”引き締まった身体”ってどんなカラダ?
クラソノです。 ちょうど今オリンピックで様々な競技が行われていますが、それぞれの競技で特徴的な体型があると思います。 あなたの理想の身体はどの競技でしょうか? もちろん同じ競技でも個人差はあります。 人種による各国の違いもあります。 しかし、ほぼどの種目においても、引き締まった身体というのは共通していると思います。 (体重があった方が有利な種目を除き) この「引き締まった」という曖昧な表現。。 何が引き締まったているのでしょうか? ・筋肉がキュッっとなっているのでしょうか? ・脂肪が小さくなっているのでしょうか? ・それとも脂肪が少ないのでしょうか? ・全部が密になっているのでしょうか? さて、どれでしょう? もし、筋肉そのものが小さくなって引き締まる、と思って筋トレをしているのであれば、残念・・。 本当に残念です・・ 筋トレをすれば筋肉が引き締まる そう思っている方もいるかもしれません。 筋トレをすれば身体が細くなる。 それはあながち間違いではありませんが、筋トレで筋肉は基本的に細くなりません。 筋トレで身体が細くなるメカニズムは2つ。 ・筋トレをして筋肉量が増える→基礎代謝が上がる、運動量が上がる→消費カロリーが増える→やせる もう一つは内側、内分泌系的なもの ・筋トレをするとなんかのホルモンに作用する→身体の状態や代謝がよくなる→やせる です。 基本原則:筋トレをすれば筋肉は大きくなります。 基本的には。 です。 しかし、です。 大きくならないのが現実です。 筋肉を大きくするのは本当に大変なことなのです。 かなりのハードは筋トレと大量のタンパク質をもってしても、一年間でどれだけ増えるか・・ これが五年、十年と続けば少しは大きくなるかもしれません。 さらに残念なことに、20代でも放っておくと筋肉は減っていきます。 はい、何もしないとどんどん細くなります。 「やったー!何もしないで細くなるんじゃん!!!」 って思った方は。もう一度このブログを上から読んでください。 1分前に行ったことを忘れていますよ。 筋トレをしない→筋肉がへる→基礎代謝が落ちる、運動量が減る→消費カロリーが減る →(想像にまかせます) です。 一年、二年ならいいでしょう。 細くなって喜べばいい。 (肩こりや腰痛になるかもしれないし、他の不調もあるかもしれないけど) でも、あなたが見るのはもっと先。五年後、十年後です。 次の次のオリンピックか、その次くらいにキレイで健康な身体でいれるように今やっているのです。 さて、本題です。 筋肉は簡単には大きくならない、 という話をしましょう。 (1分前にお話しして)ご存知のとおり、年齢とともに筋肉量は減ります。 これは抗えない事実。 でも努力によりカバーをすることはできます。 というか、その努力をしない限り、老衰するだけです。 まじで。毎日少しだけなので気づかないだけ。 年間1%としても10年で10%です。20年で20%。 年間2%としても、こんな少しの差は日々気付くわけがない。 だからヤバい。 そーっと忍びよってくる。少しづつ脂肪が侵食してきます。 細い身体に憧れるかもしれまんせんが、えてして憧れているのはもう十分に細い人が多い。 あなたに求めて欲しいのは「健康的な身体」なのです。 もう十分細いし、綺麗なので、もっと健康的な身体になりましょう!と。 もちろん個人の価値観はありますし、否定はしません。 細さ至上主義だとしたら、ちょっとだけ「健康」や「将来」という面で捉えてみましょう。 5年後、10年後を見据えて、今すべきことをやりましょう。 「今」キレイになりたいのは知っていますが、 「今」だけを追い求めると「将来」が見えなくなります。 子どもたちにも「今、楽しみなさい、勉強しなくていいから、今遊びなさい!」 なんて言いませんよね。 そんなことを毎日していたら、 1ヶ月後、夏休みの終わり間際になって大変な目に遭います。 あなたも同じ。 ちょっと先の未来を考え、行動しましょう! 「将来なんてどうなるか分かんねーし、今が、楽しければいいんじゃね?」 なんて若者みたいなことは言わないでくださいね。 あ、最後になりましたが、 もし、 筋トレで身体が大きくなったな、、と感じるのであればまずは、 「脂肪かもしれない・・・」と疑った方がいいです。 考えたくないかもしれないけど、信じたくないかもしれないけど、嘘であって欲しいけどきっと真実です。 ”大きくなったかも・・・” そう感じたときにやめるのは、筋トレでなく間食です! 変更するのは筋トレのメニューでなく、生活習慣ですよ! 筋トレをして引き締まるのは脂肪が減るからなのですよ。 がんばれ、ニッポン。 がんばれ、ジブン。