。 元のテキストが英語なので、日本語での動画を見る必要があるんです。 日本語でのテキストもあるのですが、結構ざっくりな感じで・・・ これをスラスラと読める英語力が欲しい。   資格試験は資格を取得することが目的ですが、そのために勉強するのがいいですね。 今回も色々と勉強になりました。 なんで一々資格の取得について書くのかというと、あなたにも取得して欲しいからです。 エクササイズに関する知識は、人生でかなりの武器になります。 トレーニングの意識も変わります。 この記事を読んで、100人に一人でも「俺も頑張ってみようかな・・・」という人が出てくれば嬉しいですね。   試験の難易度は高くないです。結果的に言えばそこまで勉強しなくても良かった感じです。 NSCA-CPTやCSCS持っている人なら、ちょっと勉強すれば多分大丈夫と思います。 もちろん NASM-PESならではの問題もあるので、ある程度は勉強は必要です。 お金はかかりますが、それなりにしっかりした資格ですので、取得の価値はあると思います。 メンバーアカウント内にある動画(英語)やエクササイズ動画もかなりの量です。 ファンクショナルトレーニングに興味のある方はチャレンジしてみましょう!      

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ダイエットを成功させるための目標達成方法

代表の倉園です。 私は何事にもスキルは大事と思っています。 運動だけでなく、私生活においてもスキルが必要です。 例えば、目標達成について。 もうすぐ新年、ということできっと新年の抱負なんてものを考えたりします。 単なる希望的抱負であれば、夢物語でいいのですが、それでも夢を具体的に表すということは大事です。 そして抱負が具体的な目標であればベターです。 目標は具体的であるほど達成しやすいです。 そして目標達成のためにもう一つ大事なことが、どんな種類の目標にするか、ということ。 目標には「結果目標」と「行動目標」があります。 ダイエットでたとえましょう 結果目標は「○○kg痩せる」と「○○cm細くする」というもの。 行動目標は「一日1500kcalに抑える」「アイスクリームを我慢」する、というようなものです。 どちらの目標がいいのか? 新年の抱負としては結果目標を掲げるのが普通です。 しかし、結果目標を達成するためには、行動目標を作ることが必要です。 だいたいの人は、この行動目標がない。 そしてもう一つないのが達成期限。これがない目標は意味がない!と言われるくらい期限は大事です。 「いつまでに○○する(結果目標)。そのために○○(行動目標)」という感じで目標は作ります。 「三十日後に5kg痩せる」という結果目標を作り、そのために「夜9時以降は食事しない」「週3回ジムに行く」「外食を我慢する」などの行動目標を作る、ということです。 こういうことはどの企業や組織でもやっていますよね。 売り上げを達成するために、「○○日までに○○(ノルマ)達成!」なんて目標をあげて、「一日200件アポテレ」なんて行動目標を立てるわけです。 目標達成はスキル、というが言われます。 なんとなく目標を立てれば達成できるわけではありません。 スキルはセンスではありません。 目標達成のスキルは身につけたい技術の一つですね。     なお、 30日前に始まったダイエット企画は、昨日をもって終了しました。結果は・・・まだ聞いていませんが、体重10%オフはなかなかハードな結果目標です。 果たして達成できた人はいるのか・・・?

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ヒトの体は左右非対称なのだ

代表の倉園です。 昨日、今日と福岡で身体のお勉強会です。 昨日は、バスだと霧とか事故とか万が一があるかもしれないと思い電車にしたのですが・・・その電車がまさかの遅延! Ⅰ時間遅刻しました。 帰りは帰りでホームを駆け上ったら電車が出て行くのが見えたという、まるでドラマのような展開でした。 おかげでⅠ時間待って次発に乗って、大分に帰ってきたのはⅠ時半。 そんな時間にも関わらず電車は満員でした! さすが福岡!みんな何やってんだ? さて、 今回勉強してるいるのは”肩甲胸郭帯、骨盤帯の総合的な評価とアプローチ” という難しいテーマです。 もともと人間の体には左右差があるよ、というところがミソになります。 心臓が左側にあって、肝臓など臓器の一部が右側にある、と。 肺の形も左右非対称で肺葉の数も左が2つに、右側が3つ。 結果、一般的には人のカラダは左に回旋してるよ、というのが基本的な前提知識。 機能不全や可動域の制限は、ひょっとしたらこんなことが原因かもね、というのが今回セミナーのテーマです。 人のカラダはまだまだ未知のことだらけです。 今回のテーマは、最近ホットなテーマです。 こういうことをやると「今の科学が正しいとは限らないし、20年後には「昔、そんなのあったねぇ」ってなるんじゃない」 と揶揄する意見もあるでしょう。 はい。正直私もそう思います。 しかし、問題は今の段階でどうベストを尽くすかです。 将来どうなってるか分からない、とはいえ今の段階でこんなのがあるよ、と知っておく、考える、ということはすごく大切なことです。 何より、多くの人がこの知識を学んでいるて、学ばなければ学び遅れるという損失は大きいです。 学ぶことはたくさんあります。 でも本当に大事なのは学ぶことでなく、それをどう生かすかです。 今日、昨日の続きがあります。 今回の学びはいつか、あなたに還元できることがあると思いますよ。

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大分の筋トレダイエットトレーニングジムPROTEIOS

猫背の本当の理由 大分で矯正するなら・・・

雪やこんこ?こんこん? この季節になると 「ゆーきやこんこ、あられやこんこーーーねーこはこたつで丸くなるー」 なんて歌が聞こえてきます。 「こんこん」じゃなくて「こんこ」ですからね。 猫さんの背中は丸くなってますが、あなたはダメですよ。 常に背筋をシャキーンと伸ばして綺麗な姿勢をキープしましょう! あなたの猫背の原因は? さて、 猫背を気にしている人は結構いると思います。 ジムに来ている人にはすごい猫背の人はいないようですが、軽い猫背になっている人はいるようです。 猫背を治すには背筋を伸ばせばいいわけですが、なかなか日常生活でそれを維持するのが難しい。 というか、根本的には別のところに原因があるので、背筋を伸ばせない、というところが本当だと思います。 猫背の多くの場合、見えない部分では骨盤が後傾しています。 骨盤と言うのは、3~5度前傾(前の方が低くなっている)しているのが正常ですが、猫背の方では平行または後傾していいます。 骨盤を後傾したまま体を真っ直ぐすると、体が斜め後ろに倒れるような姿勢になります。 それをバランスするために猫背になるのです。 ではなぜ、骨盤が後傾するのか。 結局のところここが問題になって来るわけです。 ここから日常生活が関わってきます。 その人の仕事や骨格、動き方・・・色々なことが原因で骨盤が後傾します。 色々原因がある中で、足の重心の置き方というのも関わっていると思います。 これからはかなり個人的な経験に基づく私見です。 (あまりこのテーマについて書いている記事を読んだことがないので) 足の重心をクルブシより後ろ、つまり踵方向に重心がかかると骨盤が後傾しやすくなります。 重心が踵にかかって、膝が曲がって、骨盤が後傾して、猫背になる。 これが猫背の典型的なパターンの一つです。 なのでこれとは逆に 重心をつま先にかけ、膝が伸びて、骨盤やや前傾となれば、猫背解消!となります。 学生時代、空手の稽古を通じて 「踵に体重が乗ってるのって、運動的にダメだよな(スピードや方向変換を要求されないようなスポーツは別として)・・・」 と気づき、それから足の重心の置き方には注意してきました。 トレーニング指導をする場合は、重心がクルブシとつま先の中間より前に重心があるか、もしくは全体にキレイに乗っているか、確認しています。 されに言えば、外側に荷重されていないかも見ています。 足の前、もしくは足全体に重心が乗っているか、 私の場合は親指付け根を意識して、動くようにしています。 これは全ての種目において確認しています。 ラットプルダウンやアームカール、ダンベルレイズなど足とは関係なくても、こういうのは習慣なので気をつけるように指導してます。 今回は、話が難しくなりました。 ざっと要約すれば ・ 猫背が気になっている方は重心の位置をつま先よりにするといいかもしれない、 ・文章では書くのはちょっと難しいので、ジムに来た時に聞いてくれれば、詳しく説明するよ、 という話でした。

