
ココロの筋トレ
私には二人の小さな子どもがいます。 二人ともすごく素直で良い子に育っているとは思うのですが、それでも月に何回かどうしても怒りたくなることがあります。 普通に生活して、仕事して、人と接すれば何かしら"プンプン"なことはあると思います。 その相手は上司かもしれないし、部下かもしれない。友達かもしれないし、配偶者かもしれない。 接する機会が多ければ多いほど意見が衝突する機会も増えます。 でも本当は皆、怒りたくないんですよね。 私も怒ったあとでちょっと自己嫌悪になります。 あー、またやってしまった・・・と。 怒ったところで何の効果もないと思います。 それより、もっと効果的な方法はたくさんありますよね・・・ でもそれが難しい! で、怒り管理講座が人気らしいです。 その名も アンガーマネジメント! アンガーマネジメントとは、 ・怒る必要のあることを上手に怒るようになること ・怒る必要がないことは怒らない。 というための心理トレーニングの一つです。 1970年代にアメリカでできたと言われています。 アンガーマネジメントの本も数冊読んでみましたが、あまりしっくりこないんですよね。 「怒りの感情のピークは長くて6秒」 「怒りをやり過ごす」とか「アンガー記録をつけよう」 とか、システマティックな感じです。 そもそも怒りを管理する、というあたりがいかにもアメリカン!な感じです。 で、このアンガーマネジメントは本家アメリカでは男性の受講者が多いそうですが、日本では圧倒的に女性が多いそうです。 日本の男性には受け入れづらいな、という感じ、なんとなく分かります。 そんな中、最近「!」と思ったのがこれです。 マインドフルネス! グーグルやアップルでも採用・・なんてことで、近年話題だったので、以前から気にしていました。 そして年末年始にちょいと本を3冊ほど読んでみました。 マインドフルネスを一言で言えば、 「今、この瞬間」に意識を向けること。これに尽きます。 3冊の本を読んで、これしか覚えていないくらい。 マインドフルネスと禅は親戚みたいなものです。 禅は「無」を求めるが、マインドフルネスは雑面も含め「今の自分」を見つめます。 マインドフルネスは心の筋トレなんて言われています。 そして、マインドフルネスとヨガはすごく繋がっています。 「ヨガ」の思想の一部分にマインドフルネスがある、という感じでしょうか。 今のマインドフルネスブームはビジネスとして作られたブームの匂いもしますが、ヨガの世界では以前からマインドフルネスの概念はありました。 マインドフルネスを一生懸命勉強する、という勉強会もあるようですが、本来はそういうものではないと思います。 やることは一つだけですから。 「今、この瞬間」に集中する。 まさに今この瞬間だけに集中して、自分を見つめて、解放すること。 過去のことも将来のことも考えずに、今に集中することで、ストレスが解放されます。 どんな作用があって、脳波が・・・なんてことは大学の研究者に任せて、私たちは小難しいことを勉強する必要はありません。 「いやいや、そんなこと言っても、よく分からないんだけど・・・・」という人はとりあえず、手っ取り早くヨガをやってください。 体操としてのヨガでなく、思想も含めてヨガを知ってください。 本日は夜ヨガ。 ヨガへの入口としてすごくオススメです。 体が硬くでも構いません。 柔軟性を競うものではありませんし、人と比べるものではありません。 そうです! 今の自分の状態を見つめるもの! そのための呼吸であり、ポーズです。(多分) ヨガ初めての方もせっかくなのでチャレンジしてみましょう! 男性にも強くオススメします。 人が多くなればオトコヨガするように先生にお願いしてみますよ! 体験の申し込みはこのメールやLINE、facebookや電話でも承ります。 で、ヨガのついでに”からて”(ひらがな)もどうぞ。 実は個人的な一番のオススメは”からて”なのです!