管理されたいダイエッターたち
子どもがコロナになりまして、、家でじっとしていることを強いられているクラソノです。 【ホモデウス 】 ホモデウスという本を読みました。 これです。 読んだというか、オーディブルで聴きました(笑 ちょっと前の本なのですが、なかなか面白い本でしたね。 つい引き込まれます。 著者は ユヴァル・ノア・ハラリという人。 サピエンス全史とか、21Lesoon を書いた人です。 どちらも面白かったので、いつか読もうと思ってたのですが、やっとです。 それも読まずに聴いたのですが、、 サビエンス全史では人類の歴史、過去の人類の歩み。 21lessonsでは現在の人類がテーマでした。 そしてホモデウスでは 「人類はこれからどうなっていくのか?」 みたいなことがテーマです。(多分、そんな感じ) 【コンピュータによる管理社会】 その中でAI化というかコンピューター化というか、データ社会というか、 つまり、 技術的には私たちのやることが全て管理できるようになるよ、 という話がありました。 今でも、僕らが何を買って、どこに行ったか、なんてのはある程度分かりますよね。 アマゾンや楽天の履歴、スマホのGPSなどを追えばある程度分かります。 そういうのを嫌がって監視社会とかいう人もいますが、僕はあまり気にしていません。 僕のことなんて気にする人は誰もいないし、知られたところで、別に困らないですから。 例えば筋トレやダイエットにしても、僕らはあなたのことを知るほどに良いメニューを提案できる可能性があります。 あなたの運動歴や食事歴、体重の変動、嗜好や職種そういう情報があるほど正確なメニューができる可能性があります。 知られれば知られるほど、欲しい情報や望ましいサービスが提供されるのが今の世の中です。 (ということも本の中で色々と例示されています) 今のところ可能性ですけどね。 管理されるのが嫌、っていうのは単に感情的になんとなく嫌、ってだけで実際、便利だと思います。 実際、そういう社会になっていく可能性もないこともないです。 いや、むしろ逆にもっと管理されたいくらいかもしれません・・・ というお話をしていきます。 【自由に買い物ができない社会 】 例えば、 あなたが自分で指定したものを”買えなくする”ことができたら、と考えてみましょう。 ちょっとお腹が減ったので、コンビニに寄ったとしましょう。 何を食べようか、買おうかとぐるっと一周していたら、見たことがないアイスクリームがあったので買うことにしました。 で、レジに行って買おうとしたら、店員さんから「これはあなたには販売できないようになってますよ」、って言われる、みたいなことだってできるのです。 あなたがお菓子や菓子パン、アイスクリームなど、買いたくない商品のコードを登録するとその食品が買えない仕組みだって作れます。 コンビニでお菓子を買おうとしたときにレジで警告音とか決済できないとか、何かしらお菓子を買えないようにすることは可能です。 アメリカの映画でありますよね。 ホテルのコンピュータにハッキングして、誰かのクレジットカードを使えなくする、とか宿泊名簿から外すとか。そういう感じです。 こういう仕組みがあれば、あなたはお店で菓子を買うことができません。 【1ヶ月の購入履歴から買い物を制限することも】 さらに あなたの購入履歴から1ヶ月の摂取カロリーを計算し、目標とする摂取カロリーを上回る買い物をできないようにすることもできるかもしれません。 PFCバランスが崩れていると買い物できないようにだってできるはずです。 今日の買い物はタンパク質500g。脂質100g。炭水化物は1kg分で買い物をする、みたいな設定だってできるでしょう。 なんなら買い物の自動化だってできそうです。 【無駄な買い物を減らす仕組み】 こういう仕組みがあれば、自分の意志とは無関係に無駄な買い物をすることはなくなります。 買おうかな、どうしようかな、とか迷うことはないはずです。 だって買えないんだから。 最初から諦めますよね。 現時点でも技術的にはある程度可能と思いますが、幸か不幸か、現時点ではこんな仕組みを採用している店はありませんけど。 【思い込め!】 だから、自分の頭の中で空想してください。 思い込んでください! 自分の中のルールとして、 「私は甘いものが買えないシステムの社会にいる」 と思うことができれば、最初からお菓子を食べよう、なんてことは思わないはず。 どうせ買えないんだから、と思うことで無駄な買い物もしないはずです。 【環境や習慣が大事】 あなたは何を買うか、何を食べるか、あなた自身が決めていると思っているかもしれませんが、実際の決め手は環境です。 僕は大学時代に無駄なお金を使わないように、お金を全く持たずに外出する習慣にしていました。 そうしないと無駄なものを買ってしまうので。 人は管理されなければ、弱い自分や欲しがり屋さんの自分に負けてしまうのです。 なんとかして、 やるべきでないことはできないような環境を作り出すしかありません。 【食事管理をして欲しいですか】 ダイエットでもそうです。 僕らは食事のことをあまり言いません。 本当はあーだこーだ言いたいこともありますが、基本的にはお任せしています。 言われたくない人もいるだろうし、言われたい人は聞いてくるだろうし。 でも、本当はあなたが管理されたい、と思っていることを知っていますし、そういうサービスもやっていってもいいと思っています。 そして、その場合はある程度、高い料金設定をしないと本気にならないことも知っています。 もし、ご希望の方がいれば、お申し出ください。相談しましょう。 そして、 やっぱり長期的に見れば”自分を管理する方法をマスターする方が絶対にいい”のは間違いありません。 【考え方次第です!】 行動は意志で変えることはできません。 まずは、そこを認めましょう! そして、意志よりも、 仕組みや環境づくりの方がよほど大事ですし、考え方が最も大事です。 「私は甘いものが買えない」と考えることができれば、もうダイエットは成功したようなもの。 【あなたは見られてます!】 22世紀になったと思って、あなたの買い物や食事がすべてモニターされていると思い込んでください。 あなたがコンビニやスーパーで買っちゃいけないものを買おうとするとブザーがなります。 【あなたは見られている】 あぁ、そうですね。 そういう仕組みの社会が想像しづらいなら現実的な想像をしましょう。 後ろに並んでいる人や店員さんから注意されると思ってください。 あなたが買い物していたら、僕が入ってくることを想定してくれてもいいですよ。 僕が店長で監視カメラで見ていると思ってください。 僕は、あなたが何を買うのか、カラダにいいものをバランスよく買っているか確認にしていると思ってください。 いや、本当に入ってくるかもしれないし、どこかで見てるかもしれません。 そう思うだけでも、ほら、ちゃんとしたものを食べよう、という気持ちになってきたと思います。 いや、今週は大丈夫!家でじっとしているはず!! なんて思っているかもしれませんが、お店で会わないことを祈りましょう! いつか会いますよ。 そのときにあなたのカゴには何が入ってるのか、、 いつどこで見られてもいいものを買ってください。 ダイエットしたいなら、いつも、そう思って買い物をしてください。 その菓子パン、カロリーオーバーでレジでブザーがなるかもしれませんよ。大丈夫?