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Vチャレンジマッチのチケットはどこで購入できるの?

代表の倉園です。 ここのジムの会員さんの中には 「これまでフィットネスジムに行ったことがない」とか「これまでの人生ほとんど運動歴なし!」 という人が結構います。 そういう方に対して私はは心から尊敬します。(本当に!) これまでしたことがないことにチャレンジするというのは勇気と決断が必要です。   実は私も昨日、人生初を体験してきました 人生初のプロバレーの試合観戦! 三好ヴァイセアドラーの試合です。 (勇気や決断は不要です!)   プロの試合ははやはり華やかですね。 アマチュアとは違い色々な意味でサービス感が満載です。 空手の大会の殺伐さ柔術のような淡々とした雰囲気とは全く違いましたね。   試合の結果は三好が3−1で勝ったわけですが、各セットとも内容はかなりのシーソー具合でした。 応援する方としては、大差で勝つのも良いですが、接戦を勝つというのは「良し!勝てた!!」という、充実した勝利感があります。 私としては、試合の内容よりバレーという競技を生で見れたことがすごく刺激になりました。 テレビや動画で見るのと全然違いますね。 バレーについてちょっと認識を改めました。 まず第一に(私が思っていたより)フィジカル要素は大きい!、と。 そして、心身共繊細な競技かもしれないということ。 フィジカル面でいえば、身長の高さは如何ともできませんが、打つスピードや切り替えしのクイックネスなんかはトレーニング次第で強くなれます。 あと、セットが長引くとジャンプ力やアタックの力も弱るだろうなと。 一体、一試合で何回全力でジャンプして何回全力で打つのか?結構な数です。 正確に強く跳ぶ、打つというのは結構大変な作業だと思います。 底力がないと精度が落ちるだろうな〜なんて思いながら見てました。 大変な競技ということを(選手には申し訳ないのですが)初めて実感したわけです。   そして、以前から一人一人がどういう動きをしているか気になっていました。 サーブを打った後、どこに行ってるの?とか、 サーブを受ける直前ってどう動くの? アタック打つ人ってどこで準備しているの? 選手によってどらくらい構えが違うのだろう? とか結構色々と。 テレビではボールしか追わないので、選手一人一人の動きが分かりませんからね。 ボールを追って試合を見るのも楽しいですが、ボールを追わないである特定の選手の動きだけを観察するのもすごく面白い観戦方法です。 テレビなどでは選手一人の動きを追うことは難しいですが、生ならできますからね。 ボールと得点だけ見るのはモッタイナイですよ。 バレーはサッカーや野球と違い、コートが狭くスピード感があるので、選手が息を抜ける時間が少ないですよね。あっちこっちとずっとどこかで動いています。 三好ヴァイセアドラーの名物トレーナー、マッチNAGATAも獅子奮迅の活躍!?でした。   フィジカル的な要素が強い競技ほどトレーナーの力量が問われます。 「NAGATAなくして勝利なし」そう言われる日が近いかもしれません。 本日は午後2時から三好ヴァイセアドラーは警視庁と試合です。 試合開始1時間前から入場できます。 試合だけでなく練習風景もかなり面白いですよ。 全席自由で当日2500円(!)とプロ興行としては、チケットも格安! 前売りはインターネットやコンビニの情報端末で購入できます。 ちなみにネットでチケット購入したのも今回が初めて! もし今日、何もすることないのであれば是非行って見てほしいですね。 何かことあると思います!  

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残り2週間でマイナス5kgを達成するには?

代表の倉園です。 本日のブログは豪華二本立て!   ダイエット企画も開始から早2週間。残り2週間となりました。 個人的なことを言えば、先週末のお出かけで瞬間的には2kgの増量。 それを二日かけて元に戻し現在75kgちょうどくらい。目標の70kg以下まであと5kg。 2週間で5kgは、結構厳しい数字です。 でもあと2週間と思えば頑張れる期間でもあります。 2週間で5kを3ヶ月間続けるのは難しいですが、「今回だけ」ということでちょっと無理をして見ようと思います。 具体的には 食事の量を極端に減らして、有酸素を取り入れる。 という普通の王道パターン。 っていうかこれしかないですからね。 今回は多少の筋量ダウンは仕方なし。 モチベーション維持のためにダイエット本を読み漁るというのも取り入れたいですね。   ダイエットなんて結局は自分の脳みそとの戦いですからね。 どうやって奴らを騙すのか、もしくは協力してもらうか。 とにかく、あと2週間なのでできることをやるだけですね。 この時期なので、風邪にかかって食欲減退というのも捨てがたい! 下痢や嘔吐で苦しんで、寝込んでいるだけで3kgは減らせそうだけど、これは最後の希望としておこう。   とにかくやせ我慢して頑張りますよ。  

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こだわりなんてない方がいい?

こんにちは。代表のクラソノです。 先週はスタッフそれぞれのこだわりでした。 私の感想的には盛り上がりがイマイチでした・・・ 復習してみましょう。 月曜のYトレーナーのこだわりは「重さ」でした。 体重にこだわり、挙上重量にこだわっています。 「パワーのためなら病気になってもいい!」 「カッコイイ体なんて二の次!!挙げてナンボよ」 「やせてパワーが落ちるくらいなら、このままでいい!」 ということでしたね。 Aトレーナーのこだわりは、ベンチプレスの重量アップでした。 何としても今年中に120kg超えを目指して、薬物使用も辞さない覚悟です。 私が減量にチャレンジしている中、「今日はどのラーメン屋にしようかな」なんてのんきなことを言ってます。 Kトレーナーは色々個条書きしてましたね。 自重トレにこだわるとか、恋愛にこだわるとか、人の家の時計を止める趣味があるとも書いていましたね。 個人的にはトレーナーへのこだわりも感じますね。 ストレングスコーチでなくアスレチックトレーナーなんだぞ!と。 めでたく試験にも合格して、前途洋々、将来が楽しみです。 Tトレーナーのこだわりはダムでした。 水の味でどこのダムが分かる、と言っていましたね。ほんと大したものです。 魚にもこだわりがあると言ってましたね。淡水魚のブラックバスは食べないと。 やはり海には、こだわりがあるようです。 NトレーナーのこだわりはLINEは絶対しない。でした。 私もLINE歴半年くらいですけどね。 あとトイレでSNSというのも面白い習慣でした。 最近は「なぞかけ」にもこだわっていますね。 多分のそのほかにも色々あると思うんですよね。 自分では気づかないだけで。 「こだわり」はその人の弱点を表す、ということを何かで読んだことがあります。 自分の弱点を”こだわり”とすることで、弱点を正当化していると。 認めたくないことを、「こだわり」とすることで誤魔化しているということ。 そんなもんかもな。 何となく分からないでもないですね。 例えば、洋式便座で小便する場合は座ってやった方が汚れないし、楽なんですが、男のこだわりみたいなもので立って小便している人は多いと思います。 (女性には分からないかもしれませんが、実はこれは事実です!) これも、座ってやった方がいいのは分かっているけど、座ると女性に負けた気がして、そうしないんですよね。 小便の仕方くらいは譲らんぞ!と。 私は座ってやってます。この辺は全くこだわりなし! 今月末のテーマは今年の10大重大事件としておきます。 さて、また明日からは各自好きなテーマで書いてもらいますよ。 一体何を書くのやら・・・リクエストがあれば遠慮なくどうぞ!

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大分の幸せスポット

代表のクラソノです。 昨日、ようやく健康診断を受け、年中行事の一つを終えホッとしています。 胃カメラもバッチリ。 麻酔のおかげで意識朦朧、何をされたか全く分からず、ハイ終了、です。 胃カメラ、恐るるに足りず! 大きな病気は知らない間に忍び寄ってることが多いですし、自分では気付かないので、1年に1回は健康診断やってます。 ガンだって発見されるほど大きくなるには何十年かかってるんですよ。 つまり50歳になって”ガン”って言われた場合、そのガンは、20代とか30代から少しづつ大きくなってるということです。 知ってました? 健康は”幸せ”の基本ですよね。 私は幸せになりたい! そうなんです。 今週のテーマ。私のこだわりは”幸せ” 漠然とだけど、Happyになりたいです。 死ぬ間際に”あー、ほんと幸せな人生だったな”と濁りなく思える人生を送りたいですね。 自分だけでなく、妻や、家族も大事ですし、周りの人も幸せにしたい。 このジムに関わる全ての人が幸せになってほしいですね。 私の努力で幸せになれる人ランキングは 妻>子供>その他の家族>ジムのスタッフ>ジムの会員さん>その他、友達>その他知らない人 だと思いますが、できるだけ末端の方まで影響を広げることができるようになるのが、目標です。 幸せになりたいので、できるだけ物事はシンプルにポジティブに受け止めてます。 悪いことでも、なんとか無理矢理に考えれば、良いことになるものです。 斎藤一人さんの「ツイてる思考」に近いですね。 今日も一日楽しく幸せに過ごせますよーに。(祈)

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1週間で脂肪1kg減らす、一日何キロカロリー増減すればいいの?

1週間で2kg減らす方法を考えてみましょう。 会員の方から 「一週間で2kg脂肪を減らしたい」 との相談がありました。   「はい!承知しました。頑張りましょう!!」 なんて言わないのがPROTEIOS。   はいはい。。じゃ、計算してみましょうかね、、 ということで・・ まず1週間で脂肪1kgを減らすことを考えます。 脂肪1kg=7200キロカロリーが必要になります。 例えば一日500キロカロリー減らす、または運動で消費すれば1週間で3500kcalになります。 これを2倍して、 一日1000キロカロリー減らせば1週間で7000キロカロリー減らすことになります。 先ほど説明したように脂肪1kg=7200キロカロリーなので、つまり、 おおよそ一日1000キロカロリー減らすことで1週間で脂肪1kg減らすことができる計算になります。 ということは・・・ 1週間に脂肪を2kg落とすには・・・ 一日マイナス2000キロカロリーも減らす必要があります! 無理だ! 今の食事から2000キロカロリー減らすとほぼ絶食になってしまいます。 ・・・・・ ここで運動に登場してもらいましょう! 食事でマイナス1000キロカロリー、運動で1000キロカロリー消費することで一日2000キロカロリー分の脂肪が消えて行く計算です。    でも、運動で1000キロカロリーも結構、厳しいですね。 私の体重で10−15kmくらい走る覚悟は必要です。    ということで、 一週間に2kg痩せたい! という願望は残念ながら現実的には無理、ということを理解してもらいました。 せいぜい一週間に1kgがいいところだと思います。 1日マイナス1000kcalなら痩せ我慢すればできそうですよね?

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トレーニングで爽快になれるか?

一度知ったら戻れない この商品が出た時こんなの誰が使うんだろ? と思ってました。 洗剤をちょっと入れるくらい大した手間が変わるわけないし、どれだけ怠け者なんだ!と。 しかし・・・ いやー、戻れないですね。 楽だ。ラクチン。 洗剤を計量する時間なんて一分もかからない手間なんだけど、これを一度使い出せば、もう戻れないですね。 さて、 トレーニングをやり出してコンスタントに週1回以上、3ヶ月程度すれば体が変わってきます。 そして1年もすれば確実に理想の体に近づいてるはずです。 そうなれば1年前の体にはもう戻れません。 トレーニングを続けるしかなくなります。 そういうもんです。   トレーニングは一度習慣になると、やめられなくなります。 以前の自分の体に戻りたくない!という気持ちがモチベーションになるのです。 そうなれば、きっともう戻れません。   ウエイトトレーニングは快楽脳を刺激します。 またあの気持ちを味わいたい・・・そう感じるようになれば、もうそれは中毒です。   先日もどうしても運動したくなって夜九時から1時間程度やってしまいました。 いやーすっきりですよ。 行く前はどうしようかなー、もう九時だしなー。と思っていたんですけどね。 やった後は爽快そのもの。 「ちょっとそこの爽快クン!」って呼ばれれば、即返事しそうなくらいスッキリでした。     今月はウエイトダウン強化月間。 年末年始に向けて、ちょっとここらで本気で体重を落としてみましょう。 一旦、体重を落とすともう元の体には戻れない・・・ そうなると嬉しいですね!   ”Lose weight in 30days"は本日からエントリー受付です。 早めにエントリーした方がそれだけ長い期間減量期間になるので優勝に一歩近づけますよ!!   私はこの二日間しっかり食べてウエイトを増やして、助走をつけてのスタートです。 ズルい?それだけ本気ってことです!!

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トレーニングで重要視していること

会社であの上司とこの上司の言うことが違う、そんなことで悩んだ人もいるかもしれません。 このジムでトレーニングしているとトレーナー間で言っていることが違うことがあります。 なぜか? 各自が自分の経験で経たことを言っているからです。 私が言うことと、他のトレーナーが言うことが違う場合、必ずしも私の表現が正しいとは限りません。 私の場合、姿勢と重心や筋肉と筋肉の繋がりを結構丁寧にみています。 それは、日常生活やパフォーマンスアップにフォーカスしているからです。 例えばスクワット。 多くの教科書では重心はつま先に、膝を前に出さないように・・・と言われていますが, そうすると踵に重心がいきます。 多くの教科書には「重心は踵で」と書かれているので、間違っていません。 でも、私は重心は母子球近に重心を置くことををお勧めしています。 これは私が空手をしていたことに関係してるかもしれません。 空手の格言に「足は親指、手は小指」というのがあります。 力の入れる場所として大事な部位を指した言葉で、腑に落ちたので自分も意識するようにしています。 パワーリフティングとかボディビルダーのように 高重量を扱うのであれば踵重心の方がいいです。 教科書はボディビルダーが書いているものが多いので、どうしても踵に重心を・・・となります。 でも、実際競技や日常生活では踵に重心を置くことはありません。 実は昨日もお客さんを指導していてスクワットの姿勢がイマイチ掴めていないようだったので 「実際に垂直跳びする感じでしゃがみましょう」とアドバイスしたところ、すぐ動きがよくなりました。 良い姿勢作って!と言われて踵に重心を置く人はいないですよね。 高く跳ぶ、速く走る、と言う時にも踵で踏み切ることはないと思います。 ベンチプレスにしろ重さを重要視しないのであれば背中はそらずに、ベンチ台につけた方がいいと思っています。 他の種目にしろ背中の種目以外は背中は反らすべきじゃないと思っています。 でもそうすると重量は上がらないので、そこに葛藤があるのですが・・・ 重いものを挙げることを重視するのか、日常生活や競技を意識するのか、それでトレーニングで着目する点は変わってきます。 こういうのはほとんど本には載っていません。経験や人と話しながら学んできたものです。 会員さんがエクササイズをする目的は様々です。 皆がパフォーマンスアップのためにやっているわけではありません。 目的に応じてアドバイスも変わってきますので、スタッフにはできるだけ細かくリクエストをしてくれれば、それにあったメニューを作成し、アドバイスをします。 さて、 今日は福岡でパワーリフティングの大会です。 当ジムから薬師寺トレーナーと竹下トレーナーが出場します。 パワーリフティングは重いものを挙げる競技なので日常生活やスポーツ競技とは別の要素が大です。 大会の様子を動画撮影してくれるよう頼んだのですが、ビデオカメラはジムにあるし・・・大丈夫でしょうか・・・?  

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奇跡!の部分痩せダイエット

代表の倉園です。 手品を見るのが結構好きです。 単純にすごいですよね。 タネも仕掛けもあるけど、まるでそんなものがないように見せるテクニック。 そしてエンターテイナーとしての話術、見せ方。色々と勉強になります。 最近ではマジシャンではないけど、メンタリストのDaiGoさんはすごいですね。 彼が「私には奇跡が起こせる!」と宗教を興せば信者ができそうです。 奇跡のダイエット!部分痩せ 「二の腕のたるみをなくしたい」「腹凹の腹筋ダイエット」 「背中を鍛えれば、背中のぜい肉が落ちる」「スクワットすれば足が細くなる」 痩せたい部分、引き締めたい箇所を動かせば痩せられる、引き締められる。 世の中には平気でそういうことを言っている人がいます。 残念な事実。 現在の科学的見地では部分やせはできないし、運動した部位の脂肪だけが減るということはありません。 原則として、脂肪は全体的に落ちる。 落ちやすい部位というのはあります。 基本的な考えは体の末端から中心部にかけて脂肪が落ちていく。 手・足が先でお腹やお尻は一番最後です。 感覚的には外からの衝撃を守らないといけない箇所は脂肪がある、という感覚です。 女性にとってお腹やお尻はすごく大事な部分ですよね。だから脂肪で守っている。 結局、長い歴史の中でそういう種が生き残ったんですよ、きっと。 本や雑誌などで「部分痩せできますよ」的な特集を組むのは、売れる企画だから。 逆に雑誌などで思い切って「部分やせはできません!」特集があれば売れると思うんだけど・・ マスメディアの情報は「どういう目的で発信されているのだろう?」と、 ちょっと斜めから見るくらいでちょうどいいと思います。そのくらい情報は偏っています。 ただし、骨盤矯正などでウエストが細くなることはあります。 骨盤の位置を正す→正しい姿勢になる→背筋が伸びて、結果的にウエストが縦に伸びる→見た目に細くなる という仕掛けです。 悪くないですよね、この仕掛けはだまされて見る価値はありますよね。 ただし、本物と偽物のいるから、そこの見極めが難しいところです。 結論! お腹やお尻は脂肪がつきやすく、落ちにくい。 そして、部分痩せは期待できない。 部分痩せができたら奇跡! という事実をはっきりと認識しましょう。 もし「部分やせができます」なんて言う人がいたら、その人の誠実さを疑った方がいいです。 「私には奇跡が起こせる!」と主張する手品師がいたら信用できますか? 手品は奇跡じゃありません。 種も仕掛けもあるし、努力しまくりですからね。 まさか・・・「タネも仕掛けもありません!」なんて信じてないですよね!? 「部分痩せできます」も同じことですよ!

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一体何を考えてトレーニングしているのか?

代表のクラソノです。 先週のスタッフのトレーニング10か条特集どうでした? いいこと言うなぁ、と思わず唸る言葉もあったと思います。 逆に、何言ってんだこいつは?みたいなものもあったと思いますが、それはそれ。 その人の生き様を反映していますし、今、そう思っていてもまた変わるかもしれません。 これが正解!というのはないので自分なりに10か条を作るとすごくいいと思います。 誰にいう必要もないし、ずっとこだわる必要もないし。自分の心で持っているだけで効果は絶大ですよ。 復習の意味も込めて5人分の10か条、50か条を、私の辛口コメント付きで、並べてみました。 それぞれ誰のものか分かりますか? ・自重にこだわる なぜだ?自重の2倍じゃダメなのか?いつか太るかもしれないぞ。 ・自分の身体をコントロールする 100の結果が欲しければ、200を求めて練習すべし。と俺は思う。 ・マイペースでいく まぁ、いいか。良くないけど。 ・ウサギであれ まぁ実際、亀はうさぎには勝てないしね。 ・インターバルの休息 ん、インターバル=休息じゃないのかな・・言いたいことは分からないでもないけど、良く分からないぞ。 ・有酸素トレーニング 必要な人もいるだろう。ミトコンドリア的なメリットもあるしな。 ・自然体でおこなう 横綱が言えば「さすが」と言われるが、幕下が言えば単なるサボりと思われる言葉の一つだな。 ・体験する 指導者としては不可欠だと思う。「学ばざるを教えざる」ってヤツだな。 ・音楽に助けてもらう。 落語はダメだ。昔、柳家喬太郎の落語聞いてやったら面白くて力入らないことがあった。 ・コンディション調整 これは大事だね! ・まずはジムに行くべし!! まぁ、そりゃそうだ。食事の前に箸を持つべし、みたいな。 ・ジムに着いたら、まずは走ってみるべし!! まず体を温めよう、ってことだな。 ・水分補給するべし!! どんな栄養素よりパフォーマンスに影響すると言われているしね。大事! ・しっかりとストレッチするべし!! んーダイナミックストレッチってことだな、これは。きっと。 ・好きな種目からやるべし!! でも毎回、同じになっちゃうぞ! ・いろんな部位を鍛えるべし!! これは大事だね。意識しないと偏るからね。 ・自分の汗も、トレーニング器具もタオルでしっかり拭くべし!! 使用後はペーパータオルを使用して、さっと一拭きをお願います。 ・他人のトレーニングを見て、学ぶべし!! 「真似すべし」、じゃなく「学ぶべし」というところがすごくイイ! ・トレーニング後はシャワーでリラックスするべし!! シャワールームが狭くてスミマセン・・・ ・トレーニング後は好きなものを食べるべし!! これは・・危ない思想だ。「好きなプロテインを飲むべし」にしておこう。 ・あらかじめ1か月のスケジュールを組む 素晴らしい!トレーニーの鏡だよ。さらに3ヶ月、半年、1年の計画があれば完璧だ! ・胸と三頭 背中と二頭 脚と肩の三分割 ベーシックな3分割。いいですね。 ・最低週3回はジムに足を運ぶ(やる気出ないときはうちに帰るw) 回数を決める、っていうのはいい目標ですよね。 ・見た目よりもパワー重視 ルックスは捨てた、ということか。なるほど!じゃ、マスクマンになってもらおう。 ・トレ中はお喋りしない(普段あんなにしゃべるのに・・・) トイレ中?一人で喋ってたら怖いな・・・ ・音楽聞きながらする 気分を盛り上げる方法の一つとしていいと思う。 ・分からないことはレベルの高い人に教えてもらう すごくイイ心得!「自分で調べてから」教えてもらって、「自分で調べなおす」ことがすごく重要ですよね。 ・2か月おきくらいにメニュー変える ピリオダイゼーションってやつね。 ・使う筋肉を意識する 基本中の基本!でもすごく大事! ・インターバルはきちんと休む なるほど。 ・基本は自然の中で使うことを意識してやる(本気) 山籠りがオススメだ! ・楽しくやる イイね。でも最初は嫌々やってても、そのうち楽しくなるってこともある。 ・トレーニグを目的にしない その通り!トレーニングはそれぞれの目的を達成する手段の一つに過ぎないからね。 ・常に新しいことに挑戦する 好奇心なき努力は虚しい。 ・毎回限界を目指す そうなんだよな。そう・・自分に負けないようにしないと! ・短期の目標を作る 結果の測定ができる目標ってことが大事。 ・結果を出してる人の真似をしてみる 盲目的に「真似する」は危険だけど、とりあえず「真似してみる」って姿勢は大事だね。 ・人から見られることを意識してやる これは効果あり。恥ずかしいけど、効果ある。露出すれば、なぜか頑張れる。女性も男性もね。 ・トレーニングがストレスにならないようにする だね。そういう時期もあるかもしれないけどね。 ・トレーニング器具は使ったらキレイにする これも大事!まず汚れないようにしないとね。タオルを敷いたり、グローブ着用もその一つ。 ・毎日欠かせないもの 人生のお供に。でもトレーニングが恋人です!ってのは虚しい・・ ・きちんと食事する 健康面でも大事ですね。きちんと”した”食事はもっと大切かも。 ・たくさん寝る マインンドフルネスなんて言われているしね。休息はすごく大切だ。 ・トレーニングする部位(胸、背中、脚など)を決めて計画的に! 計画立てないと、自分の好きなことばかりしてしまいがち。 ・重いものを持つようにする 重いものを持つことの恩恵は計り知れないと思う。 ・日常生活で怪我をしない なるほど。その通りだ。 ・トレーニングに ”絶対” はない これは守破離で言えば、”離”の境地。絶対はないけど、王道はある。王道を踏襲した上での「離」ってことで。 ・スポーツだ この考えも”あり”です。多分練習が必要って意味だと思う。単に重いもの挙げてすごいだろ、ってことじゃないもんな。 ・人それぞれカラダのつくりは違うから 基本は一緒だけどね。でも”違いを見つける”という観点はすごく大切。 ・三日・三月・三年... トレーニングにおいて「3」はマジックワード。今やっていることは3年後に花開く!と気長にやることは必要ですね。 最後に私の10か条。こちらは自分なのでツッコミなしで、単に復習。 ・目的は強くなること。そのために何をするか考える。 ・頭の先から足の先まで、どこがどう動いているのか意識する。 ・ワークアウトがパフォーマンス向上につながらないと意味がない。 ・良い呼吸をするためには良い姿勢が必要で、動きと呼吸を合わせると ・時間は短く、集中して行う。 ・力、スピード、持久力・・バランスと取れた身体に。 ・休んでもいい。しかし必ず始めることが信条です。 ・自分が食べるものには自分で責任を持つ。今日食べたものが3日後の自分を作るんだ。 ・昨日の俺より、今日の俺。今日の俺より、明日の俺。 ・故障や怪我は一番の敵。5年後、10年後を見据えよう。 また明日からは通常通りの個人ブログになります。 ブログについてコメントなどありましたら、ぜひ書き込みください。

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大分の筋トレダイエットトレーニングジムPROTEIOS

糖質制限中、何を食べればいいのか?

糖質を食べなければやせることができる!ということは分かったけど、結局何をどう食べればいいの? ごもっともです。 理論や理屈はともかく、現実的にはこれが一番大事かもしれません。 残念ながら日本料理は糖質が多いです。 下味にお酒を使ったり、みりんで甘みを出したり・・・意外なところで糖質を含んだ調味料が使われています。 日本料理がヘルシーなんて言われていたのは、ちょっと昔の「油=悪」の時代までです。   さて、この時期からのおすすめはズバリ「鍋」! 私の中ではまさに横綱です。 人参や大根にも糖質が含まれていますし、キャベツや白菜にも含まれていますが、大量に食べない限りはそこまで気にする必要はありません。気になるようであれば人参や大根、ごぼうなど根菜は少なめにしましょう。 サイドでブロッコリーやスプラウトのサラダがあればベストベストですね。 付け合わせはゆでたまごか、蒸し鶏あたりで完璧です。 タンパク質としては、豚肉や鶏肉だけでなく、鮭やタラなどの魚でも構いません。150g〜200gくらいあれば十分です。 シメのご飯や麺類はNGです。 お酒を飲むなら焼酎かハイボールですね。 日本酒やワイン、ビールを飲むのであれば糖質オフのものを選びましょう。 一番いいのは飲まないことですよ!  

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ワークアウトこだわり10か条

こんにちは。代表のクラソノです。 このブログもスタッフが日替わりで書くというスタイルになって5ヶ月経ちました。 毎週1回で月4回くらい。これまで一人20回くらい書いたことになりますが・・・ テーマがバラバラだったので、この人はどんな人?と言うのがイマイチ分かりづらいと思いました。 そこで、今回はそれぞれ同じテーマでブログを書いて見ようと思います。 スタッフ個性というか、差が分かりやすいかな、と。 さて、今週のテーマは・・ 「ワークアウト心得10か条」です。 なかなか硬派なテーマですが、皆がどんなことを考えて日頃エクササイズをしているのか、気になるところです。 まずは言い出しっぺの私から、「こだわりのワークアウト心得10か条」です。 ジムのこだわりにも通じるところがあります。 ちなみに皆に、真似しろ、ということではありませんよ。 ではいってみましょう! 1 強さにこだわる 目的は強くなること。そのために何をするか考える。 たまに重量にこだわりたい、体を大きくしたい、とか思ったりすることもあるし、目的を忘れそうになります。 それでもやはり最後にはここに戻ってきます。”強さ”への憧れ死ぬまでなくならないかもしれません。 2 動きにこだわる 頭の先から足の先まで、どこがどう動いているのか意識する。 特に重心の位置と足先の方向、体幹の位置は、動きの中ですごく重要と思っているのでこだわっています。 日常生活の動きでもすごく大切ですよ。 TRXやViPRなどファンクショナルトレーニンググッズを置いているのも動きにこだわっているからです。 3 パフォーマンスにこだわる ワークアウトがパフォーマンス向上につながらないと意味がありません。 なので、競技動作、日常生活に近い動作イメージでやっています。 基本的にはできるだけ可動域を大きくフルレンジで、スピードを意識してやっています。 パフォーマンスを意識したウエイトトレーニングということについては、人よりすごく意識しています。 見た目には分からないけど、結構こだわっています。 4 姿勢と呼吸にこだわる これには二つ意味があります。 ・良い呼吸をするためには良い姿勢が必要 ・動きと呼吸を合わせると いうこと。 これは空手的な発想かもしれません。 人の呼吸のタイミングを感じることができ、それを意図的に崩すことができるようになるのが理想です。 呼吸がどれだけパフォーマンスに影響するか? ひょっとしたらあまり寄与していないかもしれないけど、意識しないより意識する人の方が強いに違いない!ということで意識していますね。 呼吸の最近のホットなテーマとしてPRI(Postural Restoration Institute)などが話題になりますが、要チェックしています。 5 時間にこだわる 時間は短く、集中して行う。 毎日2時間できればいいのですが、そこまでの時間がありません。週3回程度、1回1時間以内で終わるようにしています。 6 バランスにこだわる 体のバランスだけでなく、力、スピード、持久力どれかが突出するのでなく、全部がそこそこを目指しています。 もちろん全部が突出しているのがベストなんですけどね。 7 継続にこだわる 休んでもいい。しかし必ず始めることが信条です。 私がウエイトトレーニングを始めたのは大学ですが、それから約20年間、数ヶ月単位で全く運動できない(しない)こともあったし、数年間ウエイトトレーニングをしない期間もありました。 ずっと切れ目なくやってたわけじゃありません。 1回だけじゃなく何回も中断して、また初めて、そしてまた中断して、また始めての繰り返しです。 できない時は、今は休む時期!と言い聞かせたような気がします。 社会人なら仕事や環境など色々と問題はあります。 細く長くでも、やらないよりはずっとマシです。 人生山あり谷あり。調子が良い時も悪い時もある。長い目でみて右上がりになっていればいいじゃないですか! 8 食べ物にこだわる 自分が食べるものには自分で責任を持つ。今日食べたものが3日後の自分を作るんだ。 食べ物はワークアウトと同じくらい重要。 自分の体は自分で責任を持たねば。 大学時代に自炊を始めた時から、食事や栄養についてはすごく気にしています。 その頃から栄養学の本とか見てきてるので、食材の栄養素についてはおおよそ理解しています。 しかし、この分野は今も20年前も情報がほとんど変わらない!という恐ろしい分野です。 色々と情報が氾濫してきているので、良し悪しを自分で判断する必要があります。 ある食べ物を評価する場合には、メリットでなくデメリットに注目しています。 オーガニックや良いものを食べろ、ということでなく、何を食べているか意識して食べましょう、ということです。 9 向上心にこだわる 昨日の俺より、今日の俺。今日の俺より、明日の俺。 常に前進したいですね。年齢を重ねても向上するつもりがなければ落ちるだけです。 今日はイマイチだったな、と思った場合は、明日は明日の風が吹く、と気分を入れ替えています。 10 将来にこだわる 故障や怪我は一番の敵。5年後、10年後を見据えよう。 今、無理をするより、ちょっとづつでいいから成長したい。 怪我や障害でつまづかないように注意しています。 不注意一瞬、怪我一生です。 あなた!思い荷物を持ち上げる時、背中曲がってませんか?いつか腰やりますよ! 以上、こだわり10か条でした。  

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糖質制限ダイエットを成功させる4つの条件

そろそろ稲刈りが終わり、新米が店頭に並ぶ時期です。 新米の誘惑には抗うのはすごく大変なことです。 炭水化物の秋と呼ばれるくらい、この時期は炭水化物の食べ物が美味く、ダイエットには難しい時期です。 ダイエット中の方は、この時期をなんとか乗り越えてください! そうすれば春が来ます! 「減量するなら糖質制限!」 ライザップさんのおかげで、いつの間にかダイエットの常識になりつつあります。 しかし、糖質制限について誤った方法や知識が蔓延しています。 正しい知識はどこにあるの?というくらい多くの人が間違った知識を持っています。 今おすすめできる減量の方法としては「カロリー制限」か「糖質カット」しかないと思っています。 糖質カットです。「制限」じゃなく「カット」。厳しくカットする。 ご飯を抜くだけ、という話でなく、できるだけ糖質をカットして一日30g程度以下に抑える方法。 例えばライザップさんがこの方法で結果にコミットしているわけですが、別にライザップさんが考えたわけでなく、従前からの王道的な減量方法です。 ケトジェニックとかケトン体ダイエットと呼ばれることがあるようです。 カットするのと、ちょっと制限するのではエネルギーの近い方が全く違うので、ここは抑えておきましょう。 一般的な、”いわゆる糖質制限”はカロリー制限の部類に入ります。 一日の食事からご飯やパンをカットするという方法ですね。 脂質やタンパク質の量を減らすよりはいいですが、この「炭水化物を抜くだけダイエット」をすると「アタマが冴えない」とか「体調がすぐれない」「元気が出ない」となります。 「やっぱ炭水化物カットはダメだよ」となりますが、これは糖質を制限したためでなくカロリーを減らしたため。 重要なので繰り返します。 「フラフラする」のは糖質がなくなったためでなく、カロリーが足りないため。 ちなみに、糖質と炭水化物の違いは炭水化物=糖質+食物繊維 ですが、ダイエットの話ではほぼ同じ意味と思っても構いません。 さて、 結論を先に言いましょう! ・糖質は極力カット。一日30g以下を目標に!(必須条件) ・カロリーは減らさない!(重要!) ・タンパク質と食物繊維やビタミン、ミネラルを摂取する(大事!) ・水分を多めにとる。 これが、糖質カットダイエットを成功させる4つの条件です。   もし、挫折しそうな場合は段階を踏んでください。 第一段階:食べて良い物と悪い物を覚える。新しい食生活に慣れる。摂取カロリーは変えない。(むしろ増やすつもりでしっかり食べる!) →食べても太らない!と驚く。 第二段階:食生活を整える。今後数カ月の食生活の基本を作る。当然、暴飲暴食は控える。 →ここで一気に減ります。 第三段階:ちょっと摂取カロリーを見つめ直す。これでグッと体重が減ります。 →目標体重まで最短距離! 第四段階:体重をキープする。 とりあえず2ヶ月くらいはキープです。ここが頑張りどころ!ここを過ぎればその体重はあなたのものになります! ここで負けたら元通り、どころか元どうり以上の体重になってしまいます! 第五段階:食生活に炭水化物を少し戻す。 完璧な食生活の完成! というわけです。 年末まであと2ヶ月ちょっと。マイナス10kg目標にやってみませんか?

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遅筋はバルクアップするのか?

白状しますが、子どもの図鑑を見ていると知らないことだらけです。 先日も、ええーっ!となりました。 ウシのページのインデックスに「クジラウシ目」とあります。 なんと! ウシとクジラがクジラ偶蹄目という一つの仲間だと書いているんです! 知ってました? 以前は当然別の生き物と思われいたのですが、DNAの遺伝子研究で分かったらしいのです。 子ども図鑑おそるべし! さて、生物には色々な分類がありますが、 人の筋肉にもいくつかの分け方があります その代表的な分類の一つが速筋と遅筋に分ける方法です。 速筋は時間は短いけど強い力を、遅筋は力は小さいけど長く力を出すことができます。 スポーツで言えば、ウエイトリフティングや100mなどの短距離は速筋が活躍し、マラソンでは遅筋が使われます。 ちなみに速筋は筋肉の中で白く見えるので”白筋”、遅筋は赤いので”赤筋”とも呼ばれています。 ヒラメなどの白身の魚は瞬発力に優れた速筋タイプ、マグロなどに代表される赤身の魚は長い距離を移動する遅筋タイプとなります。 人の筋肉の中にはこの速筋と遅筋とその中間の筋肉が混合しており、その割合は遺伝的要素が大きいと言われています。 箱根駅伝に出るような人たちは遅筋タイプの筋肉が多いと思いますし、ボディビルダーのほとんどは速筋タイプでしょう。 では、遅筋タイプの人はバルクアップできないのか? 以前は遅筋はバルクアップしづらい、と言われていましたが、現在では遅筋も大きくなるということが分かっています。 人の体は短期的にも長期的にも環境に適応します。 バルクアップの基本条件は、短時間に強い(重い)刺激を与えること。 ですが・・・遅筋については、10~20レップのような中負荷高回数の刺激によく反応するとも言われています。 とは言え、現実的なところで駅伝選手がボディビルダーのような体になるのは難しいかもしれませんが、 それでも”普通の人レベル”を超えた、かっこいいカラダにはなることはできます。 大事なことを言いますよ。 人は人。自分は自分。 誰しもがシュワルツェネッガーになれませんが、それはどうにもできないこと。 それを嘆いても仕方ないです。 正しいやり方でエクササイズすれば、それなりの体にはなれます。 自分でできるだけのベストを尽くすだけです。 クジラは「あー、僕はウシが良かったな・・・」なんて嘆いていないと思います。 ちなみに鯨偶蹄目にはウシの他、カバやキリン、シカ、イノシシもいます。 共通の祖先を持った生き物で、環境に体が適応した結果が、今の見た目になってるということです。  

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プロスポーツ選手とタバコと酒と食事と・・・・

代表のクラソノです。 プロ野球も日本シリーズに向け、クライマックスシリーズも大詰めです! さぁ、今年はどこのチームが日本一になるのか! 元野球少年だった私は夜も眠れません!! って、わけじゃないですね。 全く気になりません。(笑) 個人的な話、私はどこかのプロチームを応援するということはほとんどありません。 好きなチームや頑張ってほしいチームはいますよ。 例えば、カープは好きですね。 選手を育てて地道に頑張ってる感じで、小さい頃から好きでした。 ファンとはちょっと違いますけどね。 さて、 この仕事をするようになって、プロの選手の専属トレーナーやオリンピック選手を世話している人、プロチームに所属しているトレーナーなどから、いわゆる”プロ選手”と言われる人たちの日常や練習について話しを聞くことがあります。 いつも思うのは、プロ選手なんて言っても、高い意識を持ってやっている人はそう多くない、ということ。 自分のパフォーマンスを上げるため選手寿命を延ばすため、何をすればいいのか。 自分で食事を管理できて、トレーニング内容も理解している人がどれだけいるのだろうかと。 アマチュアや趣味でやっている人の方がよほど意識が高い人がいます。 プロの選手でもタバコを吸う人はたくさんいるし、競技前にラーメンやお菓子を平気で食べる人もいる。 次の日に試合があっても酒を飲んだりしているわけです。 練習が終われば体のケアをせずに、街へ繰り出したり。 アマチュアの選手でも少しでも良い記録を出そうとして、試合近いになると体調を整える努力をするのに・・・ そんなものか・・・ 食べ物にしろ、あまりの知識のなさに驚かされます。 今、自分が食べているものが体にどう影響するのか、ある程度は理解すべきでしょう。 「そんなの俺の仕事じゃないし。栄養士さんが考えること。それがプロ選手だよ」 「結果が全て。結果が出ればいいんだよ」 と開き直る選手もいると思います。 じゃ、飲みに行かず、お菓子を食べす、ちゃんと栄養士さんの管理しているものだけを食べろよ! ということなんですけどね・・・ 何のためのトレーニングをしているのか分からずに”やれ”と言われたトレーニングをする。 (要所でトレーナーの目を盗み手を抜きながら!) 一体、誰のためにトレーニングをしているのか・・・ プロ選手というのは、そんなことを知らなくてもある程度のパフォーマンスを出せる能力、才能がある、というのが曲者です。 中学、高校、大学となんとなくやってきてそれなりの成果を出している。 タバコを吸っても、トレーニングをさぼってもそれなりの結果を出してきた。 自分の能力を最大限に発揮できる食事や、一年でも長くプレーする方法を考えたり、寝る前にメンタルトレーニングをしたり、練習以外でもできることは色々ありますが、それを探求しない。 それをするのがトレーナーの仕事でしょ?と言い訳しているような気がします。 もちろん意識が高い選手もいますが、ここで言っているのは、そうじゃない人がプロにもたくさんいるよね、って話です。 まぁ全ては自分に返ってくるし、自分の責任なので私がどうこう言う話ではないけど・・・ お金をもらっているからプロ、っていうのでなくて、子どもに夢を与える存在であって欲しいですよね。 ボディービルダーなんて、頼れるのは自分しかいないので、食事やトレーニングなど全てを自分で管理しています。 そういう意味でビルダーはすごくリスペクトしています。 (でも残念ながら子どもに夢は与えられないのだ!) もし、そういう人の集まるチームがあれば、心から応援したくなりますね。きっと。 頑張れ!プロ選手。 もっと素晴らしいプレーで子どもたちに夢を与えてくれ! 試合後に飲み屋でビール飲んでたらガッカリだぜ。

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ビルダー鈴木雅と大分

先日、地上波テレビでターミネーター4やってました。見てませんけどね。 ターミネーターといえば、アーノルド・シュワルツネッガー。 ターミネーター4には出演していませんが、彼はミスターオリンピア6連覇という突出した世界一のボディビルダーなんですが、このシュワルツネッガーがこう言っています。 限界は心の中にしかない。心の中で描くことができれば、それを実際に達成することはできる。 この言葉はナポレオンヒルやジェイアブラハムの言葉として知っている人もいるかもしれません。 シュワルツネッガーが自分の言葉としていったのか、引用したのかは不明ですが、彼は常に将来の自分像を描き、そして実現してきました。 オーストラリアから、ターミネーターでの登場シーンのごとく裸一貫でアメリカに渡り、ボディビルダーとして世界一になり、俳優として、政治家や実業家として成功してきたのです。 トレーニングにおいても挙げることができないと思う重量も「挙がる!」そう信じて、限界を超えるハードなトレーニングであの体を作ったんだと思います。 トレーニングの世界では、本当の体の限界と自分で思う限界とでは、かなり大きな違いがあることが知られています。 心理的限界、肉体的限界とか言われています。 ほとんどの人が、本当の限界を試すところまでは一度もいきません。 それよりもずっと手前、自分で決めた限界の中で必ず止まってしまうのです。 「これ以上酷使するのはやめとけ、やばいぞ!」 と脳が命令し、体が素直に反応してしまう。 この壁をいかにして破るか、脳の命令をいかに無視するか、ビルダーは常に戦っているわけです。 「なんのためにするの?」と小笑いする人もいますが、揶揄する前にお前がやってみろ!あんな体になってみろ!と言いたいですね。 ちなみに先日、日本でのボディビルダー日本一を決める大会がありました。 これに優勝した人が、自分の限界を日本一突破できたビルダーと言えます。 結果は・・大方の予想どおり鈴木雅(まさし)選手の7連覇! 「鈴木雅!?誰?」と普通の人は知らない名前だと思いますが、すごい人なんですよ。 とりあえず名前だけでも知識として知っておきましょう。 噂では大分とも縁があるとか、ないとか・・ そういえば、このジムにはマサ薬師寺、マサ永田がいるし、自分の子供に”雅”と名付けた人もいるんですよ。

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ダイエッターよくある言い訳

明日が当たり前に来ると思うなよ! 私が空手を始めたばかりの頃、道場の黒帯の先輩が 「クラソノくん、30歳までが勝負だよ。それまでにどれだけ強くなれるか、だよ。」 という話をしてくれました。 その先輩にしてみればなんて事のない一言だった思うけど、まだ10代の空手少年の私には響きました。 そして今言えることは、 「強くなれるうちに強くなっておけ。やれるうちにやっとけ」 ということ。 何かを習得する場合には、短期間に集中して行う方が絶対に良いです。 例えば5年間で500時間、何かを練習する場合、 一人は1年160時間をコツコツ5年間。 もう一人は2年間で500時間練習して、その後3年間は1年に100時間程度練習。 合計は二人とも800時間 この場合は、後者の方が絶対的に強くなれる。 今、柔術を始めて3年くらいですが、集中できずに、ダラダラ続けている感じです。 この3年間で何時間練習しただろう? 集中してやれば、1か月に満たないかもしれない。 運動に限らず、勉強もダイエットでも、何かをやるときには短期間に集中すること。 そして、やれるときにしっかりやること。 いつ、何があるか分かりません! あなたは当然のように明日が来ると思っている(私も思ってます)けど、今日と同じように明日が来るとは限らない。 明日は体調が悪いかもしれない。 来年の今頃は入院しているかもしれない。 5年後なんてどうなっていることやら・・・ さて、ここで二つ選択肢があります。 どうなるか分からないならと何もしない人。 もう一つは、将来どうなるか分からないから、今やれることをやる人。 あなたはどちらを選びますか?・・・もう分かりますよね。 今やれることをしっかりとやる。 やれるときにやれることをやる。 これしかない! トレーニングやダイエットも同じです。 「今やっておかないと、明日はできないかもしれない」 そう思って毎回のワークアウトに集中してください! ちなみに、似たような言葉ですが、 「今日、好きなものを食べておかないと、明日は食べることができないかもしれない!」 というのはちょっと違いますからね。 これは単なるダイエッターの言い訳ですから!勘違いしないように!!

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羽生選手のCMから学ぶ

何のコマーシャルで誰の言葉か覚えていますか?(今もまだやってるかもしれないけど・・・) 「できなかったら、できるまでやる。できるようになったら、完ぺきにできるまでやる。完ぺきにできるようになったら、何度でも、完ぺきにできるまでやる」 フィギュアスケートの羽生選手がアミノバイタルのコマーシャルの中で語る言葉です。 実際に羽生選手が考えたのか、CMのライターさんが考えたのかは分かりませんが、すごくいい言葉だと思います。 さて、代表のクラソノです。 今日のテーマは”人の記憶はあてにならない”という話、ではありませんよ。 私が今夏に参加したFMSの提唱するモットーが 『move well. move often』 これを高校生風に直訳すれば、「上手に動け、しばしば動け」ということですが、私は 「正確に動け、(それができたら)たくさん動け」 という意味に捉えています。 (FMSって何だっけ?という方はこちらの過去記事をどうぞ→あなたの体を評価します )   ワークアウトにおいて最も大切な事。 それは結果を出すこと。 競技者でも、ボディビルダーでもダイエッターでも。 大げさに言えば結果が出れば、どんな方法でも構わないと思います。 (常識の範囲でね。違法な薬物とかは論外ですから!) めちゃくちゃなフォームだろうが、なんだろうがそれでカッコイイ体ができればそれでいい。 人から笑われるフォームだろうが、それでキレイなスタイルになればそれでいいんです。 逆に、教科書どうりのフォームでやっても重いのが上がらなかったり、いつまで経っても筋肉がつかないのであればそれは意味のないエクササイズ、自己満足にすぎません。 そして、もう一つ大事な事が怪我、障害。 競技者は怪我のリスクはできるだけ避けなければならないし、ボデイビルダーでも怪我をせずにいかに筋肉に刺激を与えることができるか、そして歳を取ってもその体を維持できるか、それが一つの課題になってきます。 怪我を防ぎつつ、結果を出す。 そのために正確な動きが要求される、とうことなんです。   自己流でも、めちゃくちゃしても怪我をしない人はいます。 でも、それを自分の体で試す冒険は必要ありません。 これまでの過去の先人達が怪我をし、失敗を繰り返しながら、時に成功しながら 「こうするのがいいよね」「これはダメでしょ」 というものが大体分かっています。 その方法が最大の効果をもたらすわけじゃないんだけど、 怪我と結果の最大公約数的に今のところベストだと思われているフォーム、方法があります。   まずは正確なフォームを習得する、 のでなく、 その前に可動域や自分の体の弱い部分をチェックし、修正することが「完璧にできるようになる」ために大切になってきます。 FMSはそのための簡易的なツールです。 とうことで、希望者がいればFMSしますので、「FMS・・・」恥ずかしそうに口頭で言ってください。 スタッフの練習も兼ねているので、しばらくは無料で行いますが、そのうち有料にする予定です。 繰り返すますが、FMSではパフォーマンスは計測できませんよ。 頑張って良い点を取るテストではありませんので。ご了解を。  

